発行日時 |
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2024.03.24
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鷹栖の馬具
今年に入り、鷹栖町郷土資料館が所蔵する馬の装蹄用具や馬具が、国の登録有形民俗文化財に登録された。<br>
馬具が文化財に。それが鷹栖、と聞いて驚いた。ポニーばん馬をやっている人がいること、昔ポニーばん馬をやっていたことしか知らない。しかし、記事を読むと早いうちから資料をまとめていた人がいたようだ。<br>
そこから発展して演劇やイベントなどさまざまな企画が生まれている。<br>
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馬耕がもたらす恵み 演劇、観光ツアー… 上川・鷹栖の装蹄用具、文化財に<デジタル発>:北海道新聞デジタル<br>
<a href="https://www.hokkaido-np.co.jp/article/989249/ ">https://www.hokkaido-np.co.jp/article/989249/ </a><br>
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先日流れていたグリーンチャンネルの「競馬ワンダラー」の再放送を見ていたら、今金町が出てきた。今金?!(申し訳ないけど)馬にゆかりはないだろうから、行くことはないと思っていた町だ。<br>
しかし短期間だが競馬場があったという。馬頭観音も作られた。見識の広い住民の方がわかりやすく魅力的に説明をしてくれて、大変興味深かった。<br>
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馬文化を残してきた人に感謝するばかり。できるだけ早く、先人に話を聞いておかなくてはと思いながらほとんどできていないことに反省。<br>
馬文化を残していこうとしている若い人が増えているのはうれしいし、少しでもその手伝いができればと思う。<br>
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2024.03.15
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独断と偏見の帯広観光① 2024.3編
「帯広に来たらとりあえずこれを食べておいたらネタになる」的なものをまとめます。の2024年版。<br>
ばんえい記念までにすべて今年度版に更新したかったのに、競馬場編しかできず。<br>
いまさらですが参考になれば。<br>
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1は競馬場編。<br>
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〈競馬場内〉<br>
位置関係はこんな感じ<br>
(スタンド中央)[キッチンばんえい]テーブル[鯛焼き]売店 リッキーハウス|[ばかうまや][れんが亭(期間限定)](スタート・入り口側)<br>
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・1階中央「キッチンばんえい」<br>
競馬場グルメとしてよく紹介されるカレーラーメン。ラーメンにカレーがかかっているだけだけど、ふと食べたくなる味。<br>
「ばんバーガー」もあります。一般的な競馬場食堂ですが外さないです。<br>
アメリカンドッグは、道東でしか見られない砂糖がけ。<br>
閉まるのが早いので気を付けて。2階の同系列店は人が多いときだけ開く。<br>
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・たい焼きとかの店 1階中央<br>
↓ばかうまやさん系列。<br>
たい焼き、お好み焼き、焼きそばなどの粉もん屋。私はほとんど食べない汗<br>
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・焼き鳥「ばかうまや」<br>
2020年オープン。スタンド入り口(スタート側)で焼き鳥を売っています。<br>
私が好きな「美唄もつ串」のほか、基本のとり、ぶたも小腹満たすのに最高…<br>
「エゾ鹿串ジャンボ」「ラム串ジャンボ」なんてのも。馬券当たったら買うよ~<br>
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・「焼肉ハウス れんが」 5月下旬~10月上旬<br>
外で競馬を見ながらビールと焼き肉。焼き肉、安くはないけど気分は良い。百人単位の団体も受け入れます。<br>
一時期土日ランチやっていたんだけど、今年やってくれるかな…<br>
<a href="https://www.nokyoren.or.jp/kounou/yakiniku/">https://www.nokyoren.or.jp/kounou/yakiniku/</a><br>
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〈とかちむら〉<br>
私はきくちやで豚丼食べて、マテナのコーヒーとストーブハウスのケーキで完成します。(またはパン)<br>
十勝管内、あちこち食べ歩きしていますがこの3店はその中でもトップクラス。<br>
とかちむらを応援してのコメントじゃないのよ。本気でうまい。それがそろっている。<br>
よく帯広に来る人はこのコースの人が多いように思う。<br>
イートインスペースを中心にこの3店があるという理由もあるかも。<br>
<a href="http://tokachimura.jp/">http://tokachimura.jp/</a><br>
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・ペイストリーストーブハウス<br>
おいしいケーキとパンの店。なんでもおいしい。<br>
しかも自社農園でつくる無農薬、無肥料の甜菜を原料としたてん菜糖を使い、小麦粉も自家製粉。十勝にこだわっています。<br>
パン、こう来たか!?と感動するよ…<br>
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・ぶた丼きくちや<br>
豚丼。甘さ控えめのたれで、私今帯広の豚丼店で一番好きかも。<br>
山わさびをいつも頼んでいます。今休んでいますがハンバーグとか生姜焼きとか定食もみんなおいしい。<br>
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・マテナ珈琲<br>
コーヒースタンド。コーヒーおいしいんです…おちつく。<br>
カフェメニューもいろいろあるよ~。練り切りとかも登場します。<br>
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・紫竹ガーデンカフェ<br>
スコーンやマカロン、バラのソフトクリームなどがあります。<br>
きくちやとかと建物が別ということもあって(すぐ隣だけど)あまり行かないのですが、バラのソフトクリームやスコーンなど、こちらもおいしいんです。<br>
とかちむらスタート当時から続いている、唯一の飲食店です。応援の気持ちが続いているんだと思います。<br>
<a href="http://shichikugarden.com/cafe/">http://shichikugarden.com/cafe/</a><br>
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・産直市場<br>
野菜やお土産、十勝でつくられたものなどが大集合!<br>
野菜は掘り出し物があってお得なので、いつも買ってます。<br>
札幌にいたときも、競馬場に来たら必ずここで野菜を買っていました。十勝の野菜ってなんか違う。葉物が濃い。<br>
ばんえいグッズもあるよ~。<br>
日替わりで十勝管内のパンを売っています!北海道らしい飲み物もあります。<br>
壁にある豆で作られたばんえいのアートも見てね!<br>
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・自動販売機<br>
おいしい上士幌のパンやさん「トカトカ」の自販がとかちむらの前にあります。<br>
資料館のほうには佐々木畜産の肉もあるよ。「肉くじ」はお得らしい。<br>
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2023.08.23
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死を伝える
活躍している現役馬や繁殖や馬車などで有名な元競走馬が、病気やけがで命を落とした時は、ファンに伝えるのが義務だと思っている。辛いことだがその作業も競馬の一部だろう。サラブレッドでは当たり前の流れになっていると認識している。<br>
隠すではなく死んだ馬のことは振り返らないという気持ちもわかるけど、競馬業界はファンありきということがもっと浸透してほしい。<br>
そう強く願うからこそ、丁寧に発表してくださる関係者の方には感謝したい。<br>
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キタノユウジロウの死が発表された。取材時にちらっと挨拶はしたが(馬房で暴れてた)、見学が始まってからゆっくり会えるだろうと思っていたから残念だ。<br>
ばんえいは、競走馬を引退してから長生きできない馬が多い。競馬場時代から変化した飼養環境もあるだろうし、もともとレースができない状況で、せめて種馬に、繁殖にという馬もいただろう。<br>
誰だって、実際の死因なんてわからない。人間だってそんなことはある。<br>
それなら愛され、そして寿命だった、と思って供養するのが馬に対してできることだと思っている。<br>
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ばんえい牧場は見学も受け入れ、馬の死をきちんと伝える牧場だからありがたい。<br>
ここ最近、自分がブログなどで最初の死を伝えることが多くて、なんで私ばかりが、と参っていた。私が言っても信じられない人はいるだろうし、以前のように主催者が発表してほしい。最近は行わなくなってしまったね。<br>
まぁ必要だと思うからやるけどさ。いろいろ疲れたよ…<br>
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閑話休題。<br>
そんな丁寧なばんえい牧場に対して「最近多いよね」と聞くことが多かった。私の感覚ではそうは思わない。タイミングもあるし、複数の種馬がいるから自然とそうなる。<br>
なによりほかの死があまりに発表されていなさすぎなんだと思う。<br>
あれだけ馬を愛して丁寧に馬をみてよく獣医師を呼んで、それでもなんだから仕方がないよね、という気持ちだった。<br>
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このままだと、「うちの牧場は馬がよく死ぬと思われる」から発表しないということになりかねない。というか実際そのような流れになっていると思う。<br>
ファンは馬の死に敏感だから、反応が辛いのはわかる。でも逆はかえって怖い。<br>
ばん馬の生産界もファンの存在を感じられるチャンスが増えていけばと思う。<br>
サラブレッドより格段に難しいことなんだけどね。自分たちで競馬を楽しむその周りにファンがいること、どうやったら気づいてくれるかな。<br>
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SNSでと思ったが長くなったのでこちらに書きました。<br>
ずっとSNS減らしてblogにっていってできてないね…今回いいタイミングかな。<br>
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それと。<br>
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競馬はレース以外にも戦いの場がある。だからファンは、戦中にある関係者の言葉を鵜呑みにしてはいけない。舌戦に飲み込まれてはいけない。<br>
サラブレッドのファン時代から心がけていることだ。
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2023.06.10
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庶民の娯楽
早い時間のレースに、観光客が増えてきた。ツアーバスも複数台並んでいるし、少しずつコロナ前の風景に戻ってきているように思う。<br>
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正直いうと、観光客が見る時間帯は下級クラスや2歳のレースばかりなので、障害を越えられない馬も多く「かわいそう」といわれがち。2歳を見て「大きい~」と話しているのを見ると「メインまで残ればもっと大きな馬が出るのになぁ」などと思ってしまう。<br>
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観光地化することに対して心の中で思うことはあるけれど、喜ばしいものとして受け入れるほかない。この中で「自分も頑張ろう」と思ったり、馬の性質にたどり着いたりしてくれる人がいてくれればと思う。<br>
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障害越えにわく場内を少し離れたところから見ていると、ふと昔の景色がよみがえった。岩見沢競馬場だ。<br>
同じように大勢の人がコース前に集まっていた。家族で訪れて馬券を買い、馬を応援する。牧歌的な光景として記憶に残るが、何が今と違うのだろうか。<br>
映え、誰でも撮りやすくなった写真、YouTuber。昔から自分好きはいた。昔は良かった、といえるだろうか。<br>
今でも庶民の娯楽でありうるのではないか。と、ゴールに流れゆく人の波を見ながら感じていた。
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2023.06.04
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まめに書くことにしよう
まめにブログを書くようにしよう。と、ようやく重い腰を上げたところです。<br>
SNSは楽だ。それに甘えて気持ちをまとめられていない自分を恥じている。<br>
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そもそも、競馬や馬のことは、一言で言い表せられるものじゃないのだ。<br>
馬と向き合いながら、いまだに答えを探している。<br>
答えをせかされる世界は生きにくい。<br>
SNSから少しずつ距離を置いて、自分の思いは丁寧に述べつつシンプルに生きたい。<br>
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ここ1、2年そんな話を何人かにしてきたのだけど、ほとんどの人に「noteがいいのでは」と言われる。<br>
noteのシステムは私の思いに近いのだけど、必然的にフォロワーに読まさる(北海道弁)のがね。(恥ずかしがり)<br>
原点だし、気づいた人だけに読まれるblogにと思っているけれど、<br>
半年前に「更新終了」と投稿したnoteに戻ろうかなって気持ちも4割くらいある。<br>
気が向いたらだなぁ。<br>
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2023.05.18
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北海道の牧場で 過去のばん馬大会を知る
<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/%25E5%258C%2597%25E6%25B5%25B7%25E9%2581%2593%25E3%2581%25AE%25E7%2589%25A7%25E5%25A0%25B4%25E3%2581%25A7-1979%25E5%25B9%25B4-%25E7%25A6%258F%25E9%259F%25B3%25E9%25A4%25A8%25E6%2597%25A5%25E6%259B%259C%25E6%2597%25A5%25E6%2596%2587%25E5%25BA%25AB-%25E5%25B2%25A1%25E9%2583%25A8-%25E5%25BD%25B0/dp/B000J8C2KO?&_encoding=UTF8&tag=shibafu09-22&linkCode=ur2&linkId=f0f1585aee21ee26a9fe4a193cca2ce7&camp=247&creative=1211">「北海道の牧場で」</a>(岡部彰、福音館書店、1979)。<br>
新ひだか町図書館で見つけて、帯広図書館で取り寄せをお願いしたら帯広にもあった。舞台は北海道北部としかないが、名寄とかそのあたりだと思う。<br>
稲作から酪農に転換した家に住む中学1年の一郎が主人公。当時の農家や子どもらの描写がとても良い。一節に輓馬大会の話がある。まぁここを一番読みたかったのだ。思っていた以上に、当時の大会についての描写が細かかった。<br>
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この地域の輓馬は農作業が一区切りした7月はじめ(半夏生)に行っていた。1970年ころの話だが、この地域はかなり機械化が進んでいて馬を使う人はほとんどいなくなっている。<br>
ただ、馬を好きな人は、輓馬のためにだけ飼っている。牛や馬の馬喰である一郎の伯父も、たまに馬を使って農作業や運搬をしている(仕事は少しずつ減っているが)。伯父の馬、タイガーはクリスマスに、デパートに頼まれて家庭にプレゼントを運んだそう。ほのぼの。<br>
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大会についても細かく書かれている。1歳、2歳、一般、重量といった今とほとんど変わらないクラス分け。本では2歳馬、3歳馬、農耕馬、重量引きと表記されていた。4種目は4~8組で予選を行い各組4~6頭。1位になった馬が決勝に進む。今では予選=決勝だが、当時の名残なのだと思う。<br>
300メートルのU字型で、150センチの山が2つ。400キロくらいを引くとある。重量引きだけは直線150メートルで900キロを引き、障害は一つだけ超える。手綱で追うことを「波打ち」と言っている。今は半分のコースだけを使うことはないので興味深い。その方法があったか!<br>
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大会の朝は花火が上がり、会場には露店が出て、重箱を持ち寄っての昼休み。家族のお祭りだ。<br>
馬は「金や銀の糸で刺繍された錦のガウン」をまとい(ゼッケンのようなものだろう)、頭に花を刺し、荷車やトラックには旗やのぼりを立てて競馬場に入る。馬が引く荷車に家族を乗せてくるところもあるようだ。レースでは家族総出で声援を送り、ゴールの出迎えや止まった馬を家族が取り囲む。来賓テントには優勝旗が飾られ、賞品はテレビや冷蔵庫、自転車、ラジオ、酒。<br>
馬を飼う人が減ったので、伯父は「今年こそ勝てるだろう」と意気込むが、旭川や富良野などからも来ていてかえって増えていた。地元の娯楽から、転戦する人が現れ競技色が強くなり始めた時代なのか。今は馬も人も少ないから、ほとんどの人が各地を巡ってばん馬を楽しむ。<br>
帰りは、酔っ払ってすっかり眠りこけたおじさんと御者を載せた荷車を、タイガーが引いて歩いて行くーという描写でその節は終わる。<br>
馬はいつも涼しい顔をして、人間どもの喧騒など関係ない風に描かれているのもいい。<br>
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ばん馬大会の基本は今とそう変わっていないことに気づけてうれしかった。<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">1970年頃の北海道北部の酪農農家が舞台の小説「北海道の牧場で」。<br>描写が素晴らしい。その中で地元のばん馬大会の様子が描かれている。家族総出のお祭り☺️基本は変わっていないこともわかり嬉しい。<br>詳しくはブログに書きました。<a href="https://t.co/vdSjFQaybj">https://t.co/vdSjFQaybj</a> <a href="https://t.co/A2CJLAbNZL">pic.twitter.com/A2CJLAbNZL</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1659142354333491200?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2023</a>
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2023.02.22
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競馬場の取材状況について
2月18日から表彰台前のフェンスが改修されました。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">18日から表彰台前のフェンスが改修されました。<br>口取り撮影に入る関係者は整理本部からパドックへ向かうのですが、知らずに入れなかった方を見てきました。檻のようと言っている方もいたのでよかった。ファンとの距離感ってこれだけでも相当違うと思います。中央の台は中継用カメラです。<br>2023.2.19<br>↓ <a href="https://t.co/827U3vXPEY">pic.twitter.com/827U3vXPEY</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1628054555043983361?ref_src=twsrc%5Etfw">February 21, 2023</a> <br>
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口取り撮影に入る関係者は整理本部からパドックへ向かうのですが、知らずに入れなかった方を見てきました。檻のようと言っている方もいたのでよかった。ファンとの距離感ってこれだけでも相当違うと思います。中央の台は中継用カメラです。<br>
小北調教師1000勝の表彰も久しぶりに外での表彰となりそうです。<br>
今はメディアも入れないのですが、入れた時代でも、この中だと近いし低いしで表彰者を撮りにくいので、私はあえて入らずに外から離れて高さを合わせて撮っています。<br>
(以前私が外で撮っているのが邪魔とネットに書かれたことがありますが、ばんえい記念以外は表彰を見る観客はそう多くなく、その時は10人程度。何を見てそう言ったのか💦)<br>
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表彰台の話ついでに、これからばんえいの取材に来る方への参考と記録の意味で、コロナ禍での重賞取材の流れをざっとご案内。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">表彰台の話ついでに、これから <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a> の取材に来る方への参考と記録の意味で、コロナ禍での重賞取材の流れをざっとご案内。<br><br>①<br>有観客になり、重賞の正面からの撮影が可能になりました。今年度途中から重賞以外の撮影もOKに。無事新人騎手の撮影もできました。<br>↓ <a href="https://t.co/hbs2Ov40kt">pic.twitter.com/hbs2Ov40kt</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1628055846583406592?ref_src=twsrc%5Etfw">February 21, 2023</a> <br>
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有観客になり、重賞の正面からの撮影が可能になりました。今年度途中から重賞以外の撮影もOKに。無事新人騎手の撮影もできました。<br>
受付をして広報担当者の案内でコースへ。今は10コース側からのみです(2歳戦はコロナ以前も常時)。撮影が終われば速やかに戻ります。横を歩く騎手にコメントを取りたいけど今は我慢です…<br>
そして、スタンドに戻ればここからが時間勝負。<br>
正面撮影に入ると全く展開がわからないので急いでレースを見返します。YouTube中継がなかった時は中継動画を画面録画してたなぁ…。レースを見て質問事項をまとめ、12Rの馬が入場を始めたら急いでパドックへ。コーン内側で口取り撮影(主催者→報道→ファン)。<br>
騎手インタビューを聞いてから、リモート取材の場所へ移動し調教師インタビュー(ばんスタのあと、報道から追加取材)。そのあと12Rがなければ騎手に追加取材。12Rに乗っていれば終わってから、という流れです。<br>
通常は私と勝毎さんしかいないのでこんな感じですが、ばんえい記念など報道が増える場合は少し変わるでしょう。<br>
おおよそこんな流れで取材をしています。多くの方にばんえいのレース取材に来ていただき、さまざまな視点でばんえいが伝わっていけば、と思います。お待ちしています。
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2023.01.30
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伝える
不利を受けて虐げられて馬に会うことさえもつらくなって、<br>
それでも文句は口に出さず「できることをやろう」と我慢してきた。<br>
理想を胸に正しいことをしていればいつか道は拓けると信じていたから。<br>
しかし悪化の一途をたどる状況で、少しずつ声を上げることにしたら、<br>
今起きたことをすぐに怒っているように思われてしまう。<br>
声を上げるってそれだけの覚悟がいることなのだろうけど、<br>
10年の蓄積は伝わらない。だからってその時に言えば良かったのか?<br>
悔しい。
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2022.12.18
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3人の新人騎手
新人3人は、それぞれ思い入れのある騎手です。<br>
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今井千尋騎手。<br>
勝ったときの写真、後ろの騎手たちが「初勝利か!?」ってちょっと微笑んだ顔をしているんですよね(笑)。<br>
まぁ、喜ばれているうちはまだまだなので。必死の形相にさせるくらいになってほしい。<br>
<p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E5%8D%83%E5%B0%8B?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#今井千尋</a> 騎手<br>皆が小さいころから見てきた。サラブレッドからばん馬の世界に戻ってきて、やはりこっちだ、向いている! とうれしかった。<br>厩舎育ちというより、たくさんの挫折を乗り越えてきたことが強みだと思う。笑顔の奥にある経験を力にして、これからの壁や期待に打ち勝ってほしい。<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a> <a href="https://t.co/aNYWEFsITm">pic.twitter.com/aNYWEFsITm</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1603285157771104256?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2022</a> <br>
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<p lang="ja" dir="ltr">今井騎手とブチオのクリスマス🎄<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%81%E3%82%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブチオ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E5%8D%83%E5%B0%8B%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%95%E3%82%93?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#今井千尋おばさん</a><br>2022.12.18 <a href="https://t.co/aRDbLIpCK1">pic.twitter.com/aRDbLIpCK1</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1604450782329602048?ref_src=twsrc%5Etfw">December 18, 2022</a> <br>
<a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1604450782329602048">写真はこちら</a><br>
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中村太陽騎手。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">最後の写真は、草ばん馬のアナウンサーと「おめでとー!」って言った時😂</p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1603287257360011265?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2022</a> <br>
グリーンチャンネルの「競馬ワンダラー」で森町のばん馬がテーマだったとき、当時高校生だった中村騎手を「騎手になるかもしれないから」って紹介できてよかったー!<br>
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小野木隆幸騎手。頑張ってほしいー!!<br>
最初は後ろ盾がなくても今活躍している渡来騎手とか、そんなイメージでこれから活躍してほしいなと思う。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">小野木隆幸騎手<br>キタノキセキの厩務員さんということで、勝手につながりを感じて夫婦で応援している。<br>別件でインタビューをした時、人当たりが良くて取材対応も助けられた。試験を受けていると聞いてと期待が広がった。器用な人なのかなと勝手に思っている。馬主さんなど関係者に好かれるだろうな。 <a href="https://t.co/uGJasUlJp3">pic.twitter.com/uGJasUlJp3</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1603300464136966145?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2022</a> <br>
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<p lang="ja" dir="ltr">9Rタケノダイマオーに騎乗した小野木騎手、2着。初勝利まで、もう少しだ!!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ばんえい</a><br>2022.12.17 <a href="https://t.co/O9ldbZ12dS">pic.twitter.com/O9ldbZ12dS</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1604049475114524672?ref_src=twsrc%5Etfw">December 17, 2022</a> <br>
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3人とも10日がデビュー日でした。<br>
合格発表翌日の記者会見はそれなりに記者が集まっていたけれど、3日のお披露目と10日は、道新と勝毎、うちら夫婦のみ。<br>
ちょっと寂しいな。
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2022.11.12
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どさんこ馬を知って楽しむ会に参加
10月23日、「どさんこ馬を知って楽しむ会」が北大静内研究牧場で開かれました。<br>
SNSにも載せましたがその画像と合わせてこちらにも掲載しておきます。<br>
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主催は北海道和種馬保存協会。<br>
普段は立ち入り禁止の北大研究牧場で馬を見られるなんて!!<br>
防疫の観点から、静内庁舎からバスで牧場へ向かいます。おがわじゅりさんバス!<br>
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まずは背中に荷物を載せて運ぶ「だんづけ」。芽室のD-baseから馬がやってきました! 胡麻さん働きます!<br>
北大の河合正人准教授の説明が面白かった。<br>
運ぶ仕事をしているうちに特性が出てきた。品評会でもよしとされているのは、X脚であること。背中が扁平であること、だそう。<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">↓まずは背中に荷物を載せて運ぶ「だんづけ」。芽室のD-baseから馬がやってきました! 胡麻さん働きます!北大の河合正人准教授の説明が面白かった。運ぶ仕事をしているうちに特性が出てきた。品評会でもよしとされているのは、X脚であること。背中が扁平であること、だそう。 <a href="https://t.co/PKnyGrsWWa">pic.twitter.com/PKnyGrsWWa</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1589999958199267328?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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それから側対歩を見せてくれました。「じみち」とも言い、札幌競馬場では開催後にじみちコンテストが行われていますね。<br>
河合先生によると、在来馬は1500頭いてそのうち980頭がどさんこ。30年前は3千頭いた。千はキープしたい、とおっしゃられていました。そのための会の活動です。<br>
ちなみに乳牛130万頭、肉牛250万頭に対し馬は7万頭ほどで「マイナーな家畜」である。この中で在来馬は1500。<br>
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北大ではドサンコのほかに短角種が100頭ほどいる。<br>
和牛は黒毛が99%で、残りはあか牛、山口の無角和牛、そして短角種。今時期は自然放牧しています。種牛は1頭だそう。<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">↓北大ではドサンコのほかに短角種が100頭ほどいる。和牛は黒毛が99%で、残りはあか牛、山口の無角和牛、そして短角種。今時期は自然放牧しています。種牛は1頭だそう。(牛は詳しくないのでツッコミどころあったらすいません)それだけに牛の話楽しい… <a href="https://t.co/iG9XmxxXM1">pic.twitter.com/iG9XmxxXM1</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1590000941822283779?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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放牧地も見せていただきました。もちろん普段見学はできない場所です。放牧は繁殖馬と不妊馬の2群。半分離乳していました。こちらでは飼育や行動観察などの研究が行われていて、馬体のイニシャルは母馬名(ブリーチのような感じで名前を入れる)。馬名は御料牧場と同じ名付け方で漢字2文字。「生年を表す漢字」が歌会始のお題とは知らなかった…。<br>
馬は通年放牧で、冬になると笹を食べられる場所へ移動します。<br>
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さて、流鏑馬です。こちらは北広島のホースフィールドワッツの道央流鏑馬会の方々。懐かしい面々にもお会いできました。美しい装いですね。素晴らしいコースです。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">↓馬名は御料牧場と同じ名付け方で漢字2文字。「生年を表す漢字」が歌会始のお題とは知らなかった…。さて、流鏑馬です。こちらは北広島のホースフィールドワッツの道央流鏑馬会の方々。懐かしい面々にもお会いできました。美しい装いですね。素晴らしいコースです。 <a href="https://t.co/Q25YMeQi2J">pic.twitter.com/Q25YMeQi2J</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1590002058375331840?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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馬体験も行われました。和鞍に新しい革の馬具がついていたので聞いたら、函館で作っているそう。ないなら作っちゃえ、という方本当に尊敬する…。和ハミだよ~<br>
終わってからドサンコの人気投票。私は胡麻に投票。見事1位でした!!<br>
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新ひだか町博物館の学芸員さんとも話ができた。ばん馬で、小さな放牧地のことを「ちゃつ」というのが謎だった。サラブレッドでも昔の人はちゃつと呼ぶらしい。<br>
<p lang="ja" dir="ltr">↓新ひだか町博物館の学芸員さんとも話ができた。ばん馬で、小さな放牧地のことを「ちゃつ」というのが謎だった。サラブレッドでも昔の人はちゃつと呼ぶらしい。アイヌ語の「チャシ」は砦のことをいうのだと思っていたら、ある日「柵、囲い」の意味があると知る。↓ <a href="https://t.co/0nFP4dUNJi">pic.twitter.com/0nFP4dUNJi</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1590003320923779073?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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アイヌ語の「チャシ」は砦のことをいうのだと思っていたら、ある日「柵、囲い」の意味があると知り、ちゃつはチャシがなまったのでは?と考えた。その話を学芸員さんにしたら「新冠には駒チャシというのがあった」そう。この辺りでは有力な説で浸透しているよう。うれしい!!<br>
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アイヌ語に馬を表す言葉はなく、もちろんアイヌコタンに馬はいなかった。ただ動物の扱いがもともと上手なアイヌは、馬の扱いを和人に教えていたと聞く。このあたりの歴史が気になっている。<br>
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ちなみに町長にも、町長になって初めてお会いしたよ~昔より柔和な表情に見えました☺<br>
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<p lang="ja" dir="ltr">↓いや〜楽しかった!!!素晴らしい体験をさせていただきました✨✨ありがとうございました!! ちなみに町長にも、町長になって初めてお会いしたよ~昔より柔和な表情に見えました^_^ <a href="https://t.co/vgF7IxowoM">pic.twitter.com/vgF7IxowoM</a></p>— 小久保友香 (@banbaphoto) <a href="https://twitter.com/banbaphoto/status/1590004438890344450?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a> <br>
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