2025/8/18撮 令和4(2022)年11月1日、「五十番」が電信通りから旧黒沢病院裏手に新築して移転した。「五十番」は先代の母親が昭和35(1960)年に東1条南4において創業。平成15(2003)年10月末に閉店したが、同年12月21日、実の娘さんが「五十番」の2代目を継いで電信通りに移転した。令和元(2019)年6月から新しい女将が3代目を継いだ。旧店舗の途中から旦那さんも一緒に働いている。のれんが新しくなって西山製麺に変わった(2024年1月確認)。
・参考記事
【移転閉店】 帯広市/五十番■場所:
帯広市西1条南4丁目8-7■営業時間:11時~15時、17時~19時
■定休日:水曜、第1、第3木曜
■駐車場:有り
2025/8/18現在
2022/11/18撮 新しい店内に、カウンター・テーブル(2卓)を配置。店内禁煙。
2025/8/18撮 人気の辛味噌ラーメンの辛さは4段階ある。
●注文:辛みそラーメン・中辛(当時930円)
2022/11/5撮 中辛の辛みそラーメンを喰う。



麺:縮れ中細麺(㈱西田製麺)
具:チャーシューミニ1枚、海苔、白髪ねぎ、メンマ、ひき肉、白ごま
スープ:とんこつベースの辛味噌味、韓国産唐辛子使用
寸評:11月5日、11時5分頃、現地に着いたが駐車場は満車で諦める。出直して13時58分頃出没。先客3名。女将さんの旦那さんも働いている。取り敢えず、辛みそ中辛を注文。8分ほどで着丼。
オレンジ色で辛そうな色合いである。チャーシューが小さくなった気がする。スープを口に含むと辛さよりも甘さが優っている。それにしても、麺に対してスープの量が多すぎる。2年前に食したときは一心不乱に完食したものだが、途中で飽きてしまってスープは完食できず。
令和5年1月9日、17時に合わせて出没。旦那さんに訊ねると、西田製麺が道東製麺に身売りしたのは本当だった。ついでに辛みそラーメン・中辛を注文。今日は甘さ控えめで辛さもあり、自分好みの味わいで最後のスープまで完食。
(令和4年11月5日探訪、令和5年1月9日再訪)
●注文:醤油ラーメン(当時780円)
2022/11/18撮 昔懐かしい醤油ラーメンを喰う。



麺:縮れ中細麺(㈱西田製麺)
具:チャーシューミニ2枚、海苔、メンマ、刻みねぎ
スープ:豚骨ベースのあっさりした醤油味
寸評:14時23分頃出没。先客1名。厨房には旦那さんと女将さんの二人。旧店時代では旦那さんは見かけなかったが、途中から参加したのだろう。トップメニューの醤油ラーメンを注文。4分ほどで着丼。
スープを啜ると、クセもなく飲みやすい。昔の「まんぷく十勝(chaiマガジン)」を見ると、秘伝の醤油ダレが味の決め手とあるが、魚ダシではないだろう。秘伝の醤油ダレは案外チャーシューの煮汁だったりして? 普通に食べていくとスープは残るが、しょっぱくないので何とか飲み干した。
(令和4年11月18日再訪)
(追記)
㈲西田晃芳商店(テル印西田製麺)は道東製めんに事業譲渡して、2022年8月、㈲西田晃芳商店の住所地で㈱西田製麺を設立した。2024年4月、㈱西田製麺は道東製めんの住所地に移転した。道東製めんでテル印ブランドを製造している。
●注文:みそラーメン(当時860円)
2024/1/22撮 白ゴマが浮いたみそラーメンを喰う。



麺:縮れ中太麺(西山製麺)
具:チャーシューミニ2枚、メンマ、刻みねぎ、ひき肉、白ごま
スープ:豚骨ベースのあっさり醤油味
寸評:13時43分頃出没。のれんが新しくなって西山製麺に変わっている。先客一組2名+1名、滞在中に一組2名+2名来店。取り合えず、みそラーメンを注文。6分ほどで着丼。
スープの上に白ゴマがびっしり浮いている。ゴマの風味と生姜の風味が漂う。あっさりして飲みやすいスープである。麺は㈱西田製麺(OEM道東製麺)から西山製麺に変わっている。もちっとして喉越し滑らかである。普通に食べていくとスープは残るので、バランスを考えて最初からスープを多めに飲む。

食べ始めて10分ほどで、最後の一杯まで完食。
(令和6年1月22日再訪)
●
注文:辛みそラーメン・ちょい辛(990円)
2025/8/18撮 ちょい辛の辛みそラーメンを喰う。



麺:縮れ中細麺(西山製麺)
具:チャーシューミニ3枚、海苔、白髪ねぎ、メンマ、ひき肉、白ごま
スープ:とんこつベースのピリ辛味噌味
寸評:旧黒沢病院が解体されて更地になったので大通りから店舗を見ることができる。13時50分頃出没。先客2名、滞在中に一組来店。エアコン付きなので店内は快適。辛みそラーメンをちょい辛で注文。6分ほどで着丼。
見た目は中辛と変わらないが、スープを啜るとピリ辛程度で飲みやすい。麺は西山製麺だが、前回食したようなプリもち感は弱くて、さくっとした歯切れのいい麺である。スープも甘すぎず最後まで飽きることなく堪能できた。ただ白髪ねぎは歯に挟まりやすい。

食べ始めて12分ほどで最後の一杯まで完食。
(令和7年8月18日再訪)