発行日時 |
見出し |
2023.02.22
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競馬場の取材状況について
2月18日から表彰台前のフェンスが改修されました。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">18日から表彰台前のフェンスが改修されました。<br>口取り撮影に入る関係者は整理本部からパドックへ向かうのですが、知らずに入れなかった方を見てきました。檻のようと言っている方もいたのでよかった。ファンとの距離感ってこれだけでも相当違うと思います。中央の台は中継用カメラです。<br>2023.2.19<br>↓ <a href="https://t.co/827U3vXPEY">pic.twitter.com/827U3vXPEY</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1628054555043983361?ref_src=twsrc%5Etfw">February 21, 2023</a> <br>
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口取り撮影に入る関係者は整理本部からパドックへ向かうのですが、知らずに入れなかった方を見てきました。檻のようと言っている方もいたのでよかった。ファンとの距離感ってこれだけでも相当違うと思います。中央の台は中継用カメラです。<br>
小北調教師1000勝の表彰も久しぶりに外での表彰となりそうです。<br>
今はメディアも入れないのですが、入れた時代でも、この中だと近いし低いしで表彰者を撮りにくいので、私はあえて入らずに外から離れて高さを合わせて撮っています。<br>
(以前私が外で撮っているのが邪魔とネットに書かれたことがありますが、ばんえい記念以外は表彰を見る観客はそう多くなく、その時は10人程度。何を見てそう言ったのか💦)<br>
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表彰台の話ついでに、これからばんえいの取材に来る方への参考と記録の意味で、コロナ禍での重賞取材の流れをざっとご案内。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">表彰台の話ついでに、これから <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a> の取材に来る方への参考と記録の意味で、コロナ禍での重賞取材の流れをざっとご案内。<br><br>①<br>有観客になり、重賞の正面からの撮影が可能になりました。今年度途中から重賞以外の撮影もOKに。無事新人騎手の撮影もできました。<br>↓ <a href="https://t.co/hbs2Ov40kt">pic.twitter.com/hbs2Ov40kt</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1628055846583406592?ref_src=twsrc%5Etfw">February 21, 2023</a> <br>
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有観客になり、重賞の正面からの撮影が可能になりました。今年度途中から重賞以外の撮影もOKに。無事新人騎手の撮影もできました。<br>
受付をして広報担当者の案内でコースへ。今は10コース側からのみです(2歳戦はコロナ以前も常時)。撮影が終われば速やかに戻ります。横を歩く騎手にコメントを取りたいけど今は我慢です…<br>
そして、スタンドに戻ればここからが時間勝負。<br>
正面撮影に入ると全く展開がわからないので急いでレースを見返します。YouTube中継がなかった時は中継動画を画面録画してたなぁ…。レースを見て質問事項をまとめ、12Rの馬が入場を始めたら急いでパドックへ。コーン内側で口取り撮影(主催者→報道→ファン)。<br>
騎手インタビューを聞いてから、リモート取材の場所へ移動し調教師インタビュー(ばんスタのあと、報道から追加取材)。そのあと12Rがなければ騎手に追加取材。12Rに乗っていれば終わってから、という流れです。<br>
通常は私と勝毎さんしかいないのでこんな感じですが、ばんえい記念など報道が増える場合は少し変わるでしょう。<br>
おおよそこんな流れで取材をしています。多くの方にばんえいのレース取材に来ていただき、さまざまな視点でばんえいが伝わっていけば、と思います。お待ちしています。
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2023.01.30
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伝える
不利を受けて虐げられて馬に会うことさえもつらくなって、<br>
それでも文句は口に出さず「できることをやろう」と我慢してきた。<br>
理想を胸に正しいことをしていればいつか道は拓けると信じていたから。<br>
しかし悪化の一途をたどる状況で、少しずつ声を上げることにしたら、<br>
今起きたことをすぐに怒っているように思われてしまう。<br>
声を上げるってそれだけの覚悟がいることなのだろうけど、<br>
10年の蓄積は伝わらない。だからってその時に言えば良かったのか?<br>
悔しい。
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2022.12.18
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3人の新人騎手
新人3人は、それぞれ思い入れのある騎手です。<br>
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今井千尋騎手。<br>
勝ったときの写真、後ろの騎手たちが「初勝利か!?」ってちょっと微笑んだ顔をしているんですよね(笑)。<br>
まぁ、喜ばれているうちはまだまだなので。必死の形相にさせるくらいになってほしい。<br>
<p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E5%8D%83%E5%B0%8B?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#今井千尋</a> 騎手<br>皆が小さいころから見てきた。サラブレッドからばん馬の世界に戻ってきて、やはりこっちだ、向いている! とうれしかった。<br>厩舎育ちというより、たくさんの挫折を乗り越えてきたことが強みだと思う。笑顔の奥にある経験を力にして、これからの壁や期待に打ち勝ってほしい。<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a> <a href="https://t.co/aNYWEFsITm">pic.twitter.com/aNYWEFsITm</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1603285157771104256?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2022</a> <br>
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<p lang="ja" dir="ltr">今井騎手とブチオのクリスマス🎄<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%81%E3%82%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブチオ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E5%8D%83%E5%B0%8B%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%95%E3%82%93?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#今井千尋おばさん</a><br>2022.12.18 <a href="https://t.co/aRDbLIpCK1">pic.twitter.com/aRDbLIpCK1</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1604450782329602048?ref_src=twsrc%5Etfw">December 18, 2022</a> <br>
<a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1604450782329602048">写真はこちら</a><br>
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中村太陽騎手。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">最後の写真は、草ばん馬のアナウンサーと「おめでとー!」って言った時😂</p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1603287257360011265?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2022</a> <br>
グリーンチャンネルの「競馬ワンダラー」で森町のばん馬がテーマだったとき、当時高校生だった中村騎手を「騎手になるかもしれないから」って紹介できてよかったー!<br>
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小野木隆幸騎手。頑張ってほしいー!!<br>
最初は後ろ盾がなくても今活躍している渡来騎手とか、そんなイメージでこれから活躍してほしいなと思う。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">小野木隆幸騎手<br>キタノキセキの厩務員さんということで、勝手につながりを感じて夫婦で応援している。<br>別件でインタビューをした時、人当たりが良くて取材対応も助けられた。試験を受けていると聞いてと期待が広がった。器用な人なのかなと勝手に思っている。馬主さんなど関係者に好かれるだろうな。 <a href="https://t.co/uGJasUlJp3">pic.twitter.com/uGJasUlJp3</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1603300464136966145?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2022</a> <br>
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<p lang="ja" dir="ltr">9Rタケノダイマオーに騎乗した小野木騎手、2着。初勝利まで、もう少しだ!!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a><br>2022.12.17 <a href="https://t.co/O9ldbZ12dS">pic.twitter.com/O9ldbZ12dS</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1604049475114524672?ref_src=twsrc%5Etfw">December 17, 2022</a> <br>
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3人とも10日がデビュー日でした。<br>
合格発表翌日の記者会見はそれなりに記者が集まっていたけれど、3日のお披露目と10日は、道新と勝毎、うちら夫婦のみ。<br>
ちょっと寂しいな。
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2022.11.12
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どさんこ馬を知って楽しむ会に参加
10月23日、「どさんこ馬を知って楽しむ会」が北大静内研究牧場で開かれました。<br>
SNSにも載せましたがその画像と合わせてこちらにも掲載しておきます。<br>
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主催は北海道和種馬保存協会。<br>
普段は立ち入り禁止の北大研究牧場で馬を見られるなんて!!<br>
防疫の観点から、静内庁舎からバスで牧場へ向かいます。おがわじゅりさんバス!<br>
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まずは背中に荷物を載せて運ぶ「だんづけ」。芽室のD-baseから馬がやってきました! 胡麻さん働きます!<br>
北大の河合正人准教授の説明が面白かった。<br>
運ぶ仕事をしているうちに特性が出てきた。品評会でもよしとされているのは、X脚であること。背中が扁平であること、だそう。<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">↓まずは背中に荷物を載せて運ぶ「だんづけ」。芽室のD-baseから馬がやってきました! 胡麻さん働きます!北大の河合正人准教授の説明が面白かった。運ぶ仕事をしているうちに特性が出てきた。品評会でもよしとされているのは、X脚であること。背中が扁平であること、だそう。 <a href="https://t.co/PKnyGrsWWa">pic.twitter.com/PKnyGrsWWa</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1589999958199267328?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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それから側対歩を見せてくれました。「じみち」とも言い、札幌競馬場では開催後にじみちコンテストが行われていますね。<br>
河合先生によると、在来馬は1500頭いてそのうち980頭がどさんこ。30年前は3千頭いた。千はキープしたい、とおっしゃられていました。そのための会の活動です。<br>
ちなみに乳牛130万頭、肉牛250万頭に対し馬は7万頭ほどで「マイナーな家畜」である。この中で在来馬は1500。<br>
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北大ではドサンコのほかに短角種が100頭ほどいる。<br>
和牛は黒毛が99%で、残りはあか牛、山口の無角和牛、そして短角種。今時期は自然放牧しています。種牛は1頭だそう。<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">↓北大ではドサンコのほかに短角種が100頭ほどいる。和牛は黒毛が99%で、残りはあか牛、山口の無角和牛、そして短角種。今時期は自然放牧しています。種牛は1頭だそう。(牛は詳しくないのでツッコミどころあったらすいません)それだけに牛の話楽しい… <a href="https://t.co/iG9XmxxXM1">pic.twitter.com/iG9XmxxXM1</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1590000941822283779?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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放牧地も見せていただきました。もちろん普段見学はできない場所です。放牧は繁殖馬と不妊馬の2群。半分離乳していました。こちらでは飼育や行動観察などの研究が行われていて、馬体のイニシャルは母馬名(ブリーチのような感じで名前を入れる)。馬名は御料牧場と同じ名付け方で漢字2文字。「生年を表す漢字」が歌会始のお題とは知らなかった…。<br>
馬は通年放牧で、冬になると笹を食べられる場所へ移動します。<br>
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さて、流鏑馬です。こちらは北広島のホースフィールドワッツの道央流鏑馬会の方々。懐かしい面々にもお会いできました。美しい装いですね。素晴らしいコースです。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">↓馬名は御料牧場と同じ名付け方で漢字2文字。「生年を表す漢字」が歌会始のお題とは知らなかった…。さて、流鏑馬です。こちらは北広島のホースフィールドワッツの道央流鏑馬会の方々。懐かしい面々にもお会いできました。美しい装いですね。素晴らしいコースです。 <a href="https://t.co/Q25YMeQi2J">pic.twitter.com/Q25YMeQi2J</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1590002058375331840?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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馬体験も行われました。和鞍に新しい革の馬具がついていたので聞いたら、函館で作っているそう。ないなら作っちゃえ、という方本当に尊敬する…。和ハミだよ~<br>
終わってからドサンコの人気投票。私は胡麻に投票。見事1位でした!!<br>
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新ひだか町博物館の学芸員さんとも話ができた。ばん馬で、小さな放牧地のことを「ちゃつ」というのが謎だった。サラブレッドでも昔の人はちゃつと呼ぶらしい。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">↓新ひだか町博物館の学芸員さんとも話ができた。ばん馬で、小さな放牧地のことを「ちゃつ」というのが謎だった。サラブレッドでも昔の人はちゃつと呼ぶらしい。アイヌ語の「チャシ」は砦のことをいうのだと思っていたら、ある日「柵、囲い」の意味があると知る。↓ <a href="https://t.co/0nFP4dUNJi">pic.twitter.com/0nFP4dUNJi</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1590003320923779073?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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アイヌ語の「チャシ」は砦のことをいうのだと思っていたら、ある日「柵、囲い」の意味があると知り、ちゃつはチャシがなまったのでは?と考えた。その話を学芸員さんにしたら「新冠には駒チャシというのがあった」そう。この辺りでは有力な説で浸透しているよう。うれしい!!<br>
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アイヌ語に馬を表す言葉はなく、もちろんアイヌコタンに馬はいなかった。ただ動物の扱いがもともと上手なアイヌは、馬の扱いを和人に教えていたと聞く。このあたりの歴史が気になっている。<br>
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ちなみに町長にも、町長になって初めてお会いしたよ~昔より柔和な表情に見えました☺<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">↓いや〜楽しかった!!!素晴らしい体験をさせていただきました✨✨ありがとうございました!! ちなみに町長にも、町長になって初めてお会いしたよ~昔より柔和な表情に見えました^_^ <a href="https://t.co/vgF7IxowoM">pic.twitter.com/vgF7IxowoM</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1590004438890344450?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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2022.11.08
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重種馬の魅力を考えるシンポジウム まとめ
11月3日、とかちプラザで「重種馬の魅力を考えるシンポジウム」が開かれました。私はパネルディスカッションのみ聞かせてもらいました(矢野さんすいません)。<br>
この中で、お話をかいつまんでまとめてみました。画像はツイッターより。<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">3日は「重種馬の魅力を考えるシンポジウム」が開かれました。私はパネルディスカッションのみ聞かせてもらいました(矢野さんすいません)。<br>この中で、お話をかいつまんでまとめてみました。<br><br>Twitterの文字数に合わせています。インスタは少し長め。<br>↓ <a href="https://t.co/jS2MlHmATK">pic.twitter.com/jS2MlHmATK</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1588520327478640641?ref_src=twsrc%5Etfw">November 4, 2022</a> <br>
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佐々木啓文氏(生産者)<br>
またたく間に200キロ増えるのは、相撲部屋みたいなもの。素直で無駄なことしない馬、といえばオイドンがそうだった。気にくわないことがあると反抗はするそうだが。<br>
世界中で、大型馬は無用の長物になっている。愛好家が飼うくらいで、使い道がないのが現状。ばんえいがなくなったら重種馬がいる必要がなくなる。貴重な人材を作っていかなくてはならない。<br>
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金山明彦調教師<br>
力がある馬は無駄なことをしないから素直な馬が多い。そういう馬は伸びてくる。体もできて力もついてくる。ずるい馬とは反抗する、従わない馬。<br>
キンタローは素直なおとなしい馬。スピードないのになんで強いのかな、というと障害の強さと降りてからの強さがあった。余計な力を使わないから辛抱強く、ゴールまで止まることがなかった。<br>
マルゼンバージは体高があり、ベルにしては力があった。<br>
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金田利貴騎手<br>
ベストレースは柏林賞。厩舎に獲らせてもらった印象が強い。今ならもっとうまく乗れるかな。<br>
今の馬は真面目だと聞く。山を降りて走って行く馬は真面目。それを崩さないよう乗らないといけない。<br>
(ぶっとぶ馬、について)「何考えているのかな」とパドックで乗ってから、ゴールまでけんかしないようにする。<br>
決勝線を抜ける瞬間は何回でも味わいたい。<br>
馬の魅力は「こたえてくれる」こと。毎日えさをやったり調教したりしてきて、レースで応えてくれると感じることがある。<br>
いろいろなスポーツ出身の人が居る。騎手の門戸は広いと思うからチャレンジしがいがある。競馬場の人は思ったより優しい(笑)、丁寧に教えてくれる。<br>
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(矢野さんが「ぶっとぶ馬がいるそうで」という話をふったとき「聞いたことあります」って答えてましたが、むしろよく見ているのでは…と)<br>
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田中祥子氏(家畜改良センター十勝牧場)<br>
血が濃くならないよう、こういう形が産まれると予測しながら配合を考えている。<br>
どんなブル、ペルが求められているか生産者と話をしながら決めている。予想外の馬が出ることもあるが、そのような馬の評価が高いこともある。<br>
重種はサラブレッドに比べ、優しい目をしていて「こんな穏やかな馬がいるんだな」。穏やかでおおらか。応えてくれるのは馬の魅力。<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">写真貼り忘れた💦<br>オンラインで見られるようになるといいですね。 <a href="https://t.co/lAbYIzMv3k">pic.twitter.com/lAbYIzMv3k</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1588522898058514432?ref_src=twsrc%5Etfw">November 4, 2022</a> <br>
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質疑応答の時に、ファンの方から意見。<br>
「今は重賞が8、9時。自分の馬がいるのに夜行かれない。北見、釧路の人もいて帰るのは夜中になる。ファンも疲れてしまう。ネットで売れるってもうかればいいのさ。時間を元に戻してほしい」。<br>
矢野さんが丁寧に売り上げについて説明されていましたが、ファンの方にとったら知ったこっちゃないんですよね。現地人は全体から見て売り上げの数%だけど、そのために実際、我慢ができるか。これに限らず、地元ファンにストレスがかかっているな、と思うことはある。<br>
このような集まりで、内容とは別の文句が出ることも初めてではない。<br>
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追記です。この方は、北見などの友達も同じことを言っていて、「言ってきてくれ」と言われたと話していました。<br>
私はオレノココロとコウシュハウンカイを生産された六車さんが、レースを見たいけれど遅いから生で見られないと話していたのが気になっていました。<br>
また、観光客が2歳馬や下位クラスのレースだけ見て帰ってしまうのももったいない。障害越えられないレースばかり見ることになるのも…。<br>
大きなオープンクラスの馬たちの迫力を見てこそ、ばんえい競馬だと思うのだけど。なので高知のように夕方あたりに重賞を行うのはどうかなと思っている。<br>
もちろんネット販売が大事なのはわかる。自分は地元民の声に寄り添っていきたいし、ファンとしての思いを大事にしたい。<br>
存続運動の署名がファンから集まったことを忘れないからだ。
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2022.09.28
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富良野市へ
さて、富良野では9月第2週に行われているポニーばん馬を見に行くのに合わせてあちこち訪れました。<br>
「フラノトレッキングサポート遊馬」はトレッキングも行っていて、ポニーに中間種、たまにばん馬もいる。犬もたくさんいて楽しい場所。観光地ならでは。<br>
私はガーデンめぐりも好きですが、「風のガーデン」の奥のほうに馬がいて驚いた。近くの乗馬施設の馬なのか…活用すればいいのにな。<br>
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ニングルテラスに「北の国から資料館」ができていたので見てきました。入口に柴巻が。<br>
北の国からといえば笠松のじいさんですね。説明を読むと麓郷開拓の貢献者だったそう。<br>
年表を確認すると、80年秋に黒板家が富良野へ。81年1月、純と雪子が笠松のじいさんの馬に助けられ、4月に「馬は売った」→端から落ちて死亡、という流れだったのか。<br>
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馬の写真が1枚展示され、ガラ掛けには「河村造材部」とありました。<br>
上富良野の方かな? さすがにそこまで中畑木材にはしていなかったのか…。<br>
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展示内容で衝撃だったのは、実現しなかった「北の国から 2021 ひとり」の内容でしたw<br>
順路の矢印のところに「純路」ってあって、クッソwww<br>
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さて、ばん馬が終わってから富良野市博物館へ。<br>
自然史の学芸員さんがいることがわかりやすいくらい自然科学系が詳しい。<br>
富良野は北海道でも開拓が始まるのが遅かったようです。場所的に、そうか…。<br>
馬に関するものは、こちらも他同様、そんなに多くはないです。<br>
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展示撮影OK! SNSにも載せてね!とあるので安心できる…さすが市の博物館…<br>
<p lang="ja" dir="ltr">最後は富良野市博物館へ。<br>自然科学系がかなり詳しい!その後、歴史。富良野は開拓が遅かったそう。寒冷地でありながら稲作に挑戦した地域で、馬耕は代かきの写真でした。<br>2階には林業の歴史展示があり、「ガラ掛け」きれい。きれいなガラ掛けを作る文化があった町はどのくらいあるのだろう。 <a href="https://t.co/FxSWnunFDC">pic.twitter.com/FxSWnunFDC</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1569675210437308416?ref_src=twsrc%5Etfw">September 13, 2022</a> <br>
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馬耕と代かきの写真のところでは、ARで動画も見られた。<br>
馬関係では、雪が残って馬橇が使える早春に、水田に客土を運ぶシーンが流れた。<br>
驚いたのは馬が通れるようにと人が一生懸命雪かきをするシーン。丸バチで道作らないんだ…<br>
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「酔っぱらった主人を家に連れて帰る」話や馬頭観音など馬とのつながりについて説明されたパネル、詳しくて良い…<br>
仔馬もいた…。こんな感じの仔馬、どこかにいたんだよな。滝上かな。<br>
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2階は林業の歴史展示があった。きれいなガラ掛け。山部の「斎藤馬具店」で作られたよう。<br>
美しいガラ掛けを作る文化がある町がどのくらいあるのかな。<br>
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そして農耕馬は戦争に向かいます。<br>
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面白かったのは昭和の歴史コーナー。レインマンやラストエンペラーのポスター、小比類巻かほる、長渕の乾杯などのレコードジャケットが貼られていて衝撃。ワードプロセッサーやブラウン管テレビも展示されていた。昭和は歴史遺産になりにけり…<br>
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ちょうどどろ亀さんとC.W.ニコルさんの追悼展を開催中。<br>
どろ亀さん、名前くらいしか知らなかったけど東大演習林にいたから富良野で企画していたのか…。すっかり感動。本読もう…<br>
C.W.ニコルさんのコーナーでは、アファンの森財団のアファンホースプロジェクトの紹介もありました。<br>
<a href="https://afanhorseproject.jp/">https://afanhorseproject.jp/</a>
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2022.09.28
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中富良野町へ
上富良野の訪問が早く終わったので、午後は中富良野町郷土館へ。<br>
児童館と併設。金曜午後に行ってしまったため子どもたちがわんさか! 郷土館を見に来た旨を伝えると、「今鍵開けますね~」と子ども3人くらいにくっつかれた係員さん。すいません…<br>
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思ったより広くて詳しい。北海道の郷土館あるあるなのだけど「ドサンコ」が北海道和種馬のことをいうのかばん馬のもとになった大きな馬をいうのか、わかりにくい表記が多い。<br>
中富良野には大正時代にドサンコが入り、その後アングロノルマン系が入り活躍と。ア・ノまで書いてるので道産馬ということで理解していいのかな。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">中富良野町郷土館。<br>蹄鉄が並んでいてびっくり!引いて撮り忘れたがずらっと並んで壮観。柴巻🛷やガラなどが置かれていた。昭和40年代の映像コーナーでは草ばん馬も!<br>農作業風景を描いた絵がいいですね。 <a href="https://t.co/9Ly4gQ72EK">pic.twitter.com/9Ly4gQ72EK</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1569672554595647490?ref_src=twsrc%5Etfw">September 13, 2022</a> <br>
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中富良野はこちらの歴史エッセイが参考になります。<br>
このような翁の存在いいですよね。<br>
<a href="https://www.town.nakafurano.lg.jp/hotnews/detail/00000315.html?utm_source=pocket_mylist">https://www.town.nakafurano.lg.jp/hotnews/detail/00000315.html?utm_source=pocket_mylist</a><br>
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少し進むと蹄鉄が50個くらい並んでいてびっくり。工夫をこらした蹄鉄にはそれぞれ説明がつけられている。氷上、秋、競走馬、など。<br>
後藤武雄さんという装蹄師さんが寄贈したものらしい。釘もある。<br>
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あとは、柴巻橇にガラとわらび型、プラウなど、郷土館でよく見るものが展示されていた。<br>
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感動したのは「映像コーナー」。<br>
昭和40年ころの映像が4本あり、そのうちの一つは「お祭・ばん馬競争」(表記ママ)。この時代はかなり大きな馬。<br>
「農作業の様子」でも藁を運ぶ馬がいたけど、そのほかの農業動画で馬は出てこなかった。もう馬は少なくなっていたのかな。<br>
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農作業中の馬、俵を運ぶ馬、雪の上で客土を運ぶ馬?を描いた酒井信雄さんという方の絵や、別の方から寄贈された馬耕の写真もあった。<br>
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中富良野では、竹久さんという方がばん馬の生産を行っていて、北央産駒特別の常連。オレワチャンピオンなどを生産している。<br>
お忙しいようでご挨拶はできず場所だけ確認したが、畑の中にぽつんと馬!!<br>
馬がいる場所って雰囲気でだいたいわかるのだが、今回は難儀した……<br>
いつか、活躍の秘訣などを伺えればと思っています。
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2022.09.28
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上富良野町へ
上富良野町には「馬の霊園」がある。そのほかにも馬魂碑があったり馬頭観音が多かったりと馬への思いが強い地域と感じ、この付近の碑や郷土資料館を訪ねることにした。<br>
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まず「馬の霊園」。こちらのサイトによると、馬の霊園条例があるのは全国でもここだけとか。<br>
こちらのサイトのおかげで霊園のことを知ることができました。ありがとうございます<br>
<a href="https://bellac.web.fc2.com/Resized3/261005.htm">https://bellac.web.fc2.com/Resized3/261005.htm</a><br>
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<p lang="ja" dir="ltr">上富良野町にある馬の霊園へ。馬頭観音は各地にあれど、霊園はここしか知らない。馬頭さんや卒塔婆がある。富良野地区は馬頭さんも多いように感じる。どれだけ馬と人との関係が密接なんだろう?と上富良野、中富良野の郷土資料館を訪れたが、資料は少ない。それでも新しい発見もあったので後日。 <a href="https://t.co/tIZI5Re7xM">pic.twitter.com/tIZI5Re7xM</a></p>— ゆか (@primoordine) <a href="https://twitter.com/primoordine/status/1568195328238841857?ref_src=twsrc%5Etfw">September 9, 2022</a> <br>
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人間の霊園のそば、坂をのぼったところにある。<br>
看板が外れていたので、下に蛇がいないかドキドキしながら持ち上げて置いておいた汗<br>
卒塔婆が倒れていたのか、減っていたよう。雪の影響もあるのだろうか。<br>
花やズッキーニ(?)の置かれた卒塔婆もあったので、長年守られているところもあるようだ。<br>
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その前に、何か調べられればと上富良野町郷土館を訪れた。<br>
中心は十勝岳噴火。そこからどのようにして立て直してきたかという三浦綾子の「泥流地帯」の世界。今映画化プロジェクト実施中。まだ映画化されていないんだって印象。ぜひぜひ全世界に上フを。<br>
<a href="http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/index.php?id=2137">http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/index.php?id=2137</a><br>
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<p lang="ja" dir="ltr">時間があったので、十勝岳爆発横死牛馬追善記念碑へ。馬25頭と家畜が犠牲になった十勝岳噴火。十勝岳はあんなに遠いのに、広い地域を埋め尽くした。十勝側からは見えにくい山というのも不思議。詳しくはブログにまとめます。原点回帰。 <a href="https://t.co/UOjV4Bh12F">pic.twitter.com/UOjV4Bh12F</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1569483610851516416?ref_src=twsrc%5Etfw">September 13, 2022</a> <br>
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さて、馬の資料は思ったより少ない。開拓においても火山性の土地でどのように開墾するか、と工夫してきた土地のよう。<br>
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駄載の写真や、駄鞍がある。道南のイメージだったので意外。<br>
泥流地帯だからと勝手に意味づけてしまうが、他地区に写真や資料がないだけなのか。<br>
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馬耕は稲作が多いのが富良野らしい。<br>
ちなみにこの時期富良野地区は収穫っさかりで、どこも忙しそう。玉ねぎはこんなに獲ってた?ってくらいどこでも見かけた。ほかにはトウキビ、何か豆。稲穂が輝いていた。<br>
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資料館では外にある第2資料室も開けてもらった。というか郷土館自体職員は常駐していなくて、近くから公民館の人が来て開けてくれる。<br>
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駄鞍はこちらにあり、馬橇も数種類あってちょっと安心。<br>
林業の町のはずなのに、なんで馬搬道具がないのかと思っていた。<br>
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Jを寝かせた「柴橇(柴巻橇)」や、丸太の端を載せる「たま橇」など各地の資料館でよく見るもののほか、平面の「ベタ橇」「藪出用バチ」も展示。使い方は同じなんだろうけど、違いはなんなのだろう。<br>
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それから、十勝岳爆発横死牛馬「追善記念碑」へ。<br>
農家さんの自宅の一角で写真を撮るのも憚られる…<br>
馬25頭と、牛や豚などの家畜も犠牲になった。<br>
十勝岳はあんなに遠くに見えるのにな。<br>
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十勝と名がつくのに十勝からはほとんど見えない十勝岳。<br>
十勝川の源流があるからだそうで。<br>
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開拓記念館(こちらも十勝岳噴火関連とのこと)は金曜休みでした。<br>
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何か忘れてると思ったら、馬魂碑に行き忘れた!<br>
場所も確認しようと思ったのになぁ。富良野は意外と帯広から近いので、またの機会に。<br>
<a href="https://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/hp/saguru/2809nakamura.htm">https://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/hp/saguru/2809nakamura.htm</a><br>
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<p lang="ja" dir="ltr">上フじゃあ、上フに来たぞ!!と、なぜ上フで喜ぶかというと。その昔、ばんえいには山本幸一調教師が2人いたので、出身地から「上フ」「東川」と分けていました。上富良野出身は山本正彦調教師のお父様です。そのせいか?機会があれば上フと言いたがります、ってそんな人は少数か…<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a> <a href="https://t.co/bJUbxHcSlu">pic.twitter.com/bJUbxHcSlu</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1568956780880994305?ref_src=twsrc%5Etfw">September 11, 2022</a>
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2022.08.31
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ばんえい本のご紹介⑦ 2022編①
ばんえい本紹介シリーズ。<br>
以前まとめて紹介してから出版されたものや、紹介し忘れとかが出てきたのでご紹介します。<br>
サラブレッド中心の競馬本に1章ばんえい、となるとキリがないから紹介していなかったのですが、今後やっていこうと思っています。<br>
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「馬のいた風景」(斉藤俊彦、中西出版、2014)<br>
<a href="https://www.amazon.co.jp/%E9%A6%AC%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%9F%E9%A2%A8%E6%99%AF%E3%80%90HOPPA%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%80%91-%E6%96%89%E8%97%A4%E4%BF%8A%E5%BD%A6-ebook/dp/B00RKOBE3Q?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2LEIAHG4KQMZN&keywords=%E9%A6%AC%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%9F%E9%A2%A8%E6%99%AF&qid=1661945054&sprefix=%E9%A6%AC%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%9F%E9%A2%A8%E6%99%AF%2Caps%2C218&sr=8-1&linkCode=li2&tag=shibafu09-22&linkId=26219f08dcf91ffdb079daeb101b8cfc&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=B00RKOBE3Q&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=shibafu09-22&language=ja_JP"></a><img src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=shibafu09-22&language=ja_JP&l=li2&o=9&a=B00RKOBE3Q" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br>
江別市史を編纂していた著者による、江別の馬について記した本。<br>
馬橇に馬車、草競馬に草ばん馬、馬の仕事と、馬だけの郷土史をここまで丁寧にまとめられたとは!!<br>
これが全市町村あれば…と思う。今後馬の歴史を調べていく際にバイブルとなる本だと思います。<br>
馬との日々が伝わります。<br>
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「土に贖う」(河﨑秋子、集英社、2019) 「うまねむる」<br>
<a href="https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%9F%E3%81%AB%E8%B4%96%E3%81%86-%E6%B2%B3%E5%B4%8E-%E7%A7%8B%E5%AD%90/dp/4087712001?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1LWGZ1OFM5SPT&keywords=%E5%9C%9F%E3%81%AB%E8%B4%96%E3%81%86&qid=1661945813&sprefix=%E5%9C%9F%E3%81%AB%E8%B4%96%E3%81%86%2Caps%2C247&sr=8-1&linkCode=li2&tag=shibafu09-22&linkId=499ff817793b9d3427d90b7dc2ec2e6e&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4087712001&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=shibafu09-22&language=ja_JP"></a><img src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=shibafu09-22&language=ja_JP&l=li2&o=9&a=4087712001" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br>
「颶風の王」で三浦綾子文学賞とJRA賞馬事文化賞を受賞した著者による7編の短編集。<br>
そのなかの「うまねむる」は江別の蹄鉄屋に生まれた主人公が見た、働く馬、馬の死、弔い。馬と生活するってこういう日々なんだと胸にしみます。<br>
別海出身の河﨑さんの作品は、北海道の開拓から昭和までを伝えてくれて、開拓者すげぇ…ってなります…。<br>
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<a href="https://working-horse-as-jp.jimdofree.com/%E4%BC%9A%E5%A0%B1%E3%81%AF%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%8F%E9%A6%AC/">「会報 はたらく馬」</a><br>
「はたらく馬協会」の会報です。全国で馬耕や馬搬、駄載などを行っている方の話が掲載されています。<br>
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以下は、これまでテーマで紹介していた写真集、漫画、鳴海さんに追記していたものを再掲します。<br>
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「輓馬 —BANEI KEIBA—」<br>
<a href="https://www.amazon.co.jp/%E8%BC%93%E9%A6%AC-%E2%80%94BANEI-KEIBA%E2%80%94-%E5%B1%B1%E5%B2%B8-%E4%BC%B8/dp/4023318396?crid=3MI9N49IEFSZR&keywords=%E5%B1%B1%E5%B2%B8%E4%BC%B8+%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84&qid=1661944044&sprefix=%2Caps%2C403&sr=8-2&linkCode=li2&tag=shibafu09-22&linkId=3f2dd585acf185ddb233cd78baccc1ff&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_il" target="_blank"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&ASIN=4023318396&Format=_SL160_&ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=shibafu09-22&language=ja_JP"></a><img src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=shibafu09-22&language=ja_JP&l=li2&o=9&a=4023318396" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br>
2019年に発行された、 とかち帯広観光大使であるカメラマン、山岸伸さんの3冊目となるばんえいの写真集。グラビアアイドルを中心とした写真集は400冊を超えているそうで、その中のばんえい、貴重ですね。<br>
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漫画はまだ知らない作品がたくさん眠っているかもしれません。今年2月に追記しました。<br>
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「ケンよ 私の心に」(久木田律子、りぼん1976年11月~1977年2月)<br>
Twitterで話題になり、知りました。馬主協会のホームページからダウンロードできる、<br>
「<a href="https://t.co/NmhmiGm7nV">ばんえい DRAFT HORSE</a> No.7(1977年4月)」48、49ページで紹介されています。見逃してた…<br>
ここにある内容を読むといかにも昭和な……祖父母に引き取られたヒロインひろみがばん馬のケンと出会い、成長していく話…だと思うのですが、かなり重いもの引きずってる小学生だ……<br>
ばんえいについて、丁寧に紹介されています。ケンの調教をつけるおじいさんに「やめて!ケンをいじめないで」というひろみ。おじいさんは「ばん馬にとってこんなソリをひくことくらい何でもない。もともと荷馬車や材木を引くようにできている馬。こうすることによって体も鍛えられ力がつく」と説明しています。<br>
そして「一年中一緒に働いてきた馬と人間が一心同体になって楽しめるレースなんか他にあるか?」と、キラキラした表情で魅力を語ります。こんなオヤジいるww<br>
いろんな部分で、ばん馬の本質をとらえているように感じるので読んでみたい作品です。<br>
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DRAFT HORSEを読むと以下の漫画もありました。<br>
「ばんばの無法松」(作者不明、特集漫画1976年10月号、日本文華社?)<br>
東京から来た雑誌記者と豪快な騎手「松」との出会いと恋物語。<br>
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こちらも2月に追記。鳴海さんのばん馬三部作の最終話。<br>
「14歳、夏」(徳間文庫、2021)<br>
ばん馬三部作の最終話。ということで、ダイチと楓子も、矢崎元調教師も登場。2008~10年に連載していた「家族ばんばん」を、東日本大震災もあったことから大幅に改稿したものだそう。<br>
草ばん馬のシーンもあり。経済動物と命について考えさせられる。舞台は2008、09年だけど最近とだぶるシーンも。<br>
何度も有楽町のジンギスカンが出てきて、食べたくなります(笑)。<br>
<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=as_li_qf_sp_sr_il?ie=UTF8&tag=shibafu09-22&keywords=14歳、夏&index=aps&camp=247&creative=1211&linkCode=ur2&linkId=dc62f8ea0d2fa28b3d7b1eea553f2f69"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&MarketPlace=JP&ASIN=4198946671&ServiceVersion=20070822&ID=AsinImage&WS=1&Format=_SL160_&tag=shibafu09-22"></a>
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2022.08.28
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2022年8月の記事
ウェブハロンのレースハイライトで書かせていただきました。<br>
ばんえいグランプリ。<br>
<a href="https://www.keiba.go.jp/furlong/2022/20220814_01/">https://www.keiba.go.jp/furlong/2022/20220814_01/</a><br>
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その2日後の道営・王冠賞も書かせていただきました。大雨で通行止めが相次ぐ中ぎりぎり到着…<br>
<a href="https://www.keiba.go.jp/furlong/2022/20220816_02/">https://www.keiba.go.jp/furlong/2022/20220816_02/</a><br>
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ばんブロの「ばんば牧場便り」も書いていますが、こちらでは紹介していなかったですね…ちょっと昔のも。<br>
今年は馬パラチフスが出たため牧場に行くことを控えていました。<br>
出産が終わって一気に更新です。ってもっと行きたい場所もありますが予定はつかないし天気は悪いしで、なかなか行けないまま。<br>
ばんえい牧場にも行って、オレノココロ取材しなきゃと思っていたところでした。馬は早く会わないとだめですね。<br>
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2022年08月24日【 Vol.048 】第51回十勝総合畜産共進会 <br>
<a href="https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202208240000/">https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202208240000/</a><br>
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2022年08月17日【 Vol.047 】第60回鹿追町競ばん馬競技大会<br>
<a href="https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202208170000/ ">https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202208170000/ </a><br>
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2022年07月27日【 Vol.046 】カネゾウがいる小清水町の林牧場 <br>
<a href="https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202207270000/">https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202207270000/</a><br>
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2022年07月21日【 Vol.045 】ホリセンショウのいる平取町の樫野さんの牧場 <br>
<a href="https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202207210000/">https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202207210000/</a><br>
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2022年06月30日【 Vol.044 】ばんえいアズキとコムギ牧場 <br>
<a href="https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202206300000/">https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/202206300000/</a>
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