隠密麺喰い師の備忘録 - 記事一覧
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| 発行日時 | 見出し |
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| 2026.08.11 |
鹿追町/ そば かとう
![]() 2026/8/4撮 令和5(2023)年4月7日、「そば処大雪」跡に「そば かとう」がオープンした。勝毎によると、店主は旧鹿追町振興公社などの工場で製麺、営業で約35年間携わったという。その後、(有)鹿追そばの自己破産に伴い、平成30(2018)年4月に「そば処しかめん」は閉鎖したが、㈱十勝鹿追そば経営で平成30(2018)年12月に再開した「そば処しかめん」の店長を務めていた。 ■場所:鹿追町南町2丁目6番地1 ■営業時間:11時~15時、17時~19時(LO18:30)、水曜は昼のみ営業 ■定休日:木曜、その他不定休 ■駐車場:有 ■公式Instagram 2026/8/4現在 2023/4/11撮 以前と変わらぬ店内に、カウンター(客席なし)、テーブル(4人用1卓、2人用4卓)、小上がり(3卓)を配置。店内禁煙。 ![]() ![]() 2026/8/4撮 冷たいそば、温かいそば、セットメニューなど各種あり。 ●注文:もりそば(800円)+ごぼう天(当時200円) ![]() 2023/4/11撮 開店時間に合わせて1番乗りで出没。滞在中に、2人客一組+2名来店。カウンターは祝い花を飾っていて座れない。取り合えず、もりそば、ごぼう天を注文。7分ほどで料理が運ばれてきた。 皿に盛られたもりそば、薬味のねぎ・わさび、そば徳利、ごぼう天が付く。そば湯は後で持ってくる。 ![]() ごぼうは薄くスライスしてカラッと揚がっている。 ![]() 淡褐色を帯びたやや太めのそば。厚みは凡そ2ミリで、切りは凡そ2.5ミリ~4ミリと手打ち感のある切り方をしている。西上経営組合が栽培するぼたんそばを同組合から石臼挽き粉で仕入れている。外二八を基本として、つなぎはそばの状態に合わせて1、2割で手打ちしている。つけ汁はやや辛めだが風味は良い。そばは噛み心地がよく適度なコシも感じられる。甘みのあるそばで充分に堪能できた。 ![]() そば湯で割って飲む。 (令和5年4月11日探訪) ●注文:山わさびそば(900円) ![]() 2024/11/9撮 「ぼうず山」に行った帰りに、12時45分頃出没。先客4組10名+1名、その後、続々と来店客有り。開業当時に訪問した時はオープニングメニューだったが、通常メニューに変わっている。温かいそばに比べると、冷たいそばが少ないようだ。取り合えず、山わさびそばを注文。5分ほどでそばが運ばれてきた。皿に盛られたもりそば、薬味の山わさび・ねぎ・わさび、そば徳利、そば湯が付く。 ![]() 淡褐色を帯びた概ね並太のそば。新そばのせいかうっすらと緑がかって見える。厚みは凡そ1.5ミリで、切りは凡そ2.0ミリ~2.5ミリと前回よりも細めに切られている。猪口につけ汁を注いで口に含むとやや辛めだが、うっすらと鰹風味の出汁が感じられる。最初に薬味を入れずにそばを啜る。噛み心地、喉越しとも申し分なくそばの旨味が感じられる。次に山わさびをそばの上に振りかけて手繰る。山わさびのつーんくる辛さと清涼感が堪らない。 ![]() 残ったつけ汁に、ねぎ・わさびを入れてそば湯を注いで飲む。 (令和6年11月9日再訪) ●注文:鶏ごぼうつけそば(1,100円) ![]() 2026/8/4撮 13時35分頃出没。先客2組6名、滞在中に1名来店。鶏ごぼうつけそばを注文。5分ほどでそばが運ばれてきた。 皿に盛られたもりそば、鶏ごぼうの入った温かいつけ汁、そば湯が付く。 ![]() 濃い目のつけ汁に、鶏肉、ごぼう、長ねぎが入っている。 ![]() ベージュ色を帯びたやや太めのそば。厚みは凡そ2ミリで、切りは凡そ2.5ミリ~4ミリと不揃い。コシのある噛み心地で噛むほどにそばの甘みが感じられる。つけ汁は丁度いい塩梅で鶏肉の出汁とごぼうの風味が染み渡る。つけ汁に浸けたそばは喉越しも滑らかである。 ![]() そば湯で割って飲み干す。 (令和8年8月4日再訪) |
| 2026.08.07 |
帯広市/たんた家
2009/1/26撮 平成17(2005)年11月19日、西南大通の「天山中華料理パオ」跡にうどん店「たんた家」がオープンした。この建物は昭和25(1950)年築の元民家で、建物の背後に回ると古民家だと分かる。“たんた”とは、後神一彦店主の小さい頃のあだ名で、店主の名前とは違って由来は分からないそうだ。童話に「たんたのたんけん」があるので、主人公に似ていたのかもしれない。 ![]() 2022/9/2撮 平成26(2014)年7月18日、店内と外壁も改装してリニューアルオープンした。○たマークの暖簾が掛かっている。精算時に50円割引クーポン券(一ヶ月有効)をもらえる。 令和6(2024)年2月、後神氏から代表が女性店長に変わった。 ■場所:帯広市西8条15丁目3-1 ■営業時間:(平日)11時~15時、17時~21時(LO30分前)、(土日祝)11時~21時(LO30分前) ■定休日:木曜 ■駐車場:有り ■公式Instagram 2026/8/3現在 ![]() 左2018/1/22撮 右2015/9/1撮 ビートルズナンバーが流れるポップ調の店内に、カウンター・テーブルを配置。テーブルにタブレット端末がある。店内禁煙。 ![]() ![]() 2026/2/16撮 更新したランチメニュー。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2026/2/26撮 画像付きの通常メニュー(一部)。クリックで拡大。 ●注文:天ぷらぶっかけうどん(当時780円) ![]() 2015/10/2撮 天ぷら(エビ・イカ・ナス・春菊)、大根おろし、花かつお、レモンの輪切りの入った天ぷらぶっかけうどん、薬味(ミョウガ・ねぎ・生姜)が付く。たんた家50円割引クーポン券利用。 ![]() 冷たいかけ汁は関西風の薄味でさっぱりしている。ソフトな歯触りと滑らかな喉越しの自家製麺とよく合う。 (平成27年10月2日再訪) ●注文:キムチ鍋焼きうどん(当時940円) ![]() 2018/1/22撮 ランチタイムが過ぎていたので、身体の温まりそうなキムチ鍋焼きうどんを食す。紙エプロンも付いてくる。 ![]() ![]() ![]() 熱々の鍋には、白菜キムチ、半熟たまご、豚肉、えのき、水菜、しいたけ、長ねぎ等の具が入っている。スープは酸味とピリ辛がミックスしたチゲ風で、さほど辛くはない。個人的には、鍋焼きうどんに白菜キムチを入れた方がしっくりするかも。 (平成30年1月22日再訪) ●注文:ランチその④(当時880円) ![]() 2023/6/5撮 13時5分頃出没。先客15名以上でテーブル席は満卓。数席空いていたカウンターに座る。ランチその④をざるで注文。2020/12/28撮のEランチ(当時800円)と差し替え。10分ほどで料理が運ばれてきた。 ざるうどん、小たらこ丼、サラダ、デザート、漬物、つけ汁、薬味が付く。 ![]() 食欲をそそる小たらこ丼、ぷりぷりしたざるうどん。 ![]() 大根サラダ、デザート(プリン)。ボリュームがあってコスパが良い。 (令和5年6月5日再訪) ●注文:よくばりセット(当時900円) ![]() 2023/6/20撮 13時20分頃出没。先客10人ほど。カウンター席に座る。よくばりセットを小かけうどんで注文。2018/10/30撮のよくばりセット(当時800円)と差し替え。10分ほどで料理が運ばれてきた。たんた家50円割引クーポン券利用。 小うどん(かけ)、小天丼、大根サラダ、天かす、薬味、漬物、デザート(プリン)が付く。 ![]() かまぼこ入りのかけうどんに天かす、薬味を入れて食す。うどんはもちもち感が有るが、つゆは少し塩辛い。小天丼の天ぷらはイカ・海老・ナス。 ![]() 大根サラダとプリン。小天丼が付くと腹持ちがいい。 (令和5年6月20日再訪) ●注文:ランチその③(当時850円) ![]() 2023/9/4撮 13時35分頃出没。先客3組6名、後客なし。空いていたカウンターに座る。ランチその③をかけで注文。2021/2/19撮のDランチ(780円)と差し替え。8分ほどで料理が運ばれてきた。かけうどん、小天丼、薬味皿(ねぎ・とろろ昆布・てんかす)、漬物付き。 ![]() かまぼこ入りのかけうどんに薬味を入れて食す。うどんはソフトなもちもち感有り。つゆは関西風でしょっぱくなく飲み干した。小天丼の天ぷらは、なす・まいたけ・かぼちゃ・ピーマン。小天丼が付くと腹持ちがいい。 (令和5年9月4日再訪) ●注文:ランチその①(当時850円) ![]() 2024/4/15撮 13時3分頃出没。先客3組7名+3名、滞在中に3組6名来店。カウンターに案内される。2021/9/29撮のAランチ(780円)と差し替え。5分ほどで料理が運ばれてきた。天丼、サラダ、味噌汁、漬物が付く。 ![]() 天丼の天ぷらはエビ、アジ、イカ、なす、春菊。味付けはあっさりしている。同じ料金なら、うどん付きのランチその③がいいかも。 (令和6年4月15日再訪) ●注文:ランチその⑥(当時950円) ![]() 2024/9/20撮 13時50分頃出没。先客2組4名、滞在中に1組2名来店。コロナ対策でカウンター席に設置していたビニールシートが取り外していた。ランチその⑥をかけうどんで注文。2022/8/10撮のランチその⑥(830円)と差し替え。5分ほどで料理が運ばれてきた。 かけうどん、五目御飯、サラダ、デザート、漬物、薬味(天かす・とろろ昆布・ねぎ)が付く。 ![]() ざるうどんと違ってうどんが絡みつくこともないので食べやすい。五目御飯、サラダ、デザートが付いてコスパもいい。 (令和6年9月20日再訪) ●注文:鍋焼きうどん(当時1,180円) ![]() 2024/12/18撮 14時頃出没。先客3組6名+1名、滞在中に1名来店。久しぶりに鍋焼きうどんを注文。2015/12/27撮の鍋焼きうどん(880円)と差し替え。10分ほどで料理が運ばれてきた。木製のレンゲが付いてくる。 ![]() ![]() ![]() エビ天、餅入り巾着、鶏手羽先、温泉たまご、麩、さやえんどう、しいたけ、えのき、カマボコ、長ねぎが入っている。うどんは柔らかくつるつる感がある。具材も多くて最後まで堪能できた。 (令和6年12月18日再訪) ●注文:ランチその②(950円) ![]() 2025/11/11撮 14時25分頃出没。先客1名、滞在中に1組2名来店。カウンター席に座る。ランチその②を注文。2022/9/12撮のランチその②(当時820円)と差し替え。10分ほどで料理が運ばれてきた。 天ぷら盛り合わせ(天つゆ)、サラダ、ご飯、味噌汁、漬物。 ![]() 天ぷらの盛り合わせ(エビ・ナス・舞茸・春菊・白身魚)と大根サラダ。うどん抜きでも満足できる。 (令和7年11月11日再訪) ●注文:とり天ランチ(1,000円) ![]() 2026/2/16撮 14時20分頃出没。先客1組3名、後客なし。お好きな席にと言われたのでテーブル席に座る。テーブル席にはタブレットが置いてあるが、口頭でも可なので口頭でとり天ランチをかけで注文。2022/10/5撮のとり天ランチ(880円)と差し替え。10分ほどで運ばれてきた。 とり天3個(玉ねぎサラダ)、かけうどん、ごはん、薬味(とろろ昆布・ねぎ・天かす)、デザート(プリン)、漬物、小鉢(ポテトサラダ)。 ![]() とり天は鶏の胸肉で柔らかく肉質感もある。かけうどんは滑らかな喉越しを堪能できる。とり天ランチはボリュー厶万点で満足なり。 (令和8年2月16日再訪) ●注文:ランチその⑤(950円) ![]() 2026/8/3撮 14時20分頃出没。先客一組2名+1名、滞在中に1組2名来店。カウンターに座る。ランチその⑤をざるで注文。うどんはざる・かけ・カレーのいずれかを選べる。2025/11/11撮のランチその⑤(950円)と差し替え。10分ほどで料理が運ばれてきた。 うどん(ざる)、天ぷら、小ごはん、小鉢(切り干し大根)、薬味(ミョウガ・ねぎ・生姜)、漬物が付く。 ![]() 天ぷらは、茄子・ピーマン・まいたけ。うどんは長くて頭上に持ち上げても絡んでほどけない。やわめの食感でもちもち感あり。小ごはん付きで腹持ちはいい。 (令和8年8月3日再訪) |
| 2026.08.03 |
帯広市/ 麺屋 ぜん
![]() 2026/7/29撮 令和7(2025)年5月1日、「麺屋ぜん」が電信通りの五十番旧店舗(直近ではとんから)跡に移転した。「麺屋ぜん」は、令和4(2022)年12月6日に競馬場北側の柏林台通りにオープンしたが、共用駐車場に駐車可能な台数に制約があった。移転後は7台分の駐車スペースを確保している。 令和8(2026)年7月13日から平日夜営業開始。7月現在、小林製麺に麺が変わっている。 ・参考記事 【移転閉店】 帯広市/麺屋ぜん ■場所:帯広市東9条南6丁目1−1 ■営業時間:(平日)11時~15時、17時~20時、(土日祝)11時~15時 ■定休日:金曜 ■駐車場:有り(7台分) ■公式Instagram 2026/7/29現在 ![]() 2025/5/12撮 カウンター4席、テーブル1卓、小上がり2卓を配置。店内禁煙。 ![]() 2026/7/29撮 手書きコピーのメニュー表 ●注文:みそラーメン(当時850円) ![]() 2025/5/12撮 あっさりしたみそらーめんを喰う。 ![]() ![]() ![]() 麺:縮れ中太麺(当時西山製麺特注) 具:チャーシュー小1枚、海苔、メンマ、もやし、煮卵、刻みねぎ スープ:豚骨、鶏がらベースのあっさり味噌味 寸評:GW期間中の14時頃出かけたがスープ切れで閉店。次に12日の13時30分頃出没。先客2組4名+1名、後客なし。みそラーメンを注文。8分ほどで着丼。 まずはスープから。味噌感控えめのあっさりしたスープ。麺は西山製麺の特注麺で通常の茹で時間では硬質のプリもち麺。海苔も大きいが、メンマも太くて噛み切るのに一苦労。塩気も控えめの優しい味わいでスープを飲み干せた。 ![]() 食べ始めて10分ほどで最後の一杯まで完食。 (令和7年5月12日探訪) ●注文:担々麺(1,100円) ![]() 2026/7/29撮 ピリ辛味噌の担々麺を喰う。 ![]() ![]() ![]() 麺:縮れ中太麺(小林製麺) 具:海苔、肉そぼろ、メンマ、ゆで卵、もやし、白髪ねぎ、刻みねぎ、千切り唐辛子 スープ:濃厚なピリ辛味噌味 寸評:13時50分頃出没。のれんが小林製麺に変わっている。先客1名、滞在中に1名来店。担々麺を注文。10分ほどで着丼。 こくと甘みが広がるスープにピリ辛が後追いする。胡麻の風味は抑え気味でラー油が香る一般好みの味わいだろう。麺はプリもちの食感でスープによく絡む。スープに溶かした肉そぼろも旨味がある。メンマは食べやすくなった。ピリ辛のスープだが何とか飲み干した。 ![]() 食べ始めて14分ほどで最後の一杯まで完食。 (令和8年7月29日再訪) |
| 2026.07.31 |
閉店のお知らせ
●【閉店】 帯広市/ 地粉麺皮房 小麦の木
7月21日をもって閉店しました。麺魂碑カテゴリーに移動。 ●【移転閉店】 帯広市/十勝麺処 澄 7月26日、移転の為閉店しました。麺魂碑カテゴリーに移動。 ●【移転閉店】 釧路市/ らぁめん おはな 2025年7月22日、移転の為閉店しました。麺魂碑カテゴリーに移動。 ●【閉店】 帯広市/居酒屋 あまやどり 店主が5月11日に逝去され一時休業した後に営業していましたが、6月30日で閉店となりました。 ●【移転閉店】 帯広市「手打ち蕎麦 玄葉(くろーば)」 移転準備のため2月末で閉店しました。麺魂碑カテゴリーに移動。 ●【閉店】 帯広市/マルホラーメンテン 4月9日をもって閉店しました。麺魂碑カテゴリーに移動。 ●【閉店】 富良野市麓郷/小野田そば 2025年秋、店主逝去により閉店しました。麺魂碑カテゴリーに移動。 ●【閉店】 中札内村/かぜのなかにわ 「はなもえぎ」 2026年3月31日をもって閉店しました。6月11日営業再開。 |
| 2026.07.28 |
【復活】 帯広市大正町/そば処 良庵
◎「そば処藤乃家」時代
![]() 2004/12/8撮 平成16(2004)年10月、人里離れた芽室IC近くにオープンした「そば処藤乃家」。店主の及川良氏は「そば処藤乃家」を経営していたこともある。初代店主を務めたが、体調を崩したことと、冬道を自宅から仕事場まで通うのが大変な為に短期間で休業した。店内に入るとBGMのジャズが流れている。大正6(1917)年に建てられた民家を当地に移築したもので、座敷には懐かしい卓袱台が置かれている。開拓そば、鰊そば、ごぼう天そばなどあり。その後、2代目が機械打ちで後を継いだが、平成21(2009)年1月に閉鎖した。 ◎「蕎良」(道の駅なかさつない)時代 ![]() 2007/1/26撮 平成17(2005)年4月、「道の駅なかさつない」にある開拓記念館に、「蕎良(そばりょう)」がテナントとして入居した。雑木林に隠れているので国道からは見えにくい。店名は店主の一文字を採っている。展示された開拓記念館は大正末期に建てられた開拓農家の旧宅を、平成4(1992)年11月に移転復元したもの。板張りの店内には囲炉裏もあり開拓農家の面影が残っている。そばメニューは開拓そば、にしんそば、ごぼう天そば、鴨南蛮、鴨せいろ、蕎麦開拓御膳(1日10食限定)などあり。店内禁煙。 ■場所:中札内村大通り南7丁目(道の駅中札内) ●注文:開拓そば(当時850円) ![]() 2006/1/31撮 小鉢の豆腐がサービスで付く。そば丼に入った開拓そばには、鶏肉(醤油煮)、ごぼう天、たまご、ナルト、天かす、ねぎが彩を添える。そばは十勝産のそば粉を使用し、つなぎ2割で手打ちした二八そば。太めのそばは褐色を帯びた田舎系。鰹出汁ベースのかけ汁は甘じょっぱいが濃厚な味だ。醤油煮の鶏肉がいい味を出している。 (平成18年1月31日探訪) ●注文:にしんそば(当時800円) ![]() 2007/1/26撮 小鉢の豆腐がサービスで付く。温かいそばに、具材には半身の身欠きにしん、昆布、しいたけ、ねぎ。いつのまにか、つなぎなしで打っているようだ。褐色やや太めの田舎そばである。噛み心地も良い。風味の良いかけ汁は甘くも辛くもなくすっきりしている。甘味のある身欠きにしんは小骨も柔らかい。最後にそば湯をかけ汁にぶっかけて飲む。腕を上げたのか後味も良い。ワンクラス上の特上にしんそばもある。 (平成19年1月26日再訪) ◎「良庵」時代 ![]() 左2020/11/28撮 右2026/7/28撮 平成21(2009)年12月、道の駅なかさつないの「蕎良」の店主をしていた及川氏が大正本町に「良庵」を出店した。「蕎良」は実娘さんが「蕎麦 花はな」に改名して営業している。 11月下旬に仮営業して、12月1日から正式にオープンした。 この店舗は昭和39(1964年)年5月に建てられた帯広信金大正支店の旧店舗で、昭和55(1980)年11月まで使用していた。その後、帯広信金旧店舗を改装して寿司屋が営業していた。店内は昭和カフェの雰囲気がそこはかとなく感じられる。 平成22(2010)年11月、シェフ貫田氏が命名した「とかち大正土付きゴボウ天そば」も登場した。以前店主が建築会社を経営していた時の社員が平成23(2011)年5月に屋久島に移住。同年秋頃、当店でそば打ちを修業し、翌年春に屋久島で「そば屋」を出店したが、現在は池田町で「そば屋」を営んでいる。店主一人で切り盛りしているので、混雑するとてんてこ舞いの状態である。初めての客はまごつくが、厨房で掛かりきりの時は、声を掛けずに忍耐強く待っていた方がいい。 令和7(2025)年12月21日、帯広移転の為閉店した。令和8(2026)年1月8日、店名も新たに「一良庵」がオープンした。店主は弟子が経営する「一良庵」でサポートしていたが、令和8(2026)年5月末で勇退し、同年7月3日、元の店舗で営業再開した。 ■場所:帯広市大正本町3丁目16 ■営業時間:11時~13時(売り切れ次第終了) ■定休日:不定休 ![]() 2026/7/28撮 一応不定休だが、月曜、木曜に休みとなるケースが多いようだ。 ■駐車場:有り 2026/7/28現在 ![]() 左・中:2012/3/18撮 右:2017/3/10撮 仕切りのある店内に、カウンター・テーブル・小上がりを配置。店内禁煙。エアコンなし。 ![]() 2026/7/28撮 メニュー表に温冷各種そば有り。 ![]() 2023/8/19撮 店主一人で営業している(弟子がいるときもある)。出来たそばはカウンターから渡されるので近くに座ったほうがいい。支払いはザルに入れる。 ![]() 2020/11/28撮 客の注文を受けてから延してある麺帯を切っていく。 ●注文:開拓そば(当時850円) ![]() 2009/12/2撮 牛蒡てんぷら、ナルト、味付玉子、味付鶏肉、テンカス、ネギが彩を添えている。味付玉子は生卵にも替えることができる。十勝産の石臼挽き粉を仕入れて打ったそばは灰褐色を帯びた田舎そば。かけ汁は濃厚でやや甘口。味付の鶏肉は美味なり。 (平成21年12月2日探訪) ●注文:とかち大正土付きゴボウ天そば(当時800円) ![]() 2012/3/18撮 昨年(2011年)の7月に再訪した折り、季節メニューの冷やし納豆そばを食していたら、シェフ貫田氏が命名した「とかち大正土付きゴボウ天そば」の存在を知ることになった。近いうちに「とかち大正土付きゴボウ天そば」を試してみようと思っていたが、知らぬ間に延ばし延ばしになっていた。店主の及川氏に訊ねると、一昨年(2010年)の11月に、更別で料理講習会があり、貫田氏は2日続けて来店したとのこと。確かに、シェフ貫田氏のブログを見ると、来店して命名したのは間違いないようだ。 冬季は750円で提供している。シェフ貫田氏が命名したとかち大正土付きゴボウ天そばは羽を広げたようなゴボウ天。 ![]() 麺の太さの注文を訊いてから工房で生地を手切りする。そばは中札内と芽室の契約農家から仕入れて、札幌の製粉会社で石臼挽きしてもらい、冬季は外一で打っているという。幅広の延しべらに手切りした灰褐色のそばは横幅約1cmはあろうかという代物でもぐもぐした食感。ごぼう天は以前からあったが、皮付きにしたのが目新しい。大正産の皮付きのゴボウは瑞々しい土の香りがする。どうやってゴボウ天をやっつけようかと思ったが、汁に漬けると食べやすくなった。郷愁を誘うようなインパクトのあるゴボウ天である。そば湯は白濁を帯びていた。当店で修行した方が鹿児島の屋久島に移住してそば屋を開業したとのこと。 (平成24年3月18日再訪) ●注文:ぶっかけ辛味大根そば(当時800円) ![]() 2017/3/10撮 拍子切り・極太のごぼう天・刻み海苔入りの冷たいそば、薬味皿に、辛味大根おろし・ねぎ。そば湯が付く。 ![]() 以前のように、麺の太さを訊くことはない。出てきたそばは灰黒色を帯びた幅広の延しべらに切っている。十勝産の玄そばを札幌の製粉所で玄挽きしているという。厚みは約2ミリで、幅7~8ミリで手切りしている。張り紙には、1キロのそば粉に対して繋ぎ30グラムとあるのでほぼ10割に近い。殻ごと挽いた石臼挽きにしては細かく均一の粒子である。店主に訊くと、石臼で殻ごと挽いたものらしく、十勝の製粉所では対応できないらしい。極太なのでこしのある食感だが、もぐもぐした食感もある。冷たいつゆは丁度良い塩梅である。大正産のごぼう天は噛み心地抜群。辛味大根をぶっかけて食すと野趣溢れる田舎そばの醍醐味を味わえる。 (平成29年3月10日再訪) ●注文:つけかしわそば(当時850円) ![]() 2019/4/28撮 丸ざるに盛られたそば、温かいつけ汁、胡椒が付く。 ![]() ![]() ![]() GW二日目で、店内は観光客で賑わっている。つけかしわを注文。店主は注文を聞いてからそば工房に行って、そばの麺帯を手際よく切っていく。2年前は幅広の延しべらに切っていたが、今回は厚みが増して割り箸の断面に近い。冷水で締めたそばは硬めのもぐもぐ感が際立つ。屋久島産の本枯れ鰹節、昆布などで出汁をとった温かいつけ汁には、鶏肉・シメジ・エノキ・長ねぎが入っている。店主自慢のつけ汁は濃厚だが、意外にしょっぱくはなく、深みとこくがあってこのままでも飲めるほどだ。 (平成31年4月28日再訪) ●注文:かもせいろそば(当時1,100円) ![]() 2020/11/28撮 丸ざるに盛られたそばと温かいつけ汁。 ![]() ![]() ![]() 12時10分頃出没。奮発してかもせいろを注文する。10分ほどで運ばれてきた。麺の厚みは概ね約3ミリ、幅は割り箸の断面に近い。冬季の冷水で締めているので余計に硬めで噛むほどに顎が疲れる。温かいつけ汁には、鴨肉、しめじ、えのき、ねぎが入っている。つけ汁は濃厚でこくはあるが甘じょっぱい。ごぼう天、辛み大根が無難かも知れない。 (令和2年11月28日再訪) ●注文:ごぼう天ざるそば(当時1,000円) ![]() 2023/8/19撮 前日13時30分頃暖簾を内側に仕舞っていたので、今日は12時45分頃出没。店主に訊くと通常は13時頃オーダーストップしているようだ。先客なし、滞在中に一組2名来店。店内は生温かくて空気が澱んでいる。ごぼう天ざるそばを注文。12分ほどで料理を受け取った。 丸ざるに盛られたそば、天ぷら、盛り切りのつけ汁、薬味のねぎ・わさび、そば湯が付く。 ![]() ごぼう天に甘じょっぱいタレが掛かっている。塩で食べたかったが・・・ ![]() 灰黒色を帯びた極太のそば。厚みは凡そ2mm、切幅は凡そ3mm~6mmと不揃い。もぐもぐした食感だが歯切れはいいのでさほど顎は疲れない。つけ汁は丁度いい塩梅。盛りの量も丁度良く満足できた。 ![]() そば湯で割って飲む。 (令和5年8月19日再訪) ●注文:とんとんせいろそば(当時1100円) ![]() 2024/5/17撮 12時40分頃出没。先客二組4名+2名、後客一組2名来店。13時で暖簾を仕舞っている。店主の他に新しく弟子が加わって二人で切り盛りしている。GW期間中に再訪したときは店主が不在だったが、人工関節を膝に埋め込むために1か月ほど入院していたそうだ。とんとんセイロを注文。15分ほどでそばが運ばれてきた。 丸ざるに盛られたそば、温かいつけ汁、山椒瓶、そば湯が付く。 ![]() ![]() ![]() 麺の厚みは概ね2.5ミリ、切幅は概ね2.5ミリ~5ミリと不揃い。温かいつけ汁には、豚肉、えのき、刻みねぎが入っている。つけ汁が冷たいと濃い返しに比べて出汁感が薄いようだが、温かいつけ汁で食すと出汁感が分かりやすい。そばも温かいつけ汁にたっぷりと浸けて手繰ると丁度いい噛み心地になる。豚肉はやや硬め。 ![]() そば湯で割って飲む。 (令和6年5月17日再訪) ●注文:ざるそば(1,000円) ![]() 2026/7/28撮 勝毎の案内広告欄(7/24)に「営業再開のお知らせ」とあった。建物老朽化に伴う移転からのまさかの復活とあって頭の整理が追い付かない。1月8日、「良庵」から「一良庵」に変えて移転したが、7月3日以降は「良庵」と「一良庵」が併存する形になった。店主は一身上の都合で「一良庵」を5月末で勇退した。中札内の自宅から通うのも負担だったが、ひとりでゆったりと営業できる元の店舗が恋しかったようだ。27日の13時に出没したが、売り切れで閉店。翌日出直して12時30分頃出没。先客1名、後客なし(12時55分頃暖簾仕舞う)。 辛味大根そばは売り切れの為、ざるそばを注文。そば工房にはそば粉が入った紙袋が4袋。十勝管内の4か所(芽室・幕別など)の契約農家から玄そばを仕入れて、札幌の製粉所で石臼玄挽きしている。産地の違う4袋のそば粉を店主がそば工房で独自にブレンドしているという。そば工房で麺体を手切りしてから厨房のそば釜で茹でている。10分ほどでそばが運ばれてきた。 丸ざるに盛られたざるそば、盛り切りのつけ汁、薬味のねぎ・わさび、そば湯が付く。 ![]() 灰黒色を帯びた太めのそば。麺の厚みは概ね2.5ミリ、切幅は概ね2.5ミリ~5ミリと不揃い。食感は硬めでワシワシ感があり、噛むほどにそばの甘みがにじみ出る。つけ汁は鰹出汁風味で丁度いい塩梅。 ![]() そば湯で割って飲み干す。 (令和8年7月28日再訪) |






















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