十年以上に渡って当会出前授業を受け入れてくださっている帯広市・森の里小学校で、今年も4年生を対象に馬の出前授業を実施いたしました。
コロナ以降、ばん馬の出張について、ばんえい振興室からの許可が未だ下りないため、今回も当会所有ポニー・エクレアでの授業となりました。
例年のごとく4年生を対象に、まずは教室で社会科「北海道開拓と馬」の授業を。かつて北海道のみならず世界中で活躍していた馬車・馬橇や、農耕・馬搬の場面などの写真を見ながら、往時の人々の暮らしと、それに関わった馬達について学んでもらいました。
教室での、この授業の後は、お待ちかねの「馬とのふれあい体験」。前述のようにポニーのエクレアを使っての授業でしたが、その名の通り最初はエクレアに直に触って、その手触りや体温を実感。「柔らか~い」「あったか~い」と歓声をあげて大喜び。その後は、これも最近の出前授業の定番となった「馬の食べない草当てクイズ」にチャレンジしてもらいました。
いつもは、我々が用意した10種類ほどの草の中から「馬が食べる草」を選んでもらうのですが、今回は趣向を変えて「馬の食べない草」を選んでもらうことに。自分たちで選んだ草をエクレアの口元に差し出し、エクレアが食べなければ見事正解!! 正解できずエクレアが食べてしまっても、それはそれで「食べてくれた!!」と子供たちは喜ぶので、正解、不正解いずれでも皆が喜ぶ楽しいクイズとして大好評を得ることが出来ました。