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ばんえい競馬士 第001号 コヤノゴー 〈別館〉 - 記事一覧
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2026.01.12
メムロボブサップ、ついに正月を制して重賞25勝目!〈農林水産大臣賞典第48回帯広記念(BG1)〉
<p>1月2日(金)に行われた古馬決戦、農林水産大臣賞典第48回帯広記念(BG1)は、第二障害でやや手間取りながらも先頭で下った<b style="font-weight:bold;">メムロボブサップ</b>(牡10、坂本)が押し切って勝利。当レース初制覇をはたし、史上最多タイとなる重賞通算25勝目を挙げました。<br>阿部武臣騎手、坂本東一調教師ともに帯広記念初制覇で、阿部武騎手は重賞通算48勝目、坂本調教師は重賞通算39勝目。<br>馬場水分2.3%で勝ち時計は2分29秒6。第二障害を一腰で越えて追いすがったクリスタルコルド(牡7、西)が2着、離れた3着にはコウテイ(牡9、槻舘)が続いています。<br><br>1RのC2で1分59秒3と、思いのほか時計の出たこの日の馬場ですが、極端に軽いわけではない中で前半約71秒。2分08秒2で決着した昨年とほぼ同じペースとなりましたが、リアルタイムで見ていて、速いな、と感じましたし、昨年は一腰で抜けたコウテイ、そしてメムロボブサップまでもが今年は手間取った点からも、かなり厳しい流れだったと思います。<br>結果として四腰を要したメムロボブサップですが、それでも上がるのがこの馬の力。現在のばんえいは、一腰で上げなくてはいけないという意識が以前より強くなったぶん、止まってしまうと二腰目がすぐに入らない馬が増えている印象もあるのですが、そういったレベルとは、今さら言うまでもなくやはり違います。<br><br>この帯広記念は明け6歳時から五年連続の出走で、これまではいずれも930キロ、それでいて過去三年は小差の2着。それが今年はここを目標に定めて900にとどめたとなれば、勝って当然、圧勝まである、と見る向きもあったことでしょう。<br>ただ実際は、意外や苦労した、と見えたかもしれません。<br>このあたり、レース後に坂本先生が「筋肉が重賞に慣れていない」という表現をされていましたが、競馬に使わずとも乗り込みは続けて時には本走路にも入れ、きっちり仕上がっていた、と映ったものの、使い込んでいないぶん100%までには届かず、デキ自体は使いながら仕上げた昨年のほうが良かったのではないでしょうか。<br>また、休養明けを一度叩いて臨むのは夏のグランプリと同じでも、今回はやはり900キロ級の難しさがあったことと思います。昨年も今年も5頭立てとなったように、オープン馬であっても使うための覚悟も準備も必要な帯広記念。この臨戦過程では、負け目無しに思えたグランプリほどには盤石ではない、隙が生じても不思議ない、とも戦前には見ていました。<br>実際に本馬のベストパフォーマンスとしては選ばれないであろう内容となり、それも決して見当違いではなかったと思うのですが、厳しい流れの中で少々乱れたところで結果は変わらず、かえって凄みと強さを示すものとなりました。<br><br>これで、5歳以上牡馬の出られる重賞(年間10競走)を完全制覇(計17勝)、2歳シーズンの2勝、3歳三冠、4歳三冠と合わせ、オレノココロの重賞25勝に並びました。<br>イレネー記念、ばんえいダービー、天馬賞と、世代の頂点すべてを手中に収め、かつ古馬になって帯広記念とばんえい記念の巨峰二つも制したのは本馬が初めてで、早熟性<span style="font-size:0.83em;">(最初のナナカマド賞から勝っている)</span>も成長力も、スピードもパワーも兼ね備えた、まさに競技史上最高傑作。<br>この後は、重賞26勝目、そしてキンタローの持つ最高獲得賞金(1億1672万5000円。ボブサップは現在1億1451万7500円)の更新に挑むこととなります。<br>それを3月22日のばんえい記念で達成するのが、最も盛り上がり絵になるでしょうが、1000キロを曳く舞台に余計な重圧を加えることは戦慄の王者と言えども望まないとは、見ている側以上に陣営は思っているはずです。2月22日のチャンピオンカップで決めにいく可能性もあると考えますがどうでしょう。<br><br>クリスタルコルドは前の3頭を見ながら進め、障害下でじっくりタメて一腰。下りてからも、ゴール寸前で詰まるまでは長く脚を使いました。<br>昨季は帯広記念とばんえい記念は使わず、900は初めてでしたが、早くから積んで良いとの評価。なぜか一頭だけ売れていませんでしたが、今回も登坂力と長く歩ける末脚を示し、高重量戦への適性は間違いなく高いものがあります。<br>連覇した旭川記念の後に、謙ちゃんが「目標は一番最後」と言っていましたが、そこへ向け、たしかな手ごたえをつかんだことと思います。<br><br>コウテイは障害にトップ付けする形を作りたかったでしょうが、強気に出たタカラキングダム、それに呼応したボブサップに先に行かれての3番手。</p><p>登坂力上位とはいえ、やや展開が窮屈となったぶんか障害で止まりヒザを折り、結果的に見れば昨年は30キロもらいだったボブサップとの力差を感じさせられるものとなりました。ばんえい記念では前半の流れ次第となるでしょうか。<br><br>タカラキングダム(4着)は注目の一つだった第一障害を無難に越えると前へ。自身より軽いボブサップとコウテイを相手に正攻法とは少々無理気味に映り、カカリは良かったものの障害で止まりましたが、健仁くんはこれでも勝負できるほどの手ごたえがあったのでしょうし、存外に障害が苦手との意識を持っていないのかもしれません。<br>下りてから詰まるなど厳しい競馬となりましたが、まだ伸びしろの大きい馬、この結果を受けてばんえい記念はどう運ぶでしょうか。<br><br><br>年始から出遅れ気味の回顧となってしまいましたが、年が明けると、もうばんえい記念まであっという間。<br>今回の面々に加えて、次開催あたりから復帰予定のコマサンエース、それにプラス何頭か、というメンバーになるでしょう。今季も最終12レースに行うとの発表がありましたが、どのような歴史が刻まれるのか、3月22日にご注目ください。</p>
2026.01.03
[1/3 第19回天馬賞(BG1)] 天下分け目 世代最後の大勝負
<p>6月の柏林賞、9月の銀河賞から連なる、4歳三冠ロードの最終戦。全体レベルはそう高くない世代との見方もあったが、厳しい古馬との戦いで揉まれ、各馬が成長して芯が入ってきた。これまでの二冠戦が重要な参考となるのは当然だが、ここに来てデキが上がってきた馬も少なくなく、上位拮抗ムード。前日の馬場は存外に時計も出たが、荷を積む定量戦なら底力必要。激戦を制す世代王者は。<br><span style="font-size:0.83em;">(定量:760キロ)</span><br><br>柏林賞馬<b style="font-weight:bold;">カフカ</b>の今季は、ほかに牝馬限定重賞も二つ制しており、昨季後半からの成長そのままに充実一途。折り合い面の課題は依然として残るが、定量なら無理に押して出る必要はないし、荷物も馬場も重いほうが抑えが利く。登坂力上位、切れには欠けるが止まらず歩けて増量歓迎、牡馬相手でも力勝負は望むところ。女帝誕生の場面十分。<br><br>銀河賞馬<b style="font-weight:bold;">ホクセイハリアー</b>は、ひと息入れた後の前三走が相手強化もあって一歩だが、良い馬体で戻ってきたし、デキは決して悪くない。障害トップ付けからトップ抜け、登坂力としぶとさを活かし切った銀河賞が示すとおり、やはり前で運ぶ形が理想。柏林賞が案外だったように、深い馬場を好まない可能性はあるものの、強気に出られるか。<br><br>一昨季イレネーおよび昨季ダービーで世代の頂点に立った<b style="font-weight:bold;">ライジンサン</b>。今季前半は休み休みで態勢が整わなかったが、そこから使い込み、馬体増と良化を示して三冠目に臨むのは昨季と同様。A1で平場→特別と連勝を決めた地力は世代同士ならやはり一枚上、デキさえ戻れば障害で乱れることはなく、増量もまったく問題ない。復権へ万全。<br><br>昨季の菊花賞&オークス馬<b style="font-weight:bold;">スマイルカナ</b>は今季未勝利だが、古馬相手には内容重視に構える場面が多くても、世代戦では上位に顔を覗かせ、存在感は示している。ただ、成長力で他馬に劣る印象もあり、クインカップでは障害で後れを取り勝ち負けまでには加われず。定量変わりプラスでも、牡馬相手で740だと自力勝負とはいかず、展開次第か。<br><br><b style="font-weight:bold;">ミチシオ</b>は昨季のダービー2着をはじめ、重賞の好走歴が多数ある実力馬だが、体調不良で長期休養を挟み、今季は9月からの使い出し。ここを目標と定め、馬体も戻り、一戦ごとに上向いているのはたしか。ワンパンチ足りない近走だが、まだ上積みは見込んで良い。第一障害までが遅いが、流れが落ち着くのは悪くなく、力も小差。善戦十分。<br><br><b style="font-weight:bold;">ウルトラコタロウ</b>は昨季終盤に充実を示し、重賞への期待も高まる中で迎えた今季だったが、意外や障害で崩れる場面が多く、不本意な結果続き。それでも昨季同様に寒い時期を迎えて急上昇、現在3連勝中。登坂力が戻るとともに末脚も格段に強化され、とりわけ一頭抜けた前走のA2特別が出色。これまで重賞で3着七回、ここでさらに上を。<br><br>今季一番の上がり馬<b style="font-weight:bold;">リュウセイウンカイ</b>は、重賞初挑戦となった銀河賞が、障害を一腰でまとめての4着と上々の内容。その後も相手関係と重量面が厳しくなる中でも高値安定、今季ここまで[6-8-1-2]と一気に本格化。格上相手の定量と楽ではないが、追って味あり、手の合う西将も魅力。障害無難なら銀河賞以上を望んでも良く、一発注。<br><br>銀河賞2着の<b style="font-weight:bold;">フレイムファースト</b>は、時折り見られた淡泊な負け方も減り、勝ち切れないまでも今季は好内容の連続。早くから素質を示しながらも、線が細く本格化手前の印象が長く続いたが、馬体も確実に増え、そろそろ充実期。今回はハンデの恩恵がなくなり増量もカギだが、障害は安定しているし、好位でうまく立ち回れば再度上位も。<br><br><b style="font-weight:bold;">ショータイム</b>は春先から好調で、勢いそのままに柏林賞で2着。ただ、夏場に大きく馬体を減らして以降がピリッとせず、数字的には戻った近走も、後方から障害重点に終始し、下りてから脚は使っているものの勝負に持ち込めていない。もともとタメを利かせたいタイプで、ここも末に賭ける手だろうが、よほど展開が向かないと。<br><br><b style="font-weight:bold;">アヤノダイマオー</b>は今季4勝、大友一も感触をつかみ、障害をまとめれば下りて良い脚を使い、終いまで伸び切れる。ただ、あくまで平場での話で、特別条件でも障害に注文がつく馬、前走平場で手間取った後の増量では不安が大きい。まずは自己のリズム重視で障害重点に構えるだろうが、それでも760だと簡単ではない。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260102/09/banei-koyanogo/21/d0/j/o1443202815736614139.jpg"><img alt="" height="590" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260102/09/banei-koyanogo/21/d0/j/o1443202815736614139.jpg" width="420"></a></p>
2026.01.02
[1/2 農林水産大臣賞典 第48回帯広記念(BG1)] 正月に走るのは、戦慄か、衝撃か。
<p>今季より賞金も増額された、正月恒例の古馬G1。今年も少頭数となったが、どの馬が勝っても納得の、最高峰にふさわしい豪華な顔ぶれ。その中でも、偉業に挑む戦慄の王者がやはり核となるが、本当に死角はないのか、馬券的にはこの頭数だからこその難しさもあり、どう買い方を工夫するか。年末よりも乾いた馬場で、高重量戦らしい激戦を期待。<u style="text-decoration:underline;">8Rで発走17時00分</u>。<br><span style="font-size:0.83em;">(別定:890キロ。本年度収得賞金330万円につき10キロ加増)</span><br><br><b style="font-weight:bold;">メムロボブサップ</b>は夏のグランプリで五連覇をはたしたが、まだ勝っていない当レースを今季の最大目標に掲げ、ここまで三戦のみ。過去三年は930で2着、それが今年は900とハンデを抑え、重量有利明白。今季は厳しい競馬をしておらず、平場を一度叩いただけでは仕上がり切っていない恐れもある中での高重量戦、負傷から復帰後はまともに追えていない阿部武と、グランプリの時ほどの絶対感はないが、力で捻じ伏せ古馬重賞完全制覇の偉業へ。<br><br>明け6歳<b style="font-weight:bold;">タカラキングダム</b>は今季前半は障害で苦しみ、また第一障害を拒否するなど競馬にならないこともあったが、秋を迎えて立ち直ると北見記念を完勝、返す刀でドリームエイジCも制し、昨季の4歳三冠馬が類い稀なる能力をいよいよ発揮しつつある。メムロより10キロ積むのは楽ではなく、道中で刻みを入れる展開に嫌気を差して障害でアウトの恐れもはらむが、本馬とて常識を覆せる怪物、歩き比べになれば王者をも凌駕する可能性を秘め。<br><br>昨年の当レース覇者<b style="font-weight:bold;">コウテイ</b>は、現役屈指の重厚派。軽馬場で速くなった北見記念およびドリームエイジCでは障害で一旦止まったが、二腰目が入る障害巧者で増量は何より歓迎、流れが落ち着く今回は一腰も望める。メムロに30キロもらいだった昨年より重量差が縮まり、展開面で楽ではないが、二開催空けて自身も890にとどめて迎える高重量戦。テンは速くなくても、道中で先手を取り、登坂力を活かして先に下ろす形を作れれば連覇も十分。<br><br>昨季は当レースとばんえい記念を自重した<b style="font-weight:bold;">クリスタルコルド</b>が、満を持して高重量戦へ参戦。昨季同様に2分超の力勝負となった旭川記念を連覇し、過去のレースぶりからも、積むのは歓迎。北見記念は下りてからの切れで劣ったとはいえ一腰、前走は格下相手に力の違いを見せつけ、デキも申し分ない。メムロと同重量では、まだ胸を借りる立場だが、シーズン最後の定量戦で結果を出すためには、ここから勝負。互角の戦いを演じたい。<br><br><b style="font-weight:bold;">キングフェスタ</b>は岩見沢記念を制すなど成長著しい今季だが、前走のドリームエイジCはゴール前の競り合いで苦しくなり転倒。結果は仕方ないとはいえ、最上位級の切れ味で一気に突き抜けられた際は良くても、終いのかかる厳しい競馬になると脚が続かない。馬場も軽いほうが良かったが、障害でヒザの甘さを見せる場面が減るなど進境十分、メムロより10キロ積んでは正攻法とはいくまいが、後半勝負から追い上げられるか。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260102/09/banei-koyanogo/0c/4f/j/o1314188315736614137.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="602" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260102/09/banei-koyanogo/0c/4f/j/o1314188315736614137.jpg" width="420"></a></p>
2026.01.01
これがイレネー馬、キョウエイエースが3歳も制す! 〈第54回ばんえいダービー(BG1)〉
<p>12月30日(火)に行われた3歳の頂点を決める一戦、第54回ばんえいダービー(BG1)は、前々から第二障害を一腰で越えた<b style="font-weight:bold;">キョウエイエース</b>(牡3、村上)が激しい競り合いを制し、昨季のイレネー記念以来となる重賞3勝目を挙げました。<br>島津新騎手はダービー初制覇で重賞通算14勝目。村上慎一調教師はダービー3勝目で重賞通算39勝目。<br>馬場水分2.7%で勝ち時計は1分37秒6。大賞典馬スターイチバン(牡3、坂本)がわずかに遅れての2着、一旦先頭に立つ場面もあったスーパーシン(牡3、長部)が詰まっての3着。<br><br>復権をはたしたキョウエイエース、私は本命にしていましたが、菊花賞以来で四開催ぶり、しかも島津新は初の手綱と、普段の予想スタイルではなかなか買いにくいところでした。<br>ダービーが年末の三冠目として行われるようになった2005年以降で、11月上旬の菊花賞からダイレクトで臨んだ馬は、私調べだと過去6頭しかいません。勝った例はなく、2010年テンマデトドケの2着が最高、2014年ハクタイホウと2023年マルホンリョウユウが3着と記録が残っていますが、この3頭はいずれも菊花賞馬。</p><p>いかにハンデ頭だったとはいえ障害で止まって着外に沈んだキョウエイエースが、一戦も挟まずに巻き返せるものなのか、との思いは当然ありました。</p><p><br>それでも本命にしたのは、この中間、じつに意欲的に本走路に入れていると伝わってきたから。<br>開催前日の金曜に、再検や練習のために本走路を開放しますが、まずは12月5日、その後12日と19日と、3週連続で新とともに練習を行い、荷物も600→650→680と段階を踏んで増やしていました。<br>そこでどのような動きをしたのかは知りませんが、この情報だけでも調整が順調に進んでいるように見受けられ、これはレースを使わずとも仕上がっているのではないか……と思うことにしました笑<br><br>レースのほうは、スターイチバンが先手を取って前半約45秒。想定以上に軽い馬場になったとはいえ、730を考えると厳しい流れでしたが、キョウエイエースは障害のカカリ良く3番手で下り、そこからの激しい競り合いに追い勝ち、グイと抜け出し、うーむ、やはり強い、と唸らされる見事な勝利でした。<br>切れ味も水準以上のものを持っていますが、昨季のナナカマド賞やイレネーがそうだったように、苦しくなる最後の10mで我慢してしっかり歩き切れる力、ざっくり底力と言い換えても良いでしょうが、それが何より素晴らしいですね。レースのレベルが上がれば上がるほど求められる能力だと思いますし、今回も決着タイム自体は速いものの、積んで流れたぶん終いのかかる競馬で強さを示しました。そして、しっかり立て直し、きっちり仕上げた村上先生(年末年始の重賞は特に強いイメージ)もお見事。<br>極端にライトな競馬は好まないと思いますが、荷物は増えても問題ないでしょうし、現状では大きな欠点が見当たりません。来季の世代戦もハンデとの戦いになりますが、他馬も概してクラスが上がる4歳のほうが多少マシとも言えますし、さらにその先への期待も懸けて良い器と思います。<br><br>スターイチバンは障害トップ付けから阿部優哉騎手が新人とは思えない上げ方で一腰、菊花賞とは違い切れ味勝負にならない展開に持ち込みました。自身も歩けるとはいえ最後に競り負け、今回は勝ち馬が一枚上手だったと認めざるを得ませんが、やはり力はありますし、積んで良く、追い比べになって味が出る馬です。<br>キョウエイエースに負けず劣らずのスケールと将来性を秘め、三年後五年後までライバル関係が続くかもしれませんよ。<br><br>スーパーシンは最外枠でも道中は折り合いがついていたように見えましたし、障害も一腰、残り20mを切ったあたりで一旦は先頭に立ちましたが、抜け出し切れずの叩き合いから、末に詰まって脱落。<br>ばんえいで、終い緩んだり詰まったりなんてことを見るのは日常茶飯事ですが、本馬は今季の8戦で緩まなかったのは勝ったはまなす賞の一度のみと、頻度が高すぎるし、今回も叩き合いになった時点で、最後に止まるなと思って見ていたら、やっぱり詰まる。だからこれは、現状でははっきりとした弱点です。<br>何度も書いているように、障害がうまくて切れ味もあって、本当に豊かな素質の持ち主ですが、この弱点は大事なレースで厳しい競馬になった時こそ顕わになるもので、解消できるか否かが、今後の最大の課題です。<br>馬自身の成長に委ねるか、御し方によって改善を図るかはわかりませんが、もう一段階上へ、越えなければならない壁に挑む今後です。<br><br>4着以下は離されましたが、菊花賞馬ラポピージュニアは障害を一腰でまとめたものの、定量で上位3頭にここまで動かれては、まだ及ばないのでしょう。それでも菊花賞が重賞初挑戦だったほどですし、4歳になればまだまだ良くなる馬。また地力を蓄えたうえで挑みます。<br>ココロノニダイメ(5着)はシンガリ待機とはいえ終いはよく歩きました。馬体ができてくれば上位陣との差は詰まるでしょう。<br>ホクセイテンリュウ(6着)はある程度ついて行って障害を4番手で越えると、終いも最後は詰まったとはいえよく踏ん張りました。障害巧者で今季は馬体も増え、大きく成長した一頭です。<br>パワフルクィーン(7着)とプロサングエ(8着)は、自己のリズム重視で後方からでしたが、障害巧者らしく710でも障害はまとめました。上出来と言って良いでしょう。<br>ウンカイダイマオー(9着)は好位で進めるも障害で苦戦して転倒。登坂力を活かしての一発を狙っていたことでしょうが、それを許してもらえないほどの厳しい流れを作った上位3頭が一枚も二枚も上でした。自己条件から再出発です。<br><br><br>菊花賞の後にも書きましたが、この世代の全体レベルはかなり高いと思っております。中でも今回の上位3頭、とりわけキョウエイエースが頭ひとつ抜けているか、との印象もありますが、ここからさらに成長力勝負です。<br>来季の世代三冠戦はもちろんですが、その先へ向けても大きく育ってほしい楽しみな世代です。今後も大いにご期待ください。<br><br>**************<br><br><span style="font-size:0.83em;">さて、余談ですが。<br>本文で触れたキョウエイエースの本走路云々に関する話、その情報源は蛯名彩さんのSNSでした(^^;<br>ご自身のXに、走路開放日に競馬場に置かれている、再検および練習馬の一覧表を載せてくれているのですが、普段から私はそれを勝手に画像保存させてもらったうえで、いろいろと妄想を巡らせております笑<br><br>で、ここからが問題。<br>彩ちゃんはばんえい側の御方と言って良いと思いますが、あくまで個人のアカウントに、個人的に載せているもの、との解釈になるでしょう。小久保友香さんもたまに載せてくれていますが、それも同じことです。<br>私は素人なので、彩ちゃんのXに書いてあったもん♪ と言えるのですが、玄人(って誰?)の皆様は、公式情報ではなく、また自身の足で得たものでもない情報について語ることはできないはずです。<br><br>でも、今回の記事を読んで、あぁそうだったのか、そういう見方もできるのか、と思ってくださった方も、多少はいる…よね?(いるって言って~(;^ω^)<br><br>だったら、彩ちゃんや小久保さんが個人的に発信しているもの、という扱いにしないためにも、公式で発表したら良いと思うのですよね。<br>現在は、ほぼ人のいない金曜の競馬場だけでしか発表していないと言っても、オフィシャルな情報には変わりないのだから、それを2歳の能検の出走表と同じように、公式サイトのどこかから見られるようにすれば良いだけです。<br>そうすれば、みんなで気兼ねなく(?)触れられるようになり、一様な見方ではなく議論が深まり、ばんえいが一段と面白いものになっていく……なんて、よく考え過ぎかしら(^^;<br><br>今後のばんえいは、オープン馬ほど数を使わなくなる可能性もあると考えていますが、競馬の面白さは、レースそのものだけでなく、そこへの過程にもあります。<br>多くの馬券ファンにご参加いただいたダービーは売上も過去最高で、それはもちろん良いことなのですが、いま必要なのは、ばんえいの、競技としてギャンブルとしての面白さにどっぷりとハマる方を一人でも多く増やすこと。<br>そのために、語れる材料の一つとなるかもしれない情報を出すことも必要なのではないか…と思う次第です。</span></p>
2025.12.31
ほとばしる才気、キングウンカイが重賞初V! 〈第27回ヤングチャンピオンシップ(BG2)〉
<p>12月29日(月)に行われた2歳の二冠目、第27回ヤングチャンピオンシップ(BG2)は、好位から第二障害を一腰で越えた<b style="font-weight:bold;">キングウンカイ</b>(牡2、松井)が下りからの切れ味を発揮し、一気に突き抜ける完勝。重賞初制覇を遂げました。<br>西将太騎手は当レース初制覇で重賞通算9勝目。松井浩文調教師は当レース2勝目で重賞通算79勝目。<br>馬場水分2.5%で勝ち時計は1分30秒5。ナナカマド賞馬ホクセイイワキヤマ(牡2、坂本)が二冠成らずの2着、後方からよく伸びたレッドウンカイ(牡2、松井)が3着に続いています。<br><br>キングウンカイはスピードあって道中から素軽く、障害下でひとタメするほどの余裕もあり、一腰で越えるとスパッと抜け出し突き放し、言うことなしの完勝でした。<br>デビューから3連勝を飾り、今季の一番馬かとの評価高まったところで、先を見据えてひと息入れましたが、9月28日の復帰戦では馬体が増えておらず、レース内容も案外。前週の青雲賞でプラス46キロでポン駆けを決めたホクセイイワキヤマとは対照的に映り、ちょっと物足りなくも思えたものです。<br>それでもナナカマド賞には使ってくると見ていたのですが、一次申込みすらせず回避。産駒特別以降に目標を切り替えた陣営の判断が正解だったようで、復帰戦からしっかり馬体が増えての連勝と、この厩舎なので当然と言えば当然ですがお見事です。その松井厩舎に競走馬時代後半は所属していたコウシュハウンカイ産駒の重賞初勝利ともなりました<span style="font-size:0.83em;">(インタビューで触れてほしかったな(^^;)</span>。<br>馬場や荷物が重くなった際にどうか、などはこれから見えてきますが、かなり奥があるでしょう。楽しみな馬が出てきました。<br><br>ホクセイイワキヤマは勝ち馬とは切れ味の差、あとはまあ10キロ積んでいたぶんも多少あるでしょうが、自身は何も悪くなく、ここも安定した取り口。<br>ナナカマド賞馬に対して言うのもおかしな話ですが、軽くて速くて、という2歳戦向きのイメージではないんですよね。本質的には時計も終いも少しかかる競馬のほうが良さが出るように思います。イレネー記念での逆転も十分でしょう。<br><br>レッドウンカイ(3着)は、障害に付く手前、付いてからもじっくりタメたのが利貴騎手のファインプレイでしょう。一腰でまとめると良い切れ味を見せ、末まで伸び切りました。現時点では上位2頭と着差以上の力差は感じますが、産駒特別以上の内容でしたし、今後が楽しみになりました。<br>ヤマノブラウン(4着)は積極策から障害一腰、終いは伸び負けしましたが、自身は止まったわけでもありませんし、思い描いていたとおりの展開を作り現時点での力を出し切る、非常に良い競馬だったと思います。<br><br>終い一本で脚を使ったパワーウンカイ(5着)、障害の安定感を増してきたジェイノホマレ(6着)、伸び負けしたフェスタクィーン(7着)、正攻法から残り10mまで踏ん張ったクリスタルアッシュ(8着)、登坂力は示したサトノブレイカー(9着)は、それぞれ良いところがありつつも、今回は力負けと認めざるを得ないものでしたが、今後の成長に期待です。<br><br><br>今年は十勝産駒のワンツーとなりましたが、特殊な選抜ゆえに、年度によって全体レベルの違いがあり、各地区のレベル差が大きいケースも多々あります。<br>それでも、産駒特別が行われる日の競馬場には、生産者のご家族が応援に来ている姿も多く見られる、ばんえいならではの『甲子園』。その出場経験は、本家の高校野球と同じように、今後の競技生活への糧になることでしょう。ここで名前を覚えた各馬の今後にも注目していただければと思います。<br><span style="font-size:0.7em;">白樺学園野球部時代に甲子園に行った利貴騎手が勝てば面白いな、なんても思っているのだけど(^^;</span></p>
2025.12.30
[12/30 第54回ばんえいダービー(BG1)] 真の最強を決める小晦日の夜
<p>3歳三冠最終戦。7月のばんえい大賞典、10月のばんえい菊花賞ともに激戦となったが、上位陣のレベルは高く、2025年を締め括るにふさわしい好カード。前日同様に日没後は少し時計の出る見込みでも、極端には軽くならないし、ここまで積めばやはり底力が必要。別定から定量に変わってのプラスマイナスと、有力勢が菊花賞から揃って手替わりとなっている点をどう見るかだが、ここが真の最強を決める舞台。世界で最も重みのある小晦日ダービー。<br><span style="font-size:0.83em;">(定量:730キロ)</span><br><br>大賞典馬<b style="font-weight:bold;">スターイチバン</b>は、6連勝で臨んだ菊花賞は人気を裏切る格好の3着と案外だったが、軽馬場で忙しく、また切れ味で劣ったもので、決して力負けではない。ハンデの恩恵はなくなっても増量歓迎、菊花賞ほど速くならないここは見直せる場面。新人がやすやすと勝てるほど甘いレースではないが、馬体増の前走をひと叩きして目標へ向け好仕上げ、障害安定して上位争い。<br><br>菊花賞馬<b style="font-weight:bold;">ラポピージュニア</b>は、重賞初出走での戴冠と今季の成長著しい。軽馬場の菊花賞は強気に出たが、本来は少しタメたほうが良く、障害下りからの切れ味あり、追って長く良い脚を使える。前走の自己条件が物足りないが、あくまで目標は今回で、さらに馬体も増えてまだ上昇が見込める。定量に変わり重量関係が厳しくなるだけに、展開の助けはほしいところだが、ここでも。<br><br>はまなす賞で4歳も破った<b style="font-weight:bold;">スーパーシン</b>。大賞典も菊花賞も一旦は先頭と、障害安定して下りから速い脚を使い、行っても差しても競馬ができる自在性もあって素質上位。古馬A1を封じた前走も高評価だが、圧勝態勢からゴール前で緩んで詰まる場面があったように、末の甘さが頻見される点が課題。最外枠で前半の入りもカギとなるが、定量変わりは好材料で、ひと押し利けば頂点。<br><br>オークス馬<b style="font-weight:bold;">ホクセイヒラリ</b>は、前で障害を下ろして終い突き放す完勝で、昨季黒ユリ賞に続いて世代女王の座に。ただ、牡牝のレベル差が大きい世代で、菊花賞では障害で大苦戦してのシンガリ負け。もともと大きかった馬体に実が入り、自己のペースで進めれば本来は増量にも対応可能の障害巧者だが、ここで勝ち負けを望むのは厳しい。<br><br>昨季のイレネー馬<b style="font-weight:bold;">キョウエイエース</b>は、酷量だったとはいえ障害で乱れた菊花賞からダイレクトで四開催ぶり。まずは気配注目だが、中間は初コンビを組む島津と何度も本走路に入れており、仕上がっていて不思議ない調整過程。大賞典とはまなす賞では他馬より20キロ以上積みながら2着確保、8月の特別では古馬を一蹴と地力は一枚上。菊花賞から自身10キロ減での定量で反撃警戒。<br><br><b style="font-weight:bold;">ウンカイダイマオー</b>はこれまでタイトルこそないものの、重賞での善戦歴多数。今季は馬体を減らしての使い出しで調整に苦労したが、夏以降の内容には本格化気配が感じられるし、B1とはいえ古馬を寄せ付けず特別勝ちの前走が出色で仕上がり絶好。定量でも障害は屈指の巧者で増量に不安なく、昨季のイレネー2着馬。いまは終いの我慢も利くし、菊花賞4着以上も望めて。<br><br><b style="font-weight:bold;">ココロノニダイメ</b>は今季開幕から4連勝を決めるなど素質互角だが、一番上に入るとまだ地力で見劣る。はまなす賞で減らした馬体は戻ったが、近走ピリッとせずやや壁に当たっている印象で、現状だと730も少し重いか。実が入れば大きく化けてくる可能性は秘めるが、晩成型で成長途上の段階。近走内容からも後半勝負に構えるだろうが、上位進出とまでは。<br><br><b style="font-weight:bold;">ホクセイテンリュウ</b>は今季ずっとデキ良く、馬体も順調に増えて活気十分。菊花賞も積極策から5着に粘り、自身の力を出し切る好内容だったが、軽馬場が大きな味方になったのはたしか。スピード型で現状では馬場も荷物も軽いほうがベター、障害は巧者の部類でも定量の730だとそうスムーズには運べまい。下りての脚で他馬に劣るし、どこまで食い下がれるか。<br><br>オークス2着の<b style="font-weight:bold;">パワフルクィーン</b>は世代随一の障害巧者で、下りてからジリっぽく勝ち切れない場面も多いとはいえ、今季の成長大きく充実。ここはさすがに相手が強いうえに増量と条件厳しいが、まずはこの荷物でも一腰で越えることを重点に置いて運ばれるか。積んで良さが出る馬、先の牝馬限定戦への経験としたい。<br><br><b style="font-weight:bold;">プロサングエ</b>はオークスで3着。やや末が甘い面は残るものの、今季は安定した内容を示しており確実に地力強化。オークス前はC1で戦っていたように明らかに格下で、ここで何かを望めるレベルではないが、腰がしっかり入る障害巧者、十分に息を入れて進め、710でも登坂力を示せるか。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251229/04/banei-koyanogo/9b/89/j/o2026243715735012257.jpg"><img alt="" height="505" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251229/04/banei-koyanogo/9b/89/j/o2026243715735012257.jpg" width="420"></a></p>
2025.12.29
[12/29 第27回ヤングチャンピオンシップ(BG2)] まなじりは 歓呼にこたえ いさぎよし
<p>年末年始を彩る四重賞の嚆矢は、産地別の地区予選を突破してきた10頭による『ばんえい甲子園』の決勝にして2歳の二冠目。一冠目のナナカマド賞に出走していたのは2頭のみでもあり、例によって各地区のレベル差と産駒特別の内容を精査必要。雪がちらつく予報が出ており馬場の変化にも注目だが、ロータリーが入り、ナナカマド賞の時ほどは軽くならないか。過去26回では、十勝13勝、釧路6勝、北見3勝、北央3勝、南北海道1勝。<br><span style="font-size:0.83em;">(別定:590キロ。収得賞金250万円につき10キロ加増)</span><br><br>ナナカマド賞を制した十勝<b style="font-weight:bold;">ホクセイイワキヤマ</b>は、産駒特別2着で二冠への挑戦権獲得。障害巧者で、ここまでオール連対と安定、接戦を勝ち切った一冠目のように終いの我慢も利く。本質的には道中で息が入るほうが良いし、10キロ積むハンデ頭でも増量歓迎、切れ負けした産駒特別からの逆転可能。引き続き崩れず二冠十分。<br><br>十勝<b style="font-weight:bold;">キングウンカイ</b>はホクセイを破って産駒特別勝ち。デビューから3連勝の後にひと息入れたが、馬体の成長が物足りないと見るやナナカマド賞をスキップして再調整、障害下りからの切れ味で一気に突き抜けた産駒特別は時計も内容も文句なしで、やはり素質の高さは相当のもの。まだ粗削りな面は残るが、ここも好勝負。<br><br>能検から動きの良さが目立っていた釧路<b style="font-weight:bold;">ジェイノホマレ</b>は、8月の牝馬限定特別勝ち、ナナカマド賞も見せ場十分の小差4着と、牡馬相手でも素質は引けを取らない。馬場は軽いほうが良いが、課題の障害も近走は一腰でまとめており進境十分。新人・阿部優がどこで下ろせるかだが、切れ味勝負に持ち込めれば上位進出も可能。<br><br>北見<b style="font-weight:bold;">サトノブレイカー</b>は、ここまで成長を促しつつの使い方だが、障害の上がり方が良く、下りからの切れ味も光り、素質は高い。まだ末まで脚が続かない面はあるが、産駒特別は完勝だった。今回はやや相手強化とはなるが、馬体も順調に増え、前走以上のパフォーマンスも期待できる。増量に不安なく、上位圏内。<br><br>産駒特別を障害トップ抜けから押し切った北央<b style="font-weight:bold;">ヤマノブラウン</b>は、前走のA-1平場でも先に下ろしたように、屈指の障害巧者。下りてからがジリっぽく、相手強化のここでは終い伸び負けする公算が大きいが、牝馬でも馬格があるし、登坂力を活かせる増量歓迎。積極策から、他馬が障害で手間取った際の粘り込み狙う。<br><br>南北海道<b style="font-weight:bold;">パワーウンカイ</b>の産駒特別は、障害下りから速い脚を見せての抜け出し。ただ、一番上に入ったその後の三戦は後方から障害重点と、やや物足りない。いずれも一腰でまとめておりデキは悪くないが、重賞だと自力勝負は利かず、ここも前半は大事に運んで後半につなげる形に構えるか。展開の助けは必要で、入着級。<br><br>南北海道<b style="font-weight:bold;">フェスタクィーン</b>は9月に牝馬限定特別勝ちのある素質馬。早々とナナカマド賞回避を表明するとひと息入れ、馬体を増やして臨んだ産駒特別で2着。障害は安定していても、詰めて行くと終いがかったるくなるが、タメが利いた際にはよく伸び、牡馬相手なら後半勝負か。流れが落ち着くのは悪くなく、上位うかがう。<br><br>釧路<b style="font-weight:bold;">クリスタルアッシュ</b>は新馬戦圧勝、その後はやや足踏みが続いたが、近走は素軽さ目立ち良化顕著。全兄Cコルド同様に障害巧者、追っての味もあり、平場とはいえ抜けてから突き放した二走前の勝ちっぷり上々。馬体も順調に増え、徐々に軌道に乗ってきた。増量に不安ないし、さらに上昇見込めばここでも楽しみある。<br><br>北央<b style="font-weight:bold;">レッドウンカイ</b>は障害を下りてから良い脚を使えるが、伸びてきた産駒特別も末はやや鈍ったように、まだ成長途上。道中でタメを利かせたく、少しでも流れが落ち着くのは悪くないが、そう詰めては行けまい。じっくり構えて後半勝負の形になるだろうが、ヤマノとの対戦比較からも、相手強化の重賞ではどこまで。<br><br>北見<b style="font-weight:bold;">カネオー</b>は、まだ粗削りながらも追われてよく歩き、産駒特別でも長く脚を使っての浮上。ただ、ここに入ると対戦比較で見劣るし、素質は秘めていても現時点では少し相手が強いか。詰めて行くと障害への不安が生じるだけに増量も歓迎とは言えず、後半勝負からの展開待ち、先々へ向けて入着あれば。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251229/04/banei-koyanogo/9b/89/j/o2026243715735012257.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="505" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251229/04/banei-koyanogo/9b/89/j/o2026243715735012257.jpg" width="420"></a></p>
2025.12.28
☆名古屋競馬場に初参戦☆
<p> 前記事のとおり <a href="https://ameblo.jp/banei-koyanogo/entry-12950425350.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Cheap Trick</a> のライヴ目的で大阪と東京へ行ってきたのだが、2024年2月の <a href="https://ameblo.jp/banei-koyanogo/entry-12839869813.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Europe</a> に合わせて<a href="https://ameblo.jp/banei-koyanogo/entry-12847639116.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">東京競馬場</a>まで足を延ばしたことに味を占めるとともに、知らない土地での移動にも自信を深め(スマホ頼み)、今回も何か競馬関連を絡められないかと企てた。<br> 月曜に北海道を発っての三泊四日、となれば中央さんの開催日とは重ならないが、365日カバーしている地方競馬、どこかで競馬は行われている。<br> そう思いながら地全協の日程表を見てみると……。ライヴは大阪が月曜、東京が水曜だったのだが、ちょうど間の火曜が名古屋さんの開催日。<br> もともと行ってみたいと思っていた競馬場だし、ルート的にもこれ以上なくベストで、もう即決!<br> というわけで、時差投稿気味とはなるのですが、ばんえいファンによる他場視察シリーズ(?)名古屋編でございます。<br><br> まずは大阪から新幹線で名古屋へ。そして名古屋駅近くから出ている無料送迎バスに乗り込み……40分弱ほどで名古屋競馬場に到着!</p><p><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/47/46/j/o2256165015734604584.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="365" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/47/46/j/o2256165015734604584.jpg" width="500"></a></p><p><br> 『名古屋競馬場』と言っても、住所は弥富市駒野町で、名古屋ではないのだが、もともと弥富トレーニングセンターだった施設を2022年4月から競馬場として運用を開始、名古屋市港区土古にあった旧名古屋競馬場を移転した扱いで、その名称を引き継いでいる…という認識で良いだろうか。<br><br> 入場してすぐ左手にパドックがある、<a href="https://ameblo.jp/banei-koyanogo/entry-12815873070.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">JRA函館</a>と似たレイアウトだが、まずはまだ新しさも感じる綺麗なスタンドに入り、ちょこちょこっと歩いたら、もうコースが目の前。<br> 小さいとは聞いていたが、スタンド入口からはちょっとしたスーパーの野菜コーナーから酒コーナーへ行くくらいの感覚で、非常にコンパクト。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/b8/78/j/o1406116115734608444.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="380" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/b8/78/j/o1406116115734608444.jpg" width="460"></a></p><p><br> 競馬場に来たからには、もちろん入場料および観戦料は自主的に払わなければならないので、まずは専門紙『競馬エース』を購入。ばんえいの専門紙は年に一回程度しか買わないが、ここでは来場記念品的な意味も含めて。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/f9/67/j/o1303115515734601898.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="372" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/f9/67/j/o1303115515734601898.jpg" width="420"></a><br><br> 準備を整えたところでパドック見学へ。<br> 中央の競馬場よりも馬との距離が近いぞ! 各馬がブルルッと鼻を鳴らしながら汗を白くにじませながら周回している。<br> もちろん騎手の顔もはっきりと見える。申し訳ないことに、顔と名前が一致する騎手は名古屋にそう多くないのだが、さすがに知っている宮下瞳騎手の調教師転身が後日発表されたのは皆さんご存じのとおり。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/12/2e/j/o2256156215734605016.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="346" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/12/2e/j/o2256156215734605016.jpg" width="500"></a></p><p><br> 最終周回まで見届けたのちにスタンドへと戻り、馬券検討を始めたが、あっという間に締め切り間近。<br> ついつい、入場を終えてから締め切りまでが長い<span style="font-size:0.83em;">(馬装と枠入りに時間を要すため)</span>ばんえいの感覚でいたのだが、そりゃ違いますわな(;・∀・)<br> 馬券の写真を撮るのをすっかり忘れてしまったが、最初のレースでやっすい馬複が当たり、その後も大したことないのが一つ当たり、数百円のマイナスで済んだみたい。<br><br> ところで、改めて場内を見返すと、何やら妙な違和感が。<br> モニターが掲げられ、もちろん馬券発売機が置かれ、マークカード置き場兼記入台がある。ただ、座れる場所が一つもないのだ。ライヴ会場みたいな言い方になってしまうが、1階屋内はオールスタンディング。<br> 札幌に、座席のないホッカイドウ競馬の場外発売所があるが<span style="font-size:0.83em;">(Aiba札幌駅前)</span>、競馬場でこれは珍しいのではないだろうか。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/dc/5b/j/o0678038215734594933.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="237" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/dc/5b/j/o0678038215734594933.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/0f/13/j/o0699039415734594934.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="270" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/0f/13/j/o0699039415734594934.jpg" width="480"></a><br><br> 1階屋外には観覧席が設けられているが、公式サイトによると312席。わずか、との言葉を付け加えても良いか。<br> 私が訪れた9月30日は、酷暑も過ぎ、最高気温が30℃に達さない日だったが、その席で西日を受けるとやはり暑さを感じたし、真夏だと長い時間いられるものではないだろう。スタンド上部の庇も、日差しや雨を遮るほどのものとは見えない。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/a8/68/j/o0689038815734594936.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="282" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/22/banei-koyanogo/a8/68/j/o0689038815734594936.jpg" width="500"></a><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/58/1d/j/o2667186115734618719.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="321" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/58/1d/j/o2667186115734618719.jpg" width="460"></a></p><p> </p><p> パドックを見た際に、座ったままのファンが多い光景に驚きも感じたのだが、日陰で、かつ腰を下ろせる場所となると、ここしかないことも関係しているのかもしれない。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/e8/30/j/o3780211215734622164.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="257" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/e8/30/j/o3780211215734622164.jpg" width="460"></a><br><br> 2階の有料席は快適なのだろうが、そのぶんガラスを挟んでレースを見ることになるし、わりと強気とも思える価格設定。交流重賞が行われる日などはともかく、日々の競馬を支える常連馬券ファンが、どこまで利用するのかという気もする。<br> 加えて言えば、食堂も2階の一角に格好をつけた程度の小さなものがあるだけ。外の広場にキッチンカーが来ていたので、たこ焼きとビールを買ったが、帯広で顔馴染みのキッチンカーと比べられるレベルではない。</p><p><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/fa/a7/j/o2537158515734620007.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="262" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/fa/a7/j/o2537158515734620007.jpg" width="420"></a><br><br> 前述のようにパドックでは馬を間近に見られるし、スタンドからコースが近く、レースも見やすい。中央の競馬場以上の迫力も感じられる。<br> レースを終えた馬たちが戻ってくるところなんかも見られて、やっぱり競馬場が好きな私は、良い光景だなあ、とは思うものの、それ以外の面がちょっとシンプル過ぎて、味気ない施設という印象も正直受ける。<br> よそから来た一見の客がネガティヴに受け取るのも失礼な話だが、現代風と言うのか、馬券はネットで売るものと割り切った、裏を返せば本場に来るお客様を優先していない競馬場なのだろう。そうなってしまったのだろう。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/cf/f8/j/o1807128315734622482.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="312" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/cf/f8/j/o1807128315734622482.jpg" width="440"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/28/a1/j/o2256144215734622501.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="306" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/28/a1/j/o2256144215734622501.jpg" width="480"></a></p><p><br> 近年の売上が好調な地方競馬だが、ほとんどの主催者で、ネットでの発売額が全体の9割以上を占める。私がよく行く帯広も、本場の数字など全体の2%ほどにしか過ぎない。<br> 有り余るほどの資金があるならともかく、限られた中でどちらを優先するかとなれば、それはネットで買うお客様であり、かつ競馬場運営に関わる経費を削減していくことが、ビジネス的観点からはおそらく正解なのだろう、とは思う。<br> それでも “わざわざ” 競馬場に足を運んでくれるファンは大事にすべき、と言いたい気持ちはあるのだが、数字を見ると、そんなものは甘っちょろいノスタルジアと片付けられてしまいそうだ。<br><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/2f/19/j/o2256172115734623679.jpg"><img alt="" height="320" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251227/23/banei-koyanogo/2f/19/j/o2256172115734623679.jpg" width="420"></a></p><p><br> さて、じつは今回、名古屋にお住まいのブロ友さんに、訪れることを事前に連絡していたのだが、会社の有休を使ってまで競馬場に来てくださって。はじめまして~(*‘∀‘)<br> その流れで、旧知の間柄らしい、元・広報の競馬場職員さん<span style="font-size:0.83em;">(現在は違う部署とか)</span>とお話しさせていただく機会にも恵まれた。<br><br> 「こちら、北海道から来た方で……」<br> 「ああ、それでばんえい競馬の笑」<br><br> この日の私は生真面目にも(?)『STOP AND GO!』のばんえいTシャツを着ていたのだが、職員さんは帯広競馬場へ行ったことがあるらしく、またハクウンリュー<span style="font-size:0.83em;">(ばんえいのPR馬)</span>が名古屋の場外発売所へイベントで訪れたこともあるので、ばんえいのことを結構知っていた。<br> ブロ友さんもインビクタのキーホルダーを持っていたりで、ばんえいファンとしては大変ありがたく、テンションが上がったのだが、肝心の名古屋の話も伺う。<br><br> ストレートに言えば、お二人とも、現在の競馬場が以前より良くなったとは思っていないようだった。<br> Wikipediaに、席数が旧競馬場の約10分の1に減ったとの記載があったが、当初の計画よりも小さくなったらしいし、そもそも移転の大義名分として示されていた、跡地をスポーツイベント関連に活用する計画も立ち消えになったという。だったら移転しなくて良かったべさ、と部外者ですら思う。<br> 私も、かつて足しげく通ったJRA札幌競馬場が、リニューアルによって過ごしにくい場所になってしまったことは経験しているが、その比ではない変わりよう。<br> 旧名古屋競馬場時代から長く地元の競馬を応援してきた方にしてみれば、奪われた、切り捨てられた、との感情が浮かんできても不思議ではないだろう。<br> 「土古<span style="font-size:0.7em;">(どんこ)</span>の時に来てほしかった」との言葉が胸に刺さる。</p><p><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/7e/1d/j/o1675135515734695416.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="405" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/7e/1d/j/o1675135515734695416.jpg" width="500"></a><br> </p><p> レースが進み、ブロ友さんがお帰りになるということで、私もそろそろ名古屋駅近くに取った宿に戻るかと送迎バスの時刻表を見てみたら、便数が少なく、次となると最終レースが終わった後。<br> 歩いて行ける範囲には公共交通機関がなく、これじゃまるで楽園の囚人だな、なんても思ったが、最寄り(と言っても結構遠い)の駅まで車で送ってくれるとのお言葉に甘えることにした。<br><br> その駅からは乗り換えもなく名古屋駅まで一本で行けるとのことで、安心して空いている席に座り、スマホに収めた写真の整理などしていたが、やがて聴こえてきた車内アナウンスに、思わず顔を上げる。<br><br> 次はー、こうほくー、港北に止まりまーす<br><br> 「以前は、名古屋競馬場前駅、だったんですよ」<br><br> そう言っていたっけ。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/46/e2/j/o2062123315734695395.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="263" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/46/e2/j/o2062123315734695395.jpg" width="440"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/b2/ac/j/o3742201115734695405.jpg"><img alt="" height="226" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/b2/ac/j/o3742201115734695405.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/e3/e8/j/o1899107115734695412.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="248" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/e3/e8/j/o1899107115734695412.jpg" width="440"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/af/30/j/o2256293315734695389.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="286" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251228/09/banei-koyanogo/af/30/j/o2256293315734695389.jpg" width="220"></a></p>
2025.12.18
【音楽ブログ】Cheap Trick at 日本武道館
<p>かな~り間が空いてしまったが、↓の記事に続いて、<b style="font-weight:bold;">Cheap Trick</b> のライヴ話(^^;</p><p> </p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://ameblo.jp/banei-koyanogo/entry-12937264197.html" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">『【音楽ブログ】Cheap Trick Farewell Tour at グランキューブ大阪』</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">9月29日、Cheap Trick のライヴ at グランキューブ大阪に参戦してきました!私個人としては、2013年8月の名古屋・ダイヤモンドホール、2016…</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">ameblo.jp</span></span></span><span class="ogpCard_imageWrap" style="position:relative;width:120px;height:120px;flex-shrink:0"><img alt="" class="ogpCard_image" data-ogp-card-image="" height="120" loading="lazy" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251008/10/banei-koyanogo/91/40/j/o2018248815692632252.jpg" style="position:absolute;top:50%;left:50%;object-fit:cover;min-height:100%;min-width:100%;transform:translate(-50%,-50%)" width="120"></span></a></article></div><p> </p><p>ライヴレポなんつーのは、鮮度が命、的なところはあると思うのだが、そもそもライヴレポを載せること自体が場違い(?)なブログなので、そこは勘弁してくれい。<br><br>はい、グランキューブ大阪から一日挟んだ10月1日、今度は東京・日本武道館に参戦しました!<br>なんと、ハシゴしてしまったんだな笑<br><br>前記事のとおり、Cheap Trick のライヴに参戦するのは大阪が3度目だったのだが、それまでの2回は、いずれもオールスタンディングの小さな会場。<br>じつは他アーティストを含めても、回数で言えばスタンディングのほうが多いくらいで、椅子付きの会場でも、いわゆるホールクラスまでしか私は知らない。<br><br>それが、なんてったって武道館ですよ Budokan。<br>ライヴは当然として、武道館に行くこと自体が、今回の楽しみでもあった。<br>ゴーさん初の単独武道館公演!<span style="font-size:0.83em;">(ぼっち参戦)</span>である。<br><br>九段下駅から案内標示に導かれるがままに、霧雨が降る中を傘も持たずに歩いていき、玉ねぎとも言われる擬宝珠が見えただけでアガるアガる。<br>うおおお、武道館じゃー!<br><span style="font-size:0.83em;">自分が興味を持っている分野の権威ある建造物、という意味では、東京競馬場と似た感覚だったかもしれない笑</span></p><p> </p><p><span style="font-size: 13.28px;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/cf/29/j/o2024196515731199098.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="408" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/cf/29/j/o2024196515731199098.jpg" width="420"></a></span></p><p><span style="font-size: 13.28px;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/05/04/j/o2052115615731199102.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="225" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/05/04/j/o2052115615731199102.jpg" width="400"></a></span></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/b2/db/j/o2736154315731199100.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="282" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/b2/db/j/o2736154315731199100.jpg" width="500"></a></p><p> </p><p>私に与えられていたのは西スタンドの2階席と、かなり端に寄ったほうだったが、たしかに角度も距離もあるとはいえ、伝え聞いていたとおりに、どこからでもステージが近く感じられる武道館。<br>いろいろな場所から写真を撮っているうちにそう実感し、多少は抱いていた席への不安と不満など開演前に消え去った。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/ec/96/j/o2055115915731199104.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="282" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/ec/96/j/o2055115915731199104.jpg" width="500"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/d2/e4/j/o3264184015731199107.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="260" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/d2/e4/j/o3264184015731199107.jpg" width="460"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/d3/5b/j/o3462195215731199109.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="237" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/d3/5b/j/o3462195215731199109.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/31/1d/j/o2413136015731199110.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="248" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/31/1d/j/o2413136015731199110.jpg" width="440"></a><br><br>それにしても、上までびっしりと埋まった客席。<br>真のフェアウェル、Cheap Trick にとって特別な意味を持つ武道館とはいえ、よく入ったねえ。<br>大阪よりも男性客の比率が増していたように見受けられ、Judas Priest みたいな格好をした若いおニイちゃんの姿もあった。かのカート・コバーンも Cheap Trick がお気に入りだったというが、ポップサイドだけが売りのバンドでは、決してないのだ。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/f5/b0/j/o3264184015731199113.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="282" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/f5/b0/j/o3264184015731199113.jpg" width="500"></a><br><br>いよいよ日本における Cheap Trick 最後の公演が始まる。<br>定番のオープニング『Hello There』から『Come on,Come on』以下へと続くセトリは大阪と同じだったが、四曲目の『Big Eyes』で「びーっがーいず♪」とコーラスを合わせるころには、多くのオーディエンスが気づいたことだろう。47年前の『at 武道館』とも同じだと。<br>それは途中で変わったのだけど、中には47年前の武道館で彼らを見ていたファンも、いたのかな、いたんだろうな。</p><p><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/27/52/j/o2813160015731199116.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="284" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/27/52/j/o2813160015731199116.jpg" width="500"></a></p><p><br>終盤へと差しかかるところで披露された、『The Flame 永遠の愛の炎』。<br>前記事でも書いたように、セールス的には最大のヒット曲なのだが、外部ソングライターを起用したいわゆる売れ線狙いで、メンバーが必ずしも気に入っているわけではない旨の発言をしていたこともある。<br>とはいえ、やはりこの曲が好きという方は多いだろうし、何よりライヴでやれば、そこにはもう安っぽい仕掛けなどない、Cheap Trick の曲だ。<br>大阪ではロビンの歌唱がちょっとヨレヨレしていて心配になるところも正直あったのだが、この日は素晴らしかった。いや、この曲だけでなく、全体を通して本当に驚くほど良かった。9年前、12年前よりもシビれたくらい。<br><br>曲中で、多くのオーディエンスがスマホを取り出し、上に掲げ始める。何かと思ったら、あぁ、ライト機能をペンライトの代わりにしているのか。私はこの手法を初めて見たが、綺麗で感動的な光景。前列にいた白髪のご婦人も同様にしていたので、わりと一般的になっているのだろうか。<br>機会があれば、Europe の Carrie でやってみようか笑<span style="font-size:0.83em;">(撮影禁止の公演では誤解を招く恐れがあるので控えるべきだろうが)</span></p><p><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/93/57/j/o4000225615731199119.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="282" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/93/57/j/o4000225615731199119.jpg" width="500"></a></p><p><br>その後は、大阪と同じく『I Want You to Want to Me 甘い罠』、そして『Surrender』と続き、メンバーが一旦ステージから姿を消す。<br>もちろんアンコールは控えているわけだが、じつは私はそこに『Surrender』を持ってくるのでは、と思っていた。<br>それを本編で済ませてしまい、再びメンバーが現れ『Auf Wiedersehen』を挟んだ後の、ここまでやっていなくて、かつ締めるに相応しい曲となると……。<br>多くのファンの予想は一致していたことだろうが、赤と青のライトが交互にステージを照らし出し、確信に変わっての大歓声。『Dream Police』だ!</p><p><br><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/b6/62/j/o1541136515731199114.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="443" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20251218/01/banei-koyanogo/b6/62/j/o1541136515731199114.jpg" width="500"></a></p><p><br>もう間もなく、Cheap Trick の最後の日本公演が終わる。それがわかっているからこそ、ぽりす!ぽりす! とコーラスを合わせる声がいっそう大きくなるオーディエンス。<br>続く『Good Night』でフィナーレを迎えると、ロビンが涙を拭うような仕草を見せ、最後は四人そろってのお辞儀。<br><br>2日前の大阪だって、もちろん満足したのだけど、それはどちらかというと、その場にいられることから得る心の動きによるもの。<br>だがこの日は、純粋にパフォーマンスそのものが、本当に素晴らしかった。<br>ロビンだけでなく、若いダックスのドラムが切れ良くパワフルなのはもちろんのこと、年齢を感じさせないトムも、年齢を隠せないリックも、今の Cheap Trick として、これ以上ないほどのものを見せてくれたと思う。<br>最後の最後に、ここまでのものが見られるなんて……。<br><br>Cheap Trick は、やはり世界最高のライヴバンドだった。<br><br>サヨナラ! グッバイ!!</p><p> </p><p> </p><p><b style="font-weight:bold;">Come on,Come on</b></p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://www.youtube.com/watch?v=9JeI_pVQbAM" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">- YouTube</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">www.youtube.com</span></span></span></a></article></div><p> </p><p><b style="font-weight:bold;">Big Eyes</b></p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://www.youtube.com/watch?v=VIDlpF1HHaE&t=177s" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">- YouTube</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">www.youtube.com</span></span></span></a></article></div><p> </p><p><b style="font-weight:bold;">Auf Wiedersehen サヨナラ・グッバイ</b></p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://www.youtube.com/watch?v=wj0bqypdJI8&t=6s" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">- YouTube</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">www.youtube.com</span></span></span></a></article></div><p> </p><p><span style="color:#ff0000;">あまり興味がないとか、わからんという方にも、こちらの動画↓だけは見ていただきたいです(^-^)</span></p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://www.youtube.com/watch?v=oydPJwJgGx8" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">- YouTube</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">www.youtube.com</span></span></span></a></article></div><p> </p><p><span style="font-size:0.83em;">というわけで、大阪と東京へ行ってきたのですが、本来は競馬ブログとしてやらせてもらってますのでね、遠方へ行ったからには馬関連の見聞も深めてまいりましたよ。<br>次回はそのあたりのお話になる予定…です。</span></p>
2025.12.13
女王サクラヒメ、軽やかに四連覇! 〈第42回レディースカップ(準重賞)〉
<p>12月8日(月)に行われた牝馬限定の第42回レディースカップ(準重賞)は、好位から第二障害をすんなり越えた<b style="font-weight:bold;">サクラヒメ</b>(牝7、今井)が、終い抜け出し後続を突き放す快勝。今季3勝目、通算37勝目を挙げるとともに、当レース四連覇を達成しました。<br>馬場水分3.5%で勝ち時計は1分40秒1。前々から食い下がったダイヤカツヒメ(牝6、久田)が2着、ジワジワと脚を伸ばしたカフカ(牝4、金田)が3着に続いています。<br><br>二週前のドリームエイジカップでは、ゴール前で転倒して競走中止という憂き目に遭ったサクラヒメですが、ここは力どおりに女王の貫録を示しました。<br>単勝1.2倍の馬が、そのとおり人気に応えたもので、内容については特に論じるところはありませんが、光ったのは千尋さんの落ち着いた御しっぷり。<br>当日前半まで雪があり軽くなった馬場、前の2頭が道中で一度しか刻まずに先行する中でも三度刻み、それでも地脚が上なので好位を取れましたが、慌てる必要はないとの意識もあったことでしょう。このあたり、雨馬場のハイペースを深追いし過ぎた<span style="font-size:0.83em;">(と私は思っている)</span>カーネーションカップの経験も活きたものと思います。<br>障害を綺麗に切った後は、右手に持った手綱で叩くこともなく、左手綱で時折りしゃくる<span style="font-size:0.83em;">(技術的なことはわからないけど、ハミを動かして合図を送る、という意味で書いています)</span>だけ。力が上で手ごたえも良かったのでしょうが、馬の前進気勢を活かす、良い勝ち方だったと映ります。<br><br>じつは千尋さんは有数の “追える” 騎手だと思っています。こんなに追えるのか、こんなに伸びるのか、と感じることが毎週のようにありますから。<br>ただ、以前に書いたこともありますが、サクラヒメは、追って叩いて伸びる馬ではない、という認識です。<br>渡来心路が主戦のころにしばしば見られた “持ったまま” は、べつに騎手が気を抜いているわけではなく、それが最良の扶助であると心得たうえでの光景だと受け止めていました。<br>もちろん、苦しくなった時にはそんなことも言っていられずガシガシ追って叩くのですが、サクラヒメ本来の勝ち方と強さを示した今回は、2月1日のヒロインズカップへ向けても大きな意味を持つことでしょう。<br><br>この後は、今月28日の軽量戦・地吹雪賞でスピードスター賞の権利を取ったうえで、ヒロインズを目標に定めることになるでしょうが、昨季810キロで制した同レースに今季は800で出られそうな賞金状況。<br>となれば当然連覇への期待が高まりますが、それでもハンデ頭とあっては、決して簡単なレースとはなりませんよ。まあ、そのあたりは近くなってから考えることといたします。<br><br>ダイヤカツヒメは積極策から障害もヒザを折らずに一腰。障害はサクラヒメのほうが早くて前に出られましたが、自身も末までしっかり歩く好内容。<br>そりゃあサクラヒメは本当に強いのですけど、本馬もそれ以外の牝馬と比べると、やはり地力は一枚上のものがあります。<br>ヒロインズCで今回の勝ち馬に10キロでももらえればチャンスは十二分にありますが、賞金状況を考慮しつつで、どのような進行となるでしょうか。<br><br>カフカは今回も障害下で止め切れずと、折り合い面の難しさを覗かせながらも一腰、下りてからもよく歩きました。依然として課題を抱えながらではありますが、これだけ動ければ、天馬賞へ向けて順調と言っても良いでしょう。<br>ニシキマリン(4着)は障害トップ抜けから切れ負けしたものの、登坂力は示しましたし、積んで良い馬。昨季のヒロインズCは粘っての3着で、ハンデ差を活かせれば今季も面白いでしょう。<br>シンエイアロイ(5着)はやや慎重に構えたようにも映りましたが、障害も終いもまずまずで、内容的にはそう悪くなく。サクラヒメと同重量では少し足りないのはたしかで、ヒロインズCまで見るなら賞金状況が気になるところではあります。<br>スマイルカナ(6着)は今回も障害重点で後半勝負。障害をまとめて脚も使っており、天馬賞へ向けて良いリズムを作れてはいます。<br>スーパーチヨコ(7着)はじっくり構えて終い重点。恵介は二度目の手綱で、前回は積極的に運んでゴール前で転倒したこともあり、少し測りながらの意識だったかもしれませんが、このレベルだと、馬場であったり展開であったり、何かの助けはほしいかと思います。<br><br><br>このレディースカップ、なぜか月曜に施行されることが過去にもありました。それが昨季までの直近四年は日曜施行と、ようやく落ち着いたのかと思っていたら、今季はまた月曜。<br>いやもちろん、ご職業その他の事情で、日曜より月曜のほうが競馬を楽しみやすい、そのほうがありがたい、という方も一定数いらっしゃるでしょうし、メムロボブサップが月曜に出ることがあっても良いのだけど<span style="font-size:0.83em;">(次節15日月曜の特別に予定)</span>、重賞は通常日程では原則として日曜に行うのだから、準重賞も、文字通り準ずる形で日曜に組むのが自然……ですよね。<br>それを、“あえて” 月曜にする意図って、何があるのかしら。<br><br>べつに、どっちでも一緒じゃん、と言われれば、そのとおりでもあるのですが、きわめて数の少ない限定戦で、牝馬の一線級が揃い、過去の勝ち馬にも相当のビッグネームが並ぶ準重賞です。上位牝馬を擁する陣営にとっては、シーズンの中でも大きな意味と価値を持つレースだと思います。<br>だったら、日曜メインにドーンと据えて、重賞じゃないけど、準重賞だけど、大事なレースだよ盛り上がっていこうぜー、という扱いをするべきと思うのですがね。<br>サクラヒメの四連覇は本当に凄いこと(4歳から勝ってるんだよ)なのに、なんか普通に特別勝ったみたいな空気になってません?<br><br>まあ曜日については百歩譲ったとしても、レディースカップに関して、ばんえい公式のLINEでもXでも、レース前もレース後も何ひとつ触れられていない。フォローしてから初めてこのレースを迎えるファンだって絶対にいるはずなのに、どういうつもりなのでしょう。<br>ちょっともったいないし、どうも最近のばんえいは、レースの価値、あるいはファンの興味と、主催者側の感覚にはズレがあるのだな、と思わざるを得ないことが増えているように感じます。イベントが絡むと、Xでめっちゃ告知するくせにね笑<br>余談でした(^^;</p>