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ばんえい競馬士 第001号 コヤノゴー 〈別館〉 - 記事一覧
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2026.11.08
[11/8 第51回クインカップ(BG3)]A Day at the Races 華麗なるレース
<p>4歳牝馬にとって今季の最大目標である限定重賞。B1からB3の組み合わせでハンデは上下10キロに収まるとなれば、素直に格付上位馬を重視が妥当か。これまでの牝馬限定重賞および特別、とりわけ二開催前10月18日に行われた前哨戦・紅バラ賞の結果と内容が重要な参考に。土曜は日没後に特に軽くなった馬場が、多少乾く見込みの日曜にどう変化するかも注目だが、上位陣は障害巧者揃いで積んでも締まった流れになりそう。<br><span style="font-size:0.83em;">(別定:オープン=720キロ。B1・B2=690、B3=680)</span><br><br>一昨季の黒ユリ賞および昨季のオークスを制している<b style="font-weight:bold;">ホクセイヒラリ</b>が実績も力も上位。今季は転厩後に4連勝、素軽さを増してさらに充実。三開催ぶりだった紅バラ賞は切れ負けしての2着も、増量歓迎、結果として昇級しなかったぶんハンデも不利なし。一度使って型通りの上積みが見込めるし、いまなら少々速くなっても問題ない。女王の座は譲らず。<br><br>昨季オークス2着の<b style="font-weight:bold;">パワフルクィーン</b>は、乱れていた障害を紅バラ賞で修正、前走の平場では天板でモタつきながらも腰が入ったように、持ち前の登坂力が戻り好仕上げ。速い脚に欠き勝ち味の遅さはあるものの、Hヒラリが不在だったとはいえ1月の準重賞プリンセス賞勝ちが光り力十分、今季は牡馬相手の重賞に二度使うなど経験も積んだ。ここも好勝負。<br><br>紅バラ賞勝ちの<b style="font-weight:bold;">フジエース</b>は今季7勝の上がり馬。馬体の成長に伴い、障害で止まる場面が減り、下りてからは長く脚を使ってよく歩く。時折り強くカカリ過ぎる面は残り、さらなる増量がカギとはなるが、そこは中村も手の内に入れている。ハンデの恩恵がなくなり条件的には楽ではないが、昇級初戦の前走も終いよく伸び絶好調。引き続き争覇圏。<br><br><b style="font-weight:bold;">プロサングエ</b>は紅バラ賞も使わずの三開催ぶりで、まずは気配チェックが必要だが、中間は本走路にも入れての調整。直近10戦がすべて3着以内と安定感あり、馬体も増えて成長十分。障害巧者でオークス3着があるように、増量への不安もそうない。馬場は少し軽さが残ったほうが良いが、ここも前で下ろす形が可能、踏ん張りひとつで上位圏内。<br><br><b style="font-weight:bold;">ホクショウサクラ</b>は紅バラ賞の天板でモタついたように、障害の安定感には欠くが、下りてからの末脚では引けを取らない。早く動くと終い詰まることもあるだけにタメを利かせたほうが良く、さらに増量の今回は後半勝負に構えるか。障害を二腰程度にまとめることが条件とはなるが、末を伸ばす形、展開次第では上位進出の可能性も。<br><br><b style="font-weight:bold;">クリスタルスペリオ</b>の紅バラ賞は離れた3着だが、障害スムーズで終いも歩き内容十分。障害トップ付けからトップ抜け、緩まず押し切った三走前が出色で、デキに関しては申し分ない。ジリっぽく、速くなった前走平場は軽さ負けしたが、障害巧者で終いしぶとく増量歓迎。時計かかったほうが良く馬場は乾いてほしいが、連穴の資格。<br><br><b style="font-weight:bold;">ジェイセリーヌ</b>は今季4勝と充実、紅バラ賞では障害でヒザを折ったが、前走平場で即修正して2着と好調維持。紅バラ賞まで特別の経験すらなく、さらに増量で680となる今回はそうも詰めて行けないだろうが、タメれば終い良い脚を使える。ここまで積めば軽馬場ベターだが、まずは障害をスムーズにまとめて後半につなげたい。<br><br><b style="font-weight:bold;">ホクセイマリン</b>は近走好調で障害安定、紅バラ賞も6着とはいえ障害一腰から末までしっかり歩き、悪くない内容。増量でも対応可能で、1月のプリンセス賞では末に詰まったとはいえ障害トップ抜けから残り10mまで先頭。決め手一歩で勝ち負けまではどうかも、流れに乗った競馬ができるし、ここも入着十分。<br><br><b style="font-weight:bold;">ツルイミツサクラ</b>は夏場の連勝が鮮やかだったが、その後が振るわず、やや壁に当たっている印象も。紅バラ賞も前走平場も障害はまとめているとはいえ、下りてから置かれてここでは地力で劣る。現状では平場の軽馬場向きで、さらに増量となる今回はどこまで。<br><br><b style="font-weight:bold;">ジェイオージョ</b>はスピード上位だが、やはり平場の軽馬場でこそのタイプ。まだ末脚に甘さが残り、紅バラ賞では障害でも崩れ、さらなる増量には不安が大きい。過去を振り返ればプリンセス賞で2着の星はあるが、右後肢破行で取り消した直後のここで大きな変わり身は。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20261108/09/banei-koyanogo/c3/86/j/o1395359215839513283.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="566" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261108/09/banei-koyanogo/c3/86/j/o1395359215839513283.jpg" width="220"></a></p>
2026.11.07
阿部優哉騎手、最速タイで通算100勝達成!
<p><b style="font-weight:bold;">阿部優哉</b>騎手(22歳、坂本東一厩舎所属)は11月2日の第10競走をジェイホースワンで勝利し、通算100勝を達成しました。<br>2025年12月6日のデビューから332日目、773戦目での100勝達成で、日数・騎乗回数いずれもで今井千尋騎手と並ぶ、ばんえい競馬史上最速タイ記録となりました。<br>いまさら説明不要でしょうが、父は阿部武臣騎手、祖父(母の父)は坂本東一調教師。デビューからわずか93日目、史上最速での初重賞となった2026年3月のポプラ賞を皮切りに、これまで重賞4勝を挙げています。</p><p> </p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://ameblo.jp/banei-koyanogo/entry-12983178586.html" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">『最速100勝なるか阿部優哉騎手』</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">2025年12月6日にデビューした阿部優哉騎手(22歳、坂本東一厩舎所属)。前節10月26日終了現在で通算756戦98勝と、最初の節目である100勝が迫ってい…</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">ameblo.jp</span></span></span><span class="ogpCard_imageWrap" style="position:relative;width:120px;height:120px;flex-shrink:0"><img alt="" class="ogpCard_image" data-ogp-card-image="" height="120" loading="lazy" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261031/12/banei-koyanogo/58/e2/j/o1432149315836929861.jpg?cax=1280-720" style="position:absolute;top:50%;left:50%;object-fit:cover;min-height:100%;min-width:100%;transform:translate(-50%,-50%)" width="120"></span></a></article></div><p> </p><p>少し前の記事↑でも取り上げた話題ですが、日曜の菊花賞で99勝目を挙げ、月曜の四鞍目で100勝に到達。なんと千尋さんとピタリ一緒、文字通りのタイ記録となろうとは。<br>私は仕事だったのでリアタイできずも、スマホで結果を見て、こんな偶然あるかー! とテンション上がっておりました(^^;<br><br>2023年に今井千尋が最速100勝を達成した際には、この記録が今後破られることはまずないだろう、と思ったものです。<br>それ以前は、日数では金田利貴の395日目<span style="font-size:0.83em;">(※970戦目)</span>、騎乗回数では島津新の855戦目<span style="font-size:0.83em;">(※442日目)</span>が最速でした。<br>もちろん、その時々で諸状況が異なるので、単純に数字だけを切り取るわけにもいかないのですけど、それにしても大幅に更新した千尋さんを超えられる新人騎手が現れる可能性など、どれだけあるのか(無いに等しい)、なんて思っていました。<br><br>それが優哉騎手はデビューから勝ちに勝って昨季310戦53勝。さすがに減量が取れた今季はやや勢いが薄れましたが、それは誰もが通る道、その中でもこうしてタイ記録となったのだから驚嘆の一言です。<br>上で名を挙げた騎手たちは、今季前節終了時点でリーディング2~4位と、いまやばんえいの看板騎手になっていますが、近いうちに優哉騎手もその一員に加わることでしょう。<br>やがては坂本先生が調教師を退き、武臣さんが調教師となる日が訪れるかもしれませんが、ともに騎手として2000を超える勝ち星を挙げている祖父と父の系譜を継ぎ、名騎手への道を歩む阿部優哉です。<br><br><br><span style="font-size:0.83em;">それにしても、前記事と重なる部分もあるけど、思った以上に取り上げられていないね(-_-;)<br>公式サイトには、332日目でタイとの旨の記載はあっても、騎乗回数ベースでは(記事内で数字出てるのに)具体的には触れられていない。あくまで日数で見るとの決まりでもあるのかね?<br>でも、どっちも一緒なんてオモロイやん凄いやん、と思うのが普通の感覚ではないだろうか。めっちゃネタになるじゃーん。<br><br>そもそも最速100勝を意識している人すら少ないだろう、と思ったからこそ前記事を書いたわけでもあるのだが、他記事よりアクセス数も伸びたし、それとはべつにインスタストーリーで触れてXに投げ、それを拡散してくれる方もいて、そこはゴーさんちょっとファインプレーだったんでないの、とは思っている笑<br><br>とはいえ、こんな素人が言うことなんて何も意味をなさないのよ。公式はもちろんのこと、もっとばんえいに近しい立場で時には金ももらっているような方たちに発信してもらわんと、どもならん。<br><br>前述のように私はリアタイできなかったのだが、後から見たレース実況の中では、ゴール後に太田アナが日数と騎乗回数の双方に触れていた。<br>それがあるべき姿と思うのだが、その後にスタジオMCや解説者で話を広げたりはしたのかね。そこまで見ていないのでわからんが。<br><br>今井千尋も阿部優哉も、ばんえいの血を継ぐ存在として、騎手になった時から話題を集めていた。<br>それでデビューとか初勝利とかはワァッと騒いだくせに、本人の努力と周りの協力によって成し遂げた肝心の記録の際に取り上げないってのは、いったい何なのだろうね。ちょっとした流行語ではないが、今でしょ! である。なーんでダンマリするんかなあ。<br><br>見返して驚いてしまったが、公式Xなんて一切触れてないもんね。翌日火曜の、それこそ千尋さんが行った佐賀のイベントは何枚もの写真とともに載せてるくせに、優哉騎手の100勝は完全スルー。<br>それは公式サイト(HP)のほうで、とでも思っているのかもしれないが、双方で取り上げていけない理由があるわけがないし、Xにポンと投げて、あとは勝手に拡散してもらえばいいべさ。それがXの使い方なんでないの。<br>どういう管理をしているのかなど知らないが、これはもはや担当者が適任ではないと言うしかないレベルだ。<br><br>優哉騎手本人の「100勝は特に意識していなかった」は本音だろうし、あくまで通過点、とも思う。<br>だが、三年前に今井千尋が驚異の記録を作り、いまこうして阿部優哉が並んだ。これだけの新人騎手が短いスパンで現れること自体が僥倖だし、日数も騎乗回数もまったく一緒という奇跡のシンクロ。こーんなネタまで作ってくれてたのに。<br>どこかに前例があるってんなら持ってきやがれ。<br>それを取り上げずにいられることが、隙あらばばんえいをアピールしたい勢の私には信じられない。</span><br><br>これでも、足りないのか。<br>これでも、駄目なのか。</p><p> </p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://www.youtube.com/watch?v=6be2IvKKdo4&t=2s" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">- YouTube</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">www.youtube.com</span></span></span></a></article></div>
2026.11.06
津軽富士に咲く大輪の菊、ホクセイイワキヤマが重賞2勝目! 〈第51回ばんえい菊花賞(BG2)〉
<p>11月1日(日)に行われた3歳二冠目の第51回ばんえい菊花賞(BG2)は、第二障害でやや苦戦しながらも3番手で下った<b style="font-weight:bold;">ホクセイイワキヤマ</b>(牡3、坂本)が長く脚を使い抜け出し。昨季のナナカマド賞に続く重賞2勝目を挙げました。<br>昨年12月デビューの阿部優哉騎手は重賞通算4勝目、坂本東一調教師は菊花賞2勝目で重賞通算48勝目。<br>馬場水分1.6%で勝ち時計は2分16秒9。先行策から障害をトップ抜けしたヤマトテンショウ(牡3、谷)が粘っての2着、これも前で下ろしたコトブキラベンダー(牝3、平田)が差なく続いての3着。<br><br>まずは軸をどうするか、そして相手をどう絞るかも非常に難しいと思っていて、個人的馬券はやっぱり当たらなかったのですが、じつに見応えのある好レースでした。<br><br>コトブキラベンダーとヤマトテンショウがほぼ並んで行って前半約56秒。厳しい流れを作って勝負に出るのは想定されたこととはいえ、馬場と荷物を考えるとさすがに速いかと本場で見ていて思いましたが、それでも上げ切り終いも踏ん張った両頭は人馬ともにお見事。<br><br>それに対してホクセイイワキヤマは障害で止まりましたが、返事をしてしっかり腰を入れ直し、三腰でクリア。そして終い一歩一歩確実に脚を伸ばしての抜け出しと、着差はわずかでも地力を示す内容だったと思います。<br>二走前のはまなす賞2着から力上位と思いながらも、ここで本命にし切れなかったのは、一頭積むハンデがどうか、と見ていたためですが、ハイレベル4歳相手に伍して戦った実績はやはり伊達ではありませんでした。<br>過去にも書いていますが、雨馬場のナナカマド賞を速い時計で勝っているとはいえ、本来はこういう少し時計のかかる歩き比べでこそ良さが出る馬とも思います。ハンデ頭で勝てたのは大きな自信となりますし、まだ馬体重1000キロを少し超えた程度でも、以前より馬体に厚みを増した感もあり、増量となる小晦日のダービーも定量なら荷物への不安は生じないでしょう。当然ながら期待が高まります。<br><br>ヤマトテンショウは大賞典と同様に強気に出て障害一腰、馬場も荷物も違う中でも本当によく踏ん張りました。<br>結果として2分16秒9を要す競馬で前半約56秒と、数字だけならオーバーペースにも近いような流れで引っ張りましたが、後続を障害で止めつつ、自身の登坂力を活かす見事な御しっぷりだったと思います。<br>そして、下りてから緩みながらも我慢が利くしぶとさもあります。定量のダービーでも自ら厳しい流れを作りに出るでしょうか。<br><br>コトブキラベンダーも前哨戦の秋桜賞と同じく強く出て障害番手抜け。本当に障害は巧者ですし、馬場が重くなった点も相対的にプラスに働いたと考えます。<br>残り20mを切ったところで一旦詰まりましたが、盛り返し再度詰め寄っての3着と、ハンデ有利だったのはたしかにせよ、非常に中身の濃い内容でした。11月29日のオークスでは自力先行からの押し切りを望んで良いでしょう。<br><br>4着以下の馬は、みな障害で止まりましたが、ハイペースで引っ張りながらも上げ切った2・3着馬を称賛すべきレースで、止まるのも致し方なしの厳しい展開となりました。<br>それを踏まえたうえで言うなら、<br>キョウエイジェット(4着)は下ってから目立つ伸び脚で急追、タメが利けば終い良い脚を使えます。ただ、現状では後半勝負に構えての展開待ちでしょうか。<br>レッドウンカイ(5着)は一列後ろに構えた位置取りは悪くなく、障害も二腰でまとめましたが、終い苦しくなりました。昨季の翔雲賞勝ちなどすでに結果を出していますが、実が入るのはこれからと思います。<br>カワノラクシュミー(6着)はじっくり構えるもヒザを折りましたが、カカリは良かったですし、終いもよく歩いています。オークスでは圏内評価も可能でしょう。<br>カツブライト(7着)は障害で止まった後も腰が入り、内容的には決して悪くないもの。まだ地力の差はありますが、素質は秘めています。<br>スターノチカラ(8着)は障害で大苦戦。末脚は良いものを持っていますが、今回はそれを活かすまでに至りませんでした。<br>キングウンカイ(9着)も障害で苦しみましたが、道中である程度行かせたあたり、上向いているとは映ります。また平場から立て直しですが、デキは夏場までよりも良いはずです。<br>ヤマノブラウン(10着)はヒザを折ったと言うより『躓いた』と表現するほうが正しいような止まり方。そこから立て直すのは難しいものがありました。<br><br><br>今回の出走枠に入れなかった馬たちも含めてですが、この3歳世代、春先から自己条件戦では人気を裏切る場面が存外に多く、ゆえにレベルはそう高くない、と見る向きもあるでしょう。<br>それはまあ、たしかに認める部分も大きいのですけど、あくまで現時点では、との前置きをしなければならず、それだけ成長の余地があるとも言えます。また、現4歳が近年有数のハイレベル世代である<span style="font-size:0.83em;">(これは間違いない)</span>ことのあおりを少なからず受けているでしょうか。<br>それでもトップ級に関しては、やはり相応のレベルに達していると思いますし、今後も激しい争いが期待できます。まずは3歳の頂点を決める小晦日のダービーにご注目ください。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20261106/03/banei-koyanogo/40/5e/j/o2732206915838843336.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="318" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261106/03/banei-koyanogo/40/5e/j/o2732206915838843336.jpg" width="420"></a></p>
2026.11.01
[11/1 第51回ばんえい菊花賞(BG2)] さあ大混戦 3歳二冠目は乱菊文様
<p>水曜に初雪が観測された帯広。日曜も気温が上がらずメインレースの時間帯は5℃前後の予報だが、馬場は土曜より少し乾くか。前週の古馬重賞と打って変わって大混戦の3歳二冠目はA2からB4までの5クラス混合戦だが、現状ではそうレベルが高くない世代で、古馬相手の自己条件戦の評価が難しい。7月の一冠目ばんえい大賞典と、二開催前に行われた世代特別の秋桜賞がまずは参考となるが、今回は違う馬場。全馬に可能性のある組み合わせで難解。<br><span style="font-size:0.83em;">(別定:オープン=730キロ。A2=710、B1・B2=700、B3・B4=690)</span><br><br>大賞典馬<b style="font-weight:bold;">ヤマトテンショウ</b>。雨馬場が利したのはたしかだが、自ら厳しい流れを作っての逃げ切りで力は本物。その後は案外とはいえ、秋桜賞は右ブリンカーが逆効果で参考外、前走の自己条件を障害スムーズと好仕上げ、登坂力で勝負できるだけの態勢整う。大賞典の時とは馬場が違うが、差す形では味がなく、ここも強気に出るか。<br><br>賞金順最上位の<b style="font-weight:bold;">ホクセイイワキヤマ</b>。今季は間隔を空けながらの使い方で未勝利だが、ハイレベル4歳相手に接戦2着のはまなす賞が何より高評価、能力では一番か。三開催ぶりの前走は障害でやや手間取ったものの、A2特別で4着なら不満ないし、叩いて型通りの上積みが見込めて大賞典より馬場も合う。カギは一頭だけ重いハンデ。<br><br>前哨戦の秋桜賞を制した<b style="font-weight:bold;">レッドウンカイ</b>は、昨季に翔雲賞勝ちもあるように地力十分。まだ線は細く映り本当に良くなるのは先だが、徐々に馬体も増えて確実に成長中。大賞典は速くなり過ぎたが、今度は道中でタメも利く。前走B1特別の障害で苦戦した点は不満も、追って味があり、終いは長く脚を使える。引き続き上位争いに。<br><br>同厩<b style="font-weight:bold;">キングウンカイ</b>は今季結果が出ていないが、久々の前走の馬体増が好感。障害で二腰を要したものの下りから速い脚を使い、一旦は抜け出すかの場面も。終いは息切れしたが、中間は本走路にも入れ叩き良化が見込めるし、大賞典の時とはデキが違う。増量がカギとはなるが、一頭突き抜けた昨季ヤングCSを見直し可能で要注意。<br><br>大賞典2着の<b style="font-weight:bold;">スターノチカラ</b>は今季4勝、前付けの競馬もできるようになり充実。B2昇級後は入着までにとどまるとはいえ差は小さく、好調を維持している。過去に速い時計で勝った星もあるが、追って長く脚を使える点が長所、障害も安定しており増量歓迎。鈴木恵への手替わりも大きな魅力で、終いかかれば上位争いも可能か。<br><br>牝馬<b style="font-weight:bold;">ヤマノブラウン</b>はこれまでの重賞五戦ですべて入着と牡馬相手でも差がなく、秋桜賞2着。四走前こそ珍しく障害で苦戦したが、馬格あるし、ここに入っても登坂力上位の存在、障害下りから速い脚も使える。末の踏ん張りがカギとはなるが、三走前のB2勝ちが大威張りできる組み合わせで互角以上、チャンスは十分にある。<br><br>同じく牝馬<b style="font-weight:bold;">コトブキラベンダー</b>は昨季の黒ユリ賞馬。世代屈指の障害巧者で、秋桜賞も果敢に出てトップ付けからトップ抜け、ここも一腰が望めるし、終いもジリとはいえ止まらず歩ける本格派。最大目標は二開催後のオークスでも、増量でさらに良さが活きる可能性がありハンデも有利。牡馬相手でもスケール互角で侮れない。<br><br><b style="font-weight:bold;">カツブライト</b>は大賞典では流れに乗れなかったが、6月の世代特別勝ち、秋桜賞でも小差3着と、力ではそう引けを取らない。まだ流れが速くなると詰めて行けない段階だが、息が入るのは悪くないし、障害下りから切れる脚も使える。増量で位置取りがカギとなるが、障害をスムーズにまとめればここでも上位食い込みがあって良く。<br><br><b style="font-weight:bold;">キョウエイジェット</b>は早くから素質を示していたが、今季6勝と成長十分、大賞典も終い歩いての5着と悪くない内容。詰めて行くと障害でモタついたり末に甘くなる面が残り、タメを利かせたほうが良いだけに、流れが落ち着くのは好材料。増量もあって少し慎重に構えるだろうが、終いを伸ばす形から上位浮上の可能性も秘め。<br><br><b style="font-weight:bold;">カワノラクシュミー</b>は秋桜賞で終いよく歩き5着と、この厩舎らしく3歳を迎えて確実に成長している。それでもここに入ると地力で見劣るが、障害が安定しているし、ずっとデキは良い。相手が揃っての増量と条件は厳しいが、オークスへ向けての経験ともなる。引き続き障害をしっかり上げたい。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20261101/11/banei-koyanogo/45/2f/j/o1397357715837268892.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="563" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261101/11/banei-koyanogo/45/2f/j/o1397357715837268892.jpg" width="220"></a></p>
2026.10.31
最速100勝なるか阿部優哉騎手
<p>2025年12月6日にデビューした<b style="font-weight:bold;">阿部優哉</b>騎手(22歳、坂本東一厩舎所属)。<br>前節10月26日終了現在で通算756戦98勝と、最初の節目である100勝が迫っています。<br><br>これまでの通算100勝最速記録は、今井千尋騎手の持つ、デビューから332日目、773戦目での達成。<br><br>阿部優哉騎手は、この土曜8戦、日曜は重賞ばんえい菊花賞を含む5戦の騎乗が予定されていますが、デビュー331日目の<u style="text-decoration:underline;">日曜までに2勝を挙げれば</u>、日数・騎乗回数いずれもで史上最速記録を更新することになります。<br><br>310戦53勝(勝率17.1%)と勝ちまくった昨季終了時点では、これは最速100勝ほぼ確実かとも思ったものです<span style="font-size:0.83em;">(※今井千尋の初年度は272戦44勝)</span>。ただ、やはり減量が取れたぶんはあるのでしょう、今季ここまで446戦45勝(勝率10.1%)、これとて立派な数字ですが、さすがに勝ち星ペースは鈍化しています。<br>優哉騎手に限らず、若手騎手は減量が取れると勝率は落ちるのが当たり前ですが、それでもここまできました。記録達成なるか、本当に微妙なところではあるのですが、今節大いにご注目ください。<br><br><span style="font-size:0.83em;">しかしまあ、千尋さんの時もそうだったけど、ぜんぜん話題になってないね(-_-;)<br>せっかく若手が頑張っているのに、公式はおろか、マスコミもまったく取り上げない。<br>私はいまでも千尋さんの記録を(平地を含めた日本の女性騎手史上最速の100勝でもあったのに)事前に取り上げず盛り上げられなかったことは、ばんえいの大失策だと思っているが、今回もまた繰り返されている。<br><br>どんな分野でもだけど、史上最速、って凄いことなんでないの。<br>それだけの若手騎手が、また出てきたんだよ。だったら、もっとフォーカスを当てて、みんなに注目してもらおうよ。それがばんえいのアピールにもなるんだから。<br><br>売り上げが落ち込み、おそらくお金の問題が一番の理由で、騎手や調教師が減った時期もある。<br>それがいまは若い騎手も増えてきた。そして金田利貴や千尋さんが大きな活躍をして、いま続こうとしているのが優哉騎手。<br>素人ながらに、中村太陽や中原蓮は、うまいなと唸らされることが多いし、園田から来てくれた吉田理人、祖父と父に続く大友一馬、追いっぷりの良い臼杵龍美、そこにやがて伝統の尾ヶ瀬の名も加わるかもしれないが、こーんなに若くて有望な騎手がいっぱいる時代を新参者の私は知らない。<br><br>そこで抜きん出た成績を挙げ、こうして史上最速に迫る優哉騎手を、もっともっと大きく取り上げ、世に知らしめるべきと思うのだが、記録を目前としながらも、そうはなっていない。<br>仮に達成ならなかったとしても、千尋さんも優哉騎手も凄い、それでいいべさ。<br><br>公式では難しくても、伝える立場の方たちは何をやってるんだべかね。<br>道新も、オッズパークのばんえい競馬情報局も、楽天のばんブロも、ばんえい好きと名乗る著名人と言われる方々も、私が見るかぎりでは一切触れていない。<br>せめて『ばんスタ』内では触れてほしいものだが、どうだかね。<br><br>千尋さんが最速100勝を達成したのは、わずか三年前2023年のことよ?<br>優哉騎手がこれだけ勝っているのを見れば、はて今井千尋はどうだったかな、と考えて調べたうえで伝えるのが当然と思うのだが。<br>そこに気が回らないようなら、ばんえいを語る資質も資格もない。ちょっと怖くなるけど。</span></p><p><br><span style="font-size:0.83em;">私はばんえい以外の競馬にほぼ興味がないが、それでも佐賀の飛田愛斗騎手、兵庫の佐々木世麗騎手は名前を知っているし、これは100勝ではなく中央だが、武豊騎手の記録を更新した三浦皇成騎手、との認識もある(古いかー)。<br>それほど、最速記録とは大きな意味を持つものであり、当人および競馬場をアピールする格好の材料となる。<br>優哉騎手本人は、そこまで意識していないのかもしれないが、せっかくの話題なのだから、使わせてもらおうよ。</span></p><p><span style="font-size:0.83em;">ばんえいファンであっても、この記録を知らずにいる方、結構いるんでないの。それはおかしいよね。<br><br>ばんえいが本当に好きなら、ばんえいには史上最速を更新するかもしれないほどの若手騎手がいるんだよ! みんな見てねー!<br>って言いたくなるのが当然だべさ。<br>「最速となりました」と過去形で伝えれば十分と思っているのだろうか。</span></p><p><br>あー、もったいない。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20261031/12/banei-koyanogo/58/e2/j/o1432149315836929861.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="229" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261031/12/banei-koyanogo/58/e2/j/o1432149315836929861.jpg" width="220"></a></p>
2026.10.30
メムロボブサップ、北見に別れを告げる重賞30勝目! 〈第47回北見記念(BG2)〉
<p>10月25日(日)に行われた古馬重賞の第47回北見記念(BG2)は、<b style="font-weight:bold;">メムロボブサップ</b>(牡10、坂本)が第二障害こそ手間取ったものの終いよく伸び差し切り勝ち。2024年に続く当レース二度目の制覇を遂げるとともに重賞通算30勝目を挙げました。<br>阿部武臣騎手、坂本東一調教師ともに北見記念3勝目で、阿部武騎手は重賞通算54勝目、坂本調教師は重賞通算47勝目。<br>馬場水分1.9%で勝ち時計は2分40秒5。これも第二障害で手間取りながらトップで抜けたクリスタルコルド(牡7、西)が粘っての2着、障害を下りてから追い上げたローランド(牡6、槻舘)が3着に続いています。<br><br>例によって圧倒的な支持を集めたメムロボブサップですが、ここは薄氷の勝利、と言って差し支えないかもしれません。</p><p>障害上りですぐにヒザをつきましたが、それは見た目からも騎手と調教師の戦後コメントからも、強くカカリ過ぎたためと解釈します。ただ、他馬も障害で苦戦したように、流れ自体も速かったものと思います。</p><p>極端な高速馬場だった昨年は参考外としますが、一昨年が前半約83秒-2分20秒6<span style="font-size:0.83em;">(勝ち馬メムロボブサップ)</span>、三年前が前半約81秒-2分17秒7<span style="font-size:0.83em;">(勝ち馬アオノブラック)</span>。<br>それが今年はタカラキングダムが前半約74秒で障害トップ付けからの2分40秒5と、前半は速いのに全体時計はかかる前傾ラップで、障害も終いも苦しくなってからの踏ん張りを求められる厳しい競馬に。<br><br>一旦は後れを取ったものの、立て直して上がるべくバイキし叩き、GOの指示を出しながらも、またヒザを折らないよう時に抑えつつ上げていく武臣さん。このあたりが落ち着いていますよねえ。<br>もう一度ヒザを折ってしまうと、さしものボブサップでも難しかったと考えますが、他馬の動きも見ながら、焦らず上げれば後ろからでも差せるとの信頼感。<br>そして実際に下りてから歩く歩く。前を行く馬とて歩けるタイプなのに、それを凌駕するのが戦慄の王者。たしかに「格好悪いレース」だったかもしれませんが、少し苦しんだからこそ改めて凄みを見せつける結果ともなりました。</p><p>この後は、おそらくドリームエイジカップをスキップしたうえで、一度使って帯広記念へ、という使い方になるかと思いますが、「ここまで来たら負けるわけにはいかない」との坂本先生の言葉が最後まで現実となるでしょうか。<br><br>クリスタルコルドは障害で二度ヒザを折りましたが、返事が早く、かつ力強く腰が入ってトップ抜け。終いも緩んでなどいません。<br>これでもボブサップに勝てないのか…との思いも陣営にはあるかもしれませんが、障害で王者を上回った事実もあります。確実に差は縮まっているはずです。<br>とにかく年明けの巨峰二つで、昨季より一つ上を取れるか否かのシーズンですが、もうここまでくれば、がっぷり四つに組んでの力勝負で勝ちにいくだけです。<br><br>ローランドはシンガリ待機、障害下でもじっくり待ちましたが、他馬が障害で手間取っているのを見て、この展開なら勝機ありと恵介は内心思ったのではないでしょうか。<br>天板近くでヒザをつきましたが、これはじつに惜しかった。もう一歩、天板まで脚がかかれば、かなり際どい勝負になっていたと思いますね。</p><p>まあ、そうならないのが現状の力関係ではあるのでしょうが、終いも長く脚を使い驚くほどよく歩きました。初の850で濃い内容を示し、今後がさらに楽しみになってきました。<br><br>マルホンリョウユウ(4着)は我慢してヒザを折らずに障害番手抜け、一旦はコルドに詰め寄るほどの脚も見せました。<br>最後は突き放され、そこは現時点での地力の差でしょうが、横綱と大関を相手に堂々とした取り口。岩見沢記念に続いての好内容で、ここに来て積んでの存在感を増しています。<br>岩見沢記念の後にも書きましたが、今季はばんえい記念に挑戦する可能性が高いのではないかと思います。<br><br>タカラキングダム(5着)は障害のカカリは決して悪くなく、止まってから返事もしましたが、なかなか上がらず。<br>ボブサップもコルドも止まる展開では本馬が上がる道理がないとも言えますが、興味深いのは、障害が課題、ただし下りてから脚がある、と誰しもわかっているのに、後半勝負で末脚一本に構える場面が意外と少ないこと。</p><p>もちろん流れによりますが前めで仕掛けるケースも多く、タメれば上がる、というタイプではない感覚が騎手にはあるのでしょう。<br><br>ネオキングダム(6着)は道中で押し上げるいつものパターン。障害も終いも苦しくなりましたが、これからデキ上昇が見込めますし、今季のばんえい記念は優哉騎手とともに挑戦でしょうか。<br><br><br>絶対的中心馬がいる少頭数で、どう買えって言うの!? とオッズモニターを見ながら苦笑いするほどでしたが、馬券はべつとして、レース前のワクワク感では今季一番でしたよ。<br><a href="https://ameblo.jp/banei-koyanogo/entry-12976420387.html" rel="noopener noreferrer" target="_blank">グランプリの回顧記事</a>で書いたように、ボブサップは岩見沢と北見のどちらかは使ってほしいと思っていたし、年明けへの期待を膨らませたいコルド、真価問われるリョウユウとローランド、巻き返せるかタカラキングダム、などなど本当に見どころたっぷりと思っていました。<br>顔馴染みの本場常連オヤジに「兄さん、わざわざ札幌から来てるのに6頭立てじゃ申し訳ないねえ」なんて言われて、そこは適当に返したけど、いやいや、とんでもない!笑<br>目の前で繰り広げられた攻防に<span style="font-size:0.83em;">(この記事を書くにあたり何度も見返していますが)</span>シビれましたね。じつに見応えのある好レースでした。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20261030/08/banei-koyanogo/06/ee/j/o2570172015836567385.jpg"><img alt="" height="281" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261030/08/banei-koyanogo/06/ee/j/o2570172015836567385.jpg" width="420"></a></p>
2026.10.25
[10/25 第47回北見記念(BG2)] 忘れ得ぬ風景 追憶の若松決戦
<p> 2006年までばんえい競馬が開催されていた北見競馬場。第二障害後からゴールまでが71.5mと長く<span style="font-size:0.83em;">(帯広は62.7m)</span>、また砂障害の勾配もきつい難コースで、適性が重要視される競馬場だったが、北見記念3勝など当地で重賞6勝を挙げたアサギリは『北見の鬼』として知られる。当レースは帯広開催となった以降もギンガリュウセイとアオノブラックが三連覇しているように、リピーターの活躍が際立つ。<br> 四市記念重賞第三弾は、ばんえい記念と帯広記念に次ぐ基礎重量850キロ、重厚派の減った現代では高重量戦のくくりに入れても良いか。王者中心は当然だが、充実の挑戦者、積んでの良さを示す伏兵陣も元気で、この頭数でも非常に興味深い組み合わせ。水曜に雨があり時計一つ速い馬場となってはいるが、日曜は多少乾くし、ここまで積めばやはり力勝負。<br><span style="font-size:0.83em;">(別定:850キロ。本年度収得賞金350万円につき10キロ加増)</span><br><br>王者<b style="font-weight:bold;">メムロボブサップ</b>は8月のグランプリで史上初の六連覇を達成。岩見沢記念はスキップしたが、当レースは二年ぶりに参戦してきた。今回は870のハンデ頭とグランプリより条件は厳しくなるが、叩き台の前走特別を残り20mからほぼ追わずの完勝と仕上げに抜かりないし、もはや何かがマイナスに働くことはないレベル。ここも凄みを見せつける。<br><br>9月の岩見沢記念を圧勝した<b style="font-weight:bold;">クリスタルコルド</b>。今季の初勝利となったが、春先から重賞では素軽く動いておりデキ安定、地力も確実に一段階上がり、真の充実期を迎えた印象。グランプリでは障害でヒザを折り後れを取ったが、メムロに10キロもらいならここも正攻法か。今季は一つ上を狙う正月と年度末の巨峰へ向けても重要な一戦に。<br><br><b style="font-weight:bold;">タカラキングダム</b>は昨年の当レース覇者。雨馬場だった当時とは状況が違うが、今季旭川記念を制しグランプリでも2着など、怪物が本物になりつつある。岩見沢記念では障害で止まり動けず、ここも一腰は望み難いが、ある程度上がれば二腰目は入る。ムラだがカカリひとつ、後ろからでも王者に迫れる脚はある。引き続き一発注。<br><br><b style="font-weight:bold;">マルホンリョウユウ</b>の岩見沢記念は勝ち馬に離されたとはいえ積極策から2着。障害で止まり一旦ヒザをついたが、そこから立て直して腰が入り、終いも一度詰まったものの我慢して歩き、積んでの良さを示した。今回はメムロが加わって前半どう運ぶかだが、年長馬が強く厳しい中でも着実に地力を蓄えつつある。再度の善戦十分。<br><br><b style="font-weight:bold;">ローランド</b>は岩見沢記念で前半大事に進めて障害一腰から3着と善戦。さらに増量となる今回も慎重に構えるだろうが、6歳を迎えて本格化、いずれは古馬重賞の常連となり得るだけの素地はできた。手の合う鈴木恵は魅力でも初の850と条件厳しいが、タメれば対応は可能か。さらに上を望んで良く、先につながる内容を示したい。<br><br><b style="font-weight:bold;">ネオキングダム</b>は回避馬が出ての追加出走だが、夏場に減っていた馬体を前走で戻して復帰、叩いて型どおりの上積みも見込める。テンに遅いのはもう仕方ないが、前走は道中で追い上げ障害トップ付けしたように、素軽さありデキ良し。地力は下でも、1000キロを二度経験しているし高重量戦への適性では互角以上。登坂力を活かし。<br> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20261025/08/banei-koyanogo/e6/26/j/o1335364915835049129.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="601" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261025/08/banei-koyanogo/e6/26/j/o1335364915835049129.jpg" width="220"></a></p>
2026.10.18
[10/18 紅バラ賞 4歳牝馬] クインカップトライアル
<p>二開催後11月8日に行われる4歳牝馬の大目標、クインカップへ向けての前哨戦。牡馬はレベルの高い世代だが、牝馬限定のここはB1からB3の組み合わせでハンデも大きくない。馬場は引き続き重めで、特別経験に乏しい馬が大半。ペースは落ち着くが、特に格下勢は基礎重量が30キロ増す本番へ向けての目処を立てたい。<br><span style="font-size:0.83em;">(別定:オープン=690キロ。B1・B2=660、B3=650)</span><br><br><b style="font-weight:bold;">ホクセイヒラリ</b>は一昨季の黒ユリ賞および昨季のオークスを制しており実績断然。今季2戦した後に転厩を挟んだが、そこから4連勝、それも得手ではなかった速い馬場で素軽さと伸び脚を見せる内容で、地力アップ明白。あとは三開催ぶりで今回はあくまでステップ、1着だと本番で10キロ加増される賞金状況をどう見るか。<br><br>オークス2着の<b style="font-weight:bold;">パワフルクィーン</b>は、Hヒラリが不在だったとはいえ1月の準重賞プリンセス賞勝ち、五走前の世代特別で牡馬に交じり小差3着の星もここなら大威張り。前二走は障害で止まっているものの本来は巧者だし、相手弱化し今度は手の合う赤塚。修正可能な場面で、牝馬同士なら地力も上位。巻き返して争覇圏。<br><br><b style="font-weight:bold;">ホクショウサクラ</b>の前走は一旦抜け出しかかりながらも残り10mの手前で詰まったが、下りてから良い脚を使えてよく伸びる。増量の今回は、不安が完全に解消されたわけではない障害をまとめることが条件とはなるが、うまく後半につなげたい。タメたほうが良い中でどの位置で運ぶかもカギだが、上位進出は十分に可能。<br><br>今季6勝を挙げる<b style="font-weight:bold;">フジエース</b>は特別初出走となるが、新馬戦では770キロだった馬体も増え大きく成長。まだ障害のカカリ方が雑で、増量と馬場変わりに対応できるかがまずはカギとなるが、下りてから緩まず歩けるし、デキの良さ目立ち勢い十分。経験では劣るが、ここの内容次第では本番でも面白い存在となり得る。注目。<br><br><b style="font-weight:bold;">クリスタルスペリオ</b>の前走は障害トップ付けからトップ抜け、末も緩まず押し切る完勝。近走のフジおよびホクショウとの対戦比較では分が悪いが、障害巧者で終いは切れより持続力で勝負するタイプ、増量も重めの馬場も歓迎。積んで良く本番でも楽しみあるが、まずはここで好内容を示したい。<br><br><b style="font-weight:bold;">ホクセイマリン</b>の近走は障害が安定しておりデキに不満はないが、決め手一歩。増量はそう気にならず、引き続き大崩れはなさそうだが、相手強化。自身の力は上下差なく出せるタイプで、ここも入着十分だが、それ以上となると他馬に誤算があった際か。<br><br><b style="font-weight:bold;">ジェイオージョ</b>はテンに速くスピード上位、前向きゆえに障害に強くカカリ過ぎることもあるが、夏場からデキ安定。ここも前々が可能だが、下りてからの甘さも残るだけに、やはり平場の軽馬場ベターのイメージ。前走から40キロ増と条件は厳しくなり。<br><br><b style="font-weight:bold;">ジェイセリーヌ</b>は今季4勝と充実。B3への昇級初戦だった前走は障害天板でモタついたが、高速馬場でのハイペースについていったぶんで、増量でも流れが落ち着けば対応可能。特別初出走で相手も強化、ここ試金石だが、行っても差しても競馬はできる。<br><br><b style="font-weight:bold;">ツルイミツサクラ</b>は夏場の連勝が鮮やかだったが、前四走が案外。軽馬場なら障害下りから速い脚を使えて末の我慢も利くが、ここは相手強化に加えて増量で重い馬場。前走でヒザを折った障害の修正は可能だが、大きな変わり身を求められるかとなると。</p>
2026.10.17
クリスタルザイオン、期待に応える初重賞! 〈第49回ナナカマド賞(BG3)〉
<p>10月11日(日)に行われた2歳世代最初の重賞、第49回ナナカマド賞(BG3)は、好位集団の一角から第二障害をスムーズに越えた<b style="font-weight:bold;">クリスタルザイオン</b>(牡2、西)が終い抜け出して快勝。初のタイトルを手にしました。<br>西謙一騎手は当レース2勝目で重賞通算30勝目。西弘美調教師は当レース初勝利で重賞通算10勝目。<br>馬場水分1.2%で勝ち時計は1分50秒0。残り30mで一旦詰まりながらもアオニシキ(牡2、槻舘)が追い上げての2着、障害トップ抜けから終い緩んだもののフジノモンスター(牡2、小林)が粘っての3着。<br><br>ナナカマド賞で50秒かかるのは珍しいような、と思って過去を見返してみると2009年以来のこと。前週10月3日から<span style="font-size:0.83em;">(要因はよくわからないものの)</span>2歳馬にとっては過酷な馬場に変化していますが、その中でもクリスタルザイオンは文句なしの完勝でした。<br>行きっぷり良く、それでいながら障害に付く直前に細かく刻めたように折り合いがつき、障害もじつにすんなり。そこから抜け出すと、青雲賞同様に他馬が苦しくなるのを尻目にゴールまで歩き切る強い競馬。レース後の謙ちゃんの口ぶりからすると、かなり自信を持っていたとも見受けられ、現時点では一頭抜けた内容を示しました。<br>これから周りも力をつけ歩けるようになった際にどうなるか、が今後の見どころですが、べつに自身が早熟で完成度で上回っているわけではなく、基礎能力がやはり高い。<br>パドックでは終始うるさく、馬っ気も出していたように(牝馬いないのに(^^;)若さが目立ちますが、一方では騎手からも調教師からも、扱いには苦労していないとのコメントがありました。全兄クリスタルコルド同様に、しっかり上げてしっかり歩く本格派、順調に成長していけば、おのずと結果もついて来るでしょう。<br>次の目標は12月29日に行われる二冠目のヤングチャンピオンシップとなりますが、今季から規定が変わり<span style="font-size:0.83em;">(べつの機会に詳しく触れようとは思っています)</span>出走は99%確定、ハンデも10キロ加増にとどめられそうです。<br><br>アオニシキは今季特に厳しかった第1回能検の一番時計馬、槻舘厩舎でもあり、どこかで必ず立て直してくると考えていたものの、前走の内容からして今回ここまで動くとは正直思えませんでした。<br>それでも動かれて納得は納得。詰まりながらもリスタートからは速い脚を使ったあたり、スタミナより気持ちの面が課題となりそうにも映りますが、やはり世代の関脇、いや大関を張れるだけの素質を備えていることは間違いありません。<br><br>フジノモンスターは先に仕掛けて一腰と障害巧者、ザイオンとの競り合いから残り20mを切って詰まったとはいえ、立て直してよく歩きましたし、末に頼りなかった以前とは違います。一戦ごとに地力アップ、登坂力は今後も強みとなるでしょう。<br><br>マオノエトワール(4着)は上位馬よりも後ろの位置取りで、そこは10キロとはいえ他馬より積んだぶんと思いますが、登坂力を示し、終いも我慢して歩き、内容的には評価できるもの。やはり好素材で。<br>モンスターオウキ(5着)は下でタメて障害すんなり、終いもよく歩きました。内容十分で青雲賞からの成長も見られ、まだまだ良くなるでしょう。<br>ハマカムイ(6着)はじっくり構えて障害一腰、ゴール前で詰まったとはいえ伸び脚を見せました。まだ上位との力差はありますが、良い末脚を持っています。<br>ハゴロモゴールド(7着)は障害でややモタつきましたが、しっかり腰が入り下りからは速い脚も。こちらも最後詰まったとはいえ歩ける馬です。<br>クリスタルソリッド(8着)はテンからのスピードを見せ、その後はじっくり構えて障害をまとめました。生産が田中春美氏で祖母の父はアラブというレアな存在ですが、細い馬を育てるのが巧みな金田厩舎。<br>ビエイキャノン(9着)で下で待ったものの障害でストップ。下りから速い脚を使える馬ではありますが、荷が張ると障害がまずはカギとなるかもしれません。<br>ニシオギオリジン(10着)は前付けから障害下でじっくりと待ち、障害はなんとかまとめましたが、上位陣とは力差があり、馬場と荷物への対応次第でしょう。<br><br><br>と、全馬に触れましたが、戦前の段階では、それぞれ良いところがあり消せる馬はいないと見ていたほどで、これは全体レベルが高い世代と思うのですがどうでしょう。<br>まずはヤングチャンピオンシップへ向けての産駒特別が控えていますが、そちらも激戦必至でご注目ください。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20261017/10/banei-koyanogo/43/f6/j/o3371225615832449153.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="281" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261017/10/banei-koyanogo/43/f6/j/o3371225615832449153.jpg" width="420"></a></p>
2026.10.11
[10/11 第49回ナナカマド賞(BG3)] In the Future to come
<p>2歳世代にとって初の重賞。10頭中7頭が出走していた二開催前9月20日の特別=青雲賞がまずは大きな参考となるが、当時は湿った軽馬場で、前節から急に重くなった現在とは異なる状況下でのもの。同じく7頭が出走していた前開催10月4日のA-1平場のほうが今回の馬場と近いが、まだ力関係も適性も判然としない時期。馬場が重くてもスピードと切れを求められる条件だが、前がかりになると末に縺れる可能性もあり、激戦必至。<br><span style="font-size:0.83em;">(別定:570キロ。収得賞金270万円につき10キロ加増)</span><br><br><b style="font-weight:bold;">クリスタルザイオン</b>の青雲賞は、番手から障害をすんなり越えると速い脚で抜け出し終い突き放す完勝。二走前こそ最外枠で出が悪く流れに乗れなかったが、前走で即改善したように適応力も高く、全兄同様に長く歩けるだけに重い馬場もマイナスとはなるまい。引き続き好勝負。<br><br>青雲賞2着の<b style="font-weight:bold;">フジノモンスター</b>。末の甘さが目立ち何かに差されることも多く、8戦目でようやく初勝利を挙げたが、直後の青雲賞および前走の平場では粘り強さを見せ、ここに来て良化急。障害巧者で増量に不安なく、歩き切った前走高評価。上昇度魅力、重賞でも争覇圏。<br><br>賞金順最上位は最多の5勝を挙げる<b style="font-weight:bold;">マオノエトワール</b>。青雲賞4着は少し大事に運ばれた面もあり、そう気にならないが、障害トップ抜けも残り15mから苦しくなった前走がやや不満。障害巧者でここも前で下ろす形だが、10キロ積む立場で重い馬場、終いの踏ん張りカギに。<br><br><b style="font-weight:bold;">ビエイキャノン</b>は障害下りから速い脚を使いながらも最後は前と脚色が一緒になる場面も多いが、上で安定した成績を残しており素質十分。障害は他馬ほど巧みではなく、馬場ももう少し軽いほうが合う印象はあるが、脚の使いどころひとつで圏内。<br><br>能検で一番時計をマークした<b style="font-weight:bold;">アオニシキ</b>は期待通りに新馬戦から3連勝を飾ったが、ひと息入れた後が案外。好素質なのは間違いないが、青雲賞は終い苦しくなり、大事に構えた前走も下りてから止まりと、馬体は良くなっても中身が伴っていない印象。復調待ちか。<br><br><b style="font-weight:bold;">モンスターオウキ</b>の前走は賞金加算もほしい場面で積極策に出たが、前で下ろし終いもしぶとく歩き僅差3着と好内容。ハイペースで行って2着に踏ん張った三走前も含め、現状では切れ勝負よりも厳しい流れのほうが合う。青雲賞7着からの前進可能で再度注。<br><br>能検から目立っていた<b style="font-weight:bold;">ニシオギオリジン</b>は初勝利までに存外時間を要したが、前半詰めて行けるようにもなり、確実に良化中。軽馬場で押し切った前走から相手強化、重い馬場での正攻法ではまだ厳しい力関係だが、5着に流れ込んだ青雲賞同様に入着は望めて。<br><br><b style="font-weight:bold;">ハゴロモゴールド</b>の二走前A-1勝ちは青雲賞が組まれていた開催で実質2番手グループだが、力強く抜け出した勝ちっぷり上々。一番上に入ると入着級の力関係だが、ジリでもしぶとく歩き、荷物も馬場も重くなるのは悪くない。終いかかった際の複穴。<br><br><b style="font-weight:bold;">クリスタルソリッド</b>の前走は終いアラアラになったが、一開催空けた後で仕上がり途上のぶんもあったか。細身だが障害巧者で切れ味もあり好センス、将来性は高い。本格化はまだまだ先だが、前走の馬体増好感、馬場に対応できればそう差はない。<br><br><b style="font-weight:bold;">ハマカムイ</b>は周りが詰まる中を一頭歩き切った前走が示すように、長く脚を使える点がセールスポイント。今回は一気の相手強化、対戦比較で見劣るし、また自身もタメたほうが良く後半勝負に構えるだろうが、前が止まった際には浮上の余地も少々。</p><p> </p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20261011/09/banei-koyanogo/e3/70/j/o1247333315830466925.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="588" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20261011/09/banei-koyanogo/e3/70/j/o1247333315830466925.jpg" width="220"></a></p>