【参考写真】カレーの学校給食例=2011年7月
出典:フリー百科事典『ウィキペディア』
CurryAndRiceSchoolLunch.jpg 帯広養護学校で,今年度の学校給食を調理・提供する民間業者との
業務契約が不落札 となり,家庭の弁当や外部からの給食提供で対応しています。
人手不足などによるコスト上昇が影響しているとみられ,予定価格を大きく超える状態で,道教委は業者と随意契約を結び,7月以降の自校給食の再開を求めています。
契約には,近くの帯広盲学校と帯広聾学校も含まれていますが,児童生徒が少なくて提供数が限られるため,調理員は確保できるとして,給食提供に影響は出ていません。
十勝毎日新聞が,
「帯広養護,自校給食できず 人件費増で委託不落札」 と伝えています。
帯広養護学校(鈴木隆宏校長,221人)で,今年度の学校給食を調理・提供する民間業者との業務契約が不落札となり,家庭の弁当や外部からの給食提供で対応していることが16日までに分かった。人手不足などによるコスト上昇が影響しているとみられ,予定価格を大きく超えた。道教委は業者と随意契約を結び,7月以降の自校給食の再開を求めている。
道立学校の給食調理業務は,道教委が毎年度,民間業者に委託している。同校は小学部から高等部まで児童生徒が在籍。校内に調理室があり,子どもたちと教職員分の約300食を提供している。今年度の業者選定では,3月22日に2度入札が行われ,東京都内の1社が参加したものの,入札価格が予定価格を大きく超えて不落札で終わった。このため道教委は同日,この業者と随意契約を結んだ。
ただ,在校生の給食が始まる今月9日には間に合わず,新入生を含めた先週の1~4日間は家庭からの弁当を持参した。15日からは学校側が手配した外部からの給食を提供している。
現時点では,6月末まで外部からの提供で対応するが,道教委は業者に7月からの校内調理を求めている。契約には,近くの帯広盲学校と帯広聾学校も含まれているが,児童生徒が少なくて提供数が限られるため,調理員は確保できるとして,給食提供に影響は出ていない。
-略-(細谷敦生)
以上引用:十勝毎日新聞社ニュース電子版/2024年04月16日12時50分の記事