2024/6/24撮 平成28(2016)年2月12日、「ラーメン古屋」跡に「鶏白湯ラーメン 鶏ポタ」がオープンした。“鶏ポタ”は鶏ポタージュの略らしい。運営しているのは札幌に本社がある(株)REKOOKで、串カツ田中とフランチャイズ契約を結びFC店を展開している。平岸店、麻生店も(株)REKOOKが運営。令和元(2021)年7月に帯広店が出店したが、令和3(2021)年8月に撤退。「鶏ポタ」の食品衛生責任者は当初、(株)REKOOKの代表だったが、現在は店長に変わっている。平成30(2018)年頃、麺を四之宮商店からトム製麺に変更した。
2025/12/26撮 令和7(2025)年12月24日、「鶏ポタ」から「鶏さわ」に改名した。「鶏ポタ」の店主と同じで、「鶏さわ」は鶏と店主の苗字を組み合わせたもの。
■場所:
帯広市西18条南5丁目31■営業時間:11時~15時(LO14:30)、17時~21時(LO20:30)
■定休日:不定休
■駐車場:有り
2025/12/26現在
2016/2/15撮 「ラーメン古屋」とまったく同じ店内。カウンター・テーブル(3卓)を配置。店内禁煙。
2025/12/26撮 更新したメニュー表。
●注文:鶏白湯醤油ラーメン(当時780円)
2016/2/16撮 マー油・魚粉が入った鶏白湯ラーメン醤油を喰う。



麺:太めのストレート麺(当時四之宮商店)
具:チャーシュー中1枚、糸唐辛子、にら、刻みねぎ、揚げニンニク
スープ:新得地鶏の鶏ガラ・丸鶏・モミジ、じゃがいもで抽出した鶏白湯・ベジポタ系。濃厚で香ばしい醤油味。魚粉とマー油が浮いている。
寸評:マー油、揚げニンニクの香ばしさ、魚粉の旨みが複雑に重なって、深い味わいになっている。個人的には好みのスープではある。基本ラーメンは、シンプルな醤油ラーメンにして、マー油入りは、別のスペシャルメニューで取り扱った方が分かりやすい。
(平成28年2月16日再訪)
●注文:鶏白湯味噌ラーメン(当時780円)
2016/2/19撮 鶏白湯ラーメンを味噌で喰う。



麺:太めのストレート麺(当時四之宮商店)
具:チャーシュー小2枚、海苔、糸唐辛子、ヤングコーン、ほうれん草、刻みねぎ
スープ:新得地鶏の鶏ガラ・丸鶏・モミジ、じゃがいもで抽出した鶏白湯・ベジポタ系。まろやかな味噌味。
寸評:まろやかでオーソドックスな味噌スープ。塩、正油と比べると、シンプル過ぎて拍子抜け。味噌ラーメンにほうれん草の組み合わせは初めて目にする。
(平成28年2月19日再訪)
●注文:塩海老ラーメン(当時790円)
2017/3/29撮 店長おすすめの塩海老ラーメンを喰う。



麺:太めのストレート麺(当時四之宮商店)
具:チャーシューミニ3枚、ヤングコーン、カイワレ菜、刻みねぎ
スープ:新得地鶏の鶏ガラ・丸鶏・モミジ、じゃがいもで抽出した鶏白湯・ベジポタ系。乾燥小えび風味の塩味。
寸評:エビの香味油が浮いているが、ミキサーで粉々にした乾燥小えびの風味が強い。食べログを見ると、以前は乾燥小えびをそのまま載せていたようだが。「ラーメンWalker北海道2017」によると、麺は神奈川県・平塚の四之宮商店から取り寄せしている。四之宮商店は主に家系ラーメンの麺の製造をしているようだ。チャーシューは低温調理風。
「ラーメンWalker北海道2018」によると、麺はトム製麺に変わっている。
(平成29年3月29日再訪)
●注文:鶏白湯塩ラーメン(800円)
とろみのある鶏白湯塩ラーメンを喰う。
2016/2/15撮の塩ラーメン(760円)と差し替え。



麺:ストレート太麺(トム製麺)
具:チャーシュー小1枚、ヤングコーン、カイワレ菜、ゆずの皮、刻みねぎ
スープ:新得地鶏の鶏ガラ・丸鶏・モミジ、じゃがいもで抽出した鶏白湯・ベジポタ系。まろやかな塩味。
寸評:11時30分頃出没。先客2組4名、滞在中に1名来店。数年前から店長一人で切り盛りしているようだ。取り合えず、塩ラーメンを注文。
まずはスープから啜る。とろみのあるまろやかなスープである。オープン当初はゆずの皮が数枚入っていたが、今は1枚程度で気にならない。チャーシューは低温調理でピンク色。麺はトム製麺のストレート太麺。低加水の歯応えのある噛み心地だが歯切れはいい。スープも適量で楽に飲み干せる。

食べ始めて10分ほどで最後の1杯まで完食。
(令和6年6月24日再訪)
●
注文:鶏白湯醤油ラーメン(880円)
2025/12/26撮 マー油の掛かった鶏白湯醤油ラーメンを喰う。



麺:ストレート太麺(トム製麺)
具:チャーシュー小2枚、ニラ、刻みねぎ
スープ:新得地鶏の鶏ガラ・丸鶏・モミジ、じゃがいもで抽出した鶏白湯・ベジポタ系。濃厚で香ばしい醤油味。マー油が浮いている。
寸評:12月25日、店の前を車で通ったら看板と暖簾が変わっていた。翌日11時7分頃出没。先客1名、後客なし。店主に訊くと12月24日に店名を変えたそうだ。取り合えず鶏白湯醤油ラーメンを注文。5分ほどで着丼。
オープン当時の鶏白湯醤油ラーメンと比べると、糸唐辛子、揚げニンニクがなくなっている。とろみのあるポタージュのようなスープ。低加水の麺は弾力のある噛み心地で歯切れはいい。低温調理風のチャーシューは噛み応えあり。飲みやすいスープで楽に完食できた。

食べ始めてから10分ほどで最後の一杯まで完食。
(令和7年12月26日再訪)